今日もたのしく

出会いは楽しみ 楽しみは大切に

長引きそうです。

2019年09月26日 | ひとり言

相方が急性膵炎で入院して一週間となりました。

昨日のCT検査結果があまりよくなく、医師から入院は長引きそうだと言われた。

まだ、痛みと吐き気があり、腹水も多くなってきているようだ。

退院後の食事制限はアルコール性の膵炎と違い、さほどではないが嫌いな野菜はしっかり食べてもらうことになる。

 

 

今日、9月26日は伊勢湾台風が東海地区を襲った日。

baaba、小学5年生でした。

しっかり被災しましたが、父の判断で水が来る前に車で近くの熱田警察署へ避難した。

柔道場で一夜をあかし、前日の夕焼けも見事だったが、翌朝の青空は今まで見たこともないような「青」だった。

絵具の水色ではなく「青」だった。

雲一つなく、生涯忘れることのできない青空だった。

戦後すぐに建てられた、小さなバラック小屋のような家だったが、屋根も飛ばず流されることもなく、1週間ほどで水はひいたがそれからが大変だった。

道路に竃を出して湯を沸かし、母が消毒をする日々だった。

病弱だった母が、何故かあの時は寝込むことはなかった。

今のように、ボランティアの人もなく自分達で全て復興。

母方の菩提寺が避難場所として、祖母 叔母夫婦 私たち家族と受け入れてくださって不自由なく一か月ほどを過ごした。

私もこの年齢になって、やっと助けていただけた菩提寺にご挨拶に、伺えるようになった。

勿論、両親や叔母もお礼には伺っていたが、日本中災害に見舞われる昨今。

被災しながらも、本堂を開放してくださった菩提寺には感謝です。

まだ、独身だったイケメンご住職も傘寿を過ぎ、今なお忘れずにお付き合い下さっている。

恐ろしい体験でしたが、貴重な人の心に触れることが出来た日々でもありました。

 

baaba、呑気に思うように生きているかのような人生ですが、それなりの経験積んでいます。

これを無駄にだけはしたくないものです。

 

撮影地 愛知県 高浜市 「稗田川」