猩々（しょうじょう）

有松　成美の地域の祭りには猩々追いがつきものです。
猩々の被り物をして、手に八つ手の葉を持って追いかける、厄落としのようなものでしょうか。
無病息災を願って、有松では猩々に持っている葉で、頭をポンポンしてもらいます。
天満社のまつりですから、学問の神様で学業に励むことが出来るというので、子供たちが頭を猩々にポンポン。







怖いと言って泣き出す子もいれば、猩々に握手を求めたり、バイバイする子。
賑やかです。





祭り半纏を着たかわいい子、この後大泣きしていました。
「怖い！」と泣き叫んでいましたよ。



暑いため、猩々に入る人は時折交代しますが、出てきた人は「フーッ！」やれやれといった表情です。



整えて、前が見えるかどうか確認してスタートします。

とっても暑い日でした。
午後から3台の山車が天満社に揃ってお参りするときの引き回しが見事なんですが、今年はパス。
狭い道を直角に回るため、最高の見せ場で男衆の素晴らしい表情がパチリできるところです。
今年は欲張らず、これくらいが丁度いいかな。

撮影地　　名古屋市緑区　有松町