にゃんこと黒ラブ

猫達と黒ラブラドール、チワックスとの生活、ラーメン探索、日常について語ります

『富士らーめん』@東京都台東区浅草

2020-12-26 18:30:00 | ラーメン探索

 いつもは350mlのビール缶ひとつしか飲まないが、昨夜はそれにプラスして赤ワインを少々。静かな聖夜だった。

 学生時代から飲めなくて、飲み会は好きなのだが少し調子に乗って飲むとトイレに駆け込むか気を失ったように寝てしまう。

 










 浅草に出てみたがやはり人出は少なかった。それでも人の少ない裏通りを抜けて富士らーめんへ。

 12時頃到着でお店に誰もいなかったので驚いた。私のあとたまたまだろう、5分も経たず満席に。














 見た目よりあっさり薄塩で無化調タイプのスープは食べていくにつれて美味しさを増す。

 豚骨スープに黒マー油は、なんつっ亭のラーメンを思い起こさせてくれる。盛りのいいキャベツは、桂花の太老麺を思い出させてくれる。

 チャーシューが分厚くて脂身の少ないロース肉で食べ応えあった。麺が日本蕎麦みたいな感じで独特だ。








 ご馳走さまでした。想像からかけ離れた美味しいラーメンでした。富士そばは全国チェーン店で有名だが、富士らーめんは味でユニーク、この一軒のみの美味しいラーメンでした。来年、また浅草には足を何度も運びます。




Merry Christmas 🎉 仕事納め

2020-12-25 18:46:00 | 日常

 私の職場関係者にも今週に入りコロナ感染者が出てきた。私とは面識のない方で濃厚接触に当たらないので、保健所からの聞き取りに該当しない。

 東京区市の保健所はもうこの10ヶ月くらい大変な業務量になっているのだろう。聞き取り調査や陽性者への指示、指導、病院との連携など、東京は件数が多すぎるから殺人的な忙しさでしょう。

 クリスマスも正月もないのでしょうが、こちらは一足早く仕事納めさせてもらいます。にゃんこ達、わんこ達とまさにスティホームです。







 子供達が10代の頃までは、連れがホールケーキを作ってくれて食べ放題だったが、この頃はケーキのない年もあった。

 今日はどこかで市販ケーキを購入するみたいだからありつけるのだろう。一昨日、赤、白の少し値のはるワインは購入しておいた。

 にゃんこ達は高いところで温まり、わんこ達は外に出たくて仕方ない。東京の寒さ程度ではビクともしない。明日からたくさん散歩連れて行ってあげるよ。












 穏やかで静かに楽しめるクリスマスになるよう、みなさまのご健康を聖なる夜にお祈り申し上げます。





境界線を守る人の不在

2020-12-24 18:50:00 | 日常

 東京の888という数字を見てやはりそうか、まだまだ増えそうだなと感じてしまう。政府はある意味傍観者的な立場になってしまった。フリーズしている。

 見えない敵と闘い「どうふるまってよいかわからないときに、どうふるまえばよいかをわかる」能力が必要なときである。そのような人が今の政府に残念だがたぶんいない。

 私たちが理解できる世界と理解を超えた世界との間には、目に見えない境界線がある。「存在するもの」と「存在しないもの」の間には目に見えない、手で触れることもできない境界線がある。

 その境界線を守護するのは、私たちが「人間の世界」で生きてゆくために必須の仕事なのである。誰かが境界線を守らなければならない。

 『旧約聖書』のヨブ記においては主がその仕事を担っている。主はこう言う。

『 海がふき出て、体内から流れ出たとき、誰が戸でこれを閉じ込めたか。
 (‥‥中略)
 わたしはこれをくぎって境を定め、かんぬきと戸を設けて、言った。
 「ここまでは来てもよい。しかし、これ以上はいけない。あなたの高ぶる波はここでとどまれ」と。 』

 「存在するもの」に向けて「ここまでは来てもよい。しかし、これ以上はいけない」と宣言する境界線がある。

 聖域というのは、そこで完結している場所ではなく、何かとの「境」なのだ。機能的には「かんぬきと戸」なのだ。

 「かんぬきと戸」がしっかり機能している場所だと、私たちは「高ぶる波」のすぐ近くまで行くことができる。聖人とは「境を定め、かんぬきと戸をもって高ぶる波をおしとどめる」人のことである。

