すずきせいこの「日々雑感」

政治や暮らし、孫のことから平和・原発問題まで“本音でしなやかに”・・・

参院選公示前の党首討論、争点隠しのアベ首相

2016年06月21日 | 日々思うこと

九州熊本地方の大雨による被害が伝わってくる中、21日は昼の時間が1年で最も長くなる夏至で、日中の気温は25度湿度が70%以上の蒸し暑さです。

参院選公示を明日にして日本記者クラブ主催の党首討論があり、NHKで午後1時から第一部だけ視聴の予定でしたが3時近くまで視聴です。各党首それぞれの主張に耳を傾けましたが、アベ首相といえば「アベノミクスは道半ば、さらにギアを上げなければ」と強調です。確か年頭の記者会見では「憲法改正は参院選でしっかりと・・・」と述べていたはずでしたが、参院選での改憲言及は票が逃げると判断のようで、党首討論では「経済の好循環をさらに加速」と、自公とも争点をうまく隠しての何とも奇妙で強かさが伝わってきました。

つい先日の自民党の新聞折込み、『この道を。力強く、前へ。自民党』両面チラシでは一行たりとも憲法改正の文字が見当たりません。また「日本の平和と自由と民主主義を守る会」と名乗る出所不明の右翼団体のチラシの新聞折り込みでも、野党共闘へのバッシングが激しくなっています。

そんな中で月刊『食べもの通信』発売元の合同出版社から、アベ政権の本質を知る上で不可欠な日本会議に関する『日本会議とは何か--「憲法改正」に突き進むカルト集団』が出版されました。(上杉聰 著 1000円+税)

そして今朝の新潟日報1面では「景気回復 実感薄く」と大きく掲載です。連載『原発は必要か』の2月のシリーズ「検証 経済神話」と合わせると、アベノミクスは原発の安全神話や経済神話とともに破綻していることが伝わってきます。

参院選の公示を明日にして時間がどんどん過ぎて、手持ちの森ゆうこさんのチラシのポスティングに汗だくで、少しお話しをしながらの手配りに時間を要してあっという間に夕方です。広い広い新潟県での18日間の選挙戦、明日の夕方には森ゆうこ街宣車は糸魚川入りで、その後は上越市かに池公園で6時30分から街頭第一声です。