今週は今日と木曜日だけ時差出勤。コロナ禍騒動の前はだいたい行きと帰りの電車の中でこのブログを書いていた。
一年半前くらいにFacebookとTwitterから完全撤退(アカウント消去)した。Facebookは初期の頃から12年?結構長く続けた。Twitterは6年?くらいだろうか。
私は素性の知れた知り合いしか繋がりをもたなかった。不特定多数の人とは距離を置いた。でも知り合いの知り合いということで知らない人の記事やつぶやきが見たくなくても目に飛び込んでくる。
知らない人から友達申請が来る。知り合いでも過去に悪い印象やこの先付き合いたくない人の申請は無視し続けたりした。あと、自分のビジネスの宣伝や勧誘にFBやツイートする輩もキャンセルした。
この手のSNSでは、承認欲求と他者非難に溢れている。どうしたら「いいね」が
もらえるか、他人を批判、否定することで自己の正当性を得ようとする。そんな記事やつぶやきで溢れていてその対応に疲れた、嫌気が差したというのが本音である。
60代前半の芸人?ラ○ールIさんが大阪府のパチンコ店営業問題の対応にTwitterで非難するような呟きをした。それに、若い府知事がリツイートして応戦したことがマスコミに取り上げられた。
どちらも有名人で素性が明らかになっている責任ある大人のはずだ。まずラ○ールIさんはつぶやきの世界でも、影響力ある人が門外漢の政治や行政の世界に無責任な非難を発信してはいけない。いい大人が見苦しい。
それ以上に、若い府知事はいちいち本気で受け止めて、嫌味を言い返すような器であってはいけない。いわば闇の世界のつぶやきは放っておけばいいのに、若さゆえか人間性がガキのケンカみたいで幼く感じてしまう。
小池都知事であればおそらく目にしても悠然とスルーするだろう。限られた時間の中でほんとうに大事な対応すべきことに優先順位付けているでしょう。
この数ヶ月で世の中は、不安と先が見えない状況から、日常生活にも余裕なく不満とストレス、文句と非難にまみれてしまっている。
昨夕にTVで、東京都江戸川区のコロナ重症患者受け入れ病院の現場様子をドキュメンタリー風に看護師目線カメラで紹介していた。まるで戦場のようだった。
そこで働く医師や看護師たちの息つく暇ない対応や命懸けの使命感に感服した。看護婦長さんが勤務を終えて、防護服から普通の主婦姿に着替えて自宅に戻る際のインタビューに、TVスタッフはつまらない質問をする。
「自宅に小さいお子さんやご家族いるのに怖くないですか?」
少し間があって、自分が選んだ仕事の責務を果たすだけですみたいなことをおっしゃっていた。少し言葉に詰まって泣き出しそうなのをこらえているように見えた。コロナ対応でつまらないことを言い合ってる場合じゃない。
あと1週間の感染者数の減少と10日余りのGWウィークの継続した外出自粛を期待したい。