 私たち全員がそのような仕事をしなければならないというわけでない。けれども、ときどき、聖人たちが登場して、「かんぬきと戸」の点検をすることは私たちが人間的秩序のうちで生きてゆくためには必須のことなのである。

 福島の原発事故は「恐るべき力」を制御するための「かんぬきと戸」の整備と点検の仕事がほとんど配慮されていなかったことを示した。

 そこには会社の収益や、マニュアル通りの業務や、自分の組織内の立場を優先的に配慮する人間たちはいたが、「あなたの高ぶる波はここでとどまれ」と告げる仕事を担う人間はいなかった。

 「境を守る」ことを本務とする人間を「戸」の近くに配慮しなければならないという人類学的な「常識」を私たちはだいぶ前に忘れてしまったようだ。

 戦争もテロも飢餓も恐慌もない、豊かで安全な生活が半世紀続いただけで、日本人はこの常識を忘れてしまった。私たちの生きているこの狭く、脆い世界は「境を守るもの」たちの無言の、日常的な、献身的な努力によってかろうじて支えられているのだということを忘れかけていると思う。

 












 

ななとりりィ仲良く朝散歩

2020-12-23 20:30:00 | 日常

 平日は午前6時前からこの季節、真っ暗の中ななとりりィで散歩に出かける。家に帰る6時半頃やっと明るくなる。先週の寒気から朝は手袋しないと手がしばれる。

 休日は仕事がないから少し遅い出発で明るくなり始めて6時半頃に出発する。仲良く歩けるようになった。小型犬りりィの成長と従順な対応に驚いている。










 ななはマイペースですれ違う全てのワンちゃんや人と触れ合いたくて、反対にりりィは避けるようにしてななを隠れ蓑にする。真逆の面白い対応だ。小型犬のりりィが大型犬のななに散歩ペースを合わせてくれる。

 明日、明後日は大好物の鶏肉とさつま芋を多めにあげよう。合言葉は静かなクリスマス🎄家族だけでささやかにお祝いしよう。

 昨年末の柴又帝釈天は、いつものように活気があった。この季節だけは遠方からも沢山の人が集まって来る。今年は少ないのかな、地元民にとってはその方が過ごしやすいが、参道のお店や柴又駅周辺のお店にとっては大変な状況が続く。

 昨年度末は矢切の渡しが盛況であったが、今年はあるのかな?今週末、矢切りの渡し場になな&りりィ散歩して見に行ってみよう。昨年の様子を再アップします。



















 今年の初日の出もワンコ達つれてここで拝もう。






 

喜多方らーめん『まるや』@東京都中央区日本橋室町

2020-12-22 17:30:00 | ラーメン探索

 日本橋界隈には他府県のアンテナショップがたくさんある。京都らーめんの「ますたに」が日本橋から室町に9月から移転したので寄ろうと歩いていると、福島のアンテナショップ内に期間限定で喜多方らーめんが100食限定とあった。

 喜多方の地元で人気店ともなれば食べないわけにはいかない。11時半と少し早い時間であったが10人近く並んでいる。












 日本橋高島屋の入り口には巨大なクリスマスツリーがどことなく質素に2塔そびえている。私の感覚ではアンテナショップで何か買おうと思わないのだけれど、意外とお客さんで賑わっている。

 巨大赤べこが置いてあった。昔から福島県中心に伝わる伝統品だ。どことなくユーモラスで微笑ましい。幸運を招き入れてくれる風習でもあるのだろうか。














 チャーシュー麺大盛りをオーダー。スープとチャーシューが丼からこぼれそうなくらいたっぷり入っている。

 スープも熱くて何というスッキリ胸に沁み入る美味しさだろうか。出汁採りに余計なものが入っていない、いわゆる雑味のないスープ。豚骨を濁らないように丁寧にそのエキスだけを抽出してるのがわかる。

 麺は独特の中太ちぢれで機械ではなく手打ちで切っているのが、太さが多少まばらなことからわかる。

 なんといってもチャーシューが素晴らしい。少し脂身のある豚肉をしっかりと煮込んで、やや硬めの肉肉しい味わいを残している。塩気が効いてとても美味しい。








 偶然見つけた喜多方らーめん、食べてみて大正解だった。私が過去に食べた喜多方らーめんの中でも指折りに美味しいパンチ力あるラーメンだった。

 ご馳走さまでした。一月上旬までしか食べられないのは残念だが、これも一期一会です。今度は新店舗ますたにに寄ります。