参院選の投開票日まで残り2日、身体がいくつあっても足りない中で、SNSを駆使しながら熱く動き回っています。
昨年9月に成立した安全保障関連法制の11年前の2004年、日本が戦争へと近づいていくのではないかと気づいた映像作家らの手で短編アニメが制作されました。昨年10月に各紙でも掲載された絵本『戦争のつくりかた』を紹介します。https://youtu.be/cUGu73hnjdY
朝