すずきせいこの「日々雑感」

政治や暮らし、孫のことから平和・原発問題まで“本音でしなやかに”・・・

地震続きと原発汚染土は公共工事へ!

2016年06月27日 | 日々思うこと

本日午後1時35分頃、またしても上越地方を震源とする震度3の地震がありました。25日と同じく当地では大きな揺れはなく、ドスンと大きな地響きです。深夜3時30分頃にも長野県北部を震源とする震度3の地震があったそうで、気象庁のHPを開くと25日午後から震度3以上の地震はこれで6回目、そして夜7時48分にも上越地方を震源とする震度1の地震です。

いつも地震に怯えながら暮らしている福島や熊本の人たちが他人事とは思えず、大きな揺れの度に原子力発電所が気がかりです。その福島第一原発事故で発生した汚染土のことは去る6月11日に書き込みましたが、環境省の検討委員会が再利用の方針を決めた際に、国の安全基準まで放射濃度が軽減するには170年を要すると試算していたことが分かりました。

環境省では今後、公共工事で汚染土を道路の盛り土などに再利用し、コンクリートで覆うことなどで放射線を遮へいするとしていますが、非公開会合では盛り土の耐用年数を70年と提示です。となると、その後の100年間はどうなるのかと素朴な疑問を抱いてしまいます。

このところ外出が続いていますが、日中の少しの合間をみて外仕事をしています。久しぶりの雨で庭の草たちもすこぶる元気で、鎌を片手に格闘です。写真の釣り船草は半日陰の湿った場所を好み、かなり前に中部山岳国立公園の蓮華温泉の周辺でよく見かけ、海岸沿いでは育たないと思い込んでいました。今春に知り合いから小さな1センチ程の苗をいただき、庭の日陰に植えたらいつの間にか可憐な花を咲かせています。

また育てている訳でもないのに、庭のあちこちにねじ花が咲いています。日当たりを好むラン科の花で、昨年この一株を鉢に植えてみたところ品のよい綺麗な花が咲き、こうした四季折々の花たちに癒される日々です。

参院選もいよいよ中盤になり、自民党の野党共闘への攻撃で選挙戦もドロ沼化です。『都合の悪い質問を黙殺 安倍自民ツイッター企画で“大炎上”』という日刊ゲンダイの記事が目に留まりました。都合の悪いことは隠す「自民党の不誠実さがよく分かった」という指摘で、アベ政権の本質を早く見抜かねばトンでもない国になってしまうことを痛感の一日の終わりです。http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/184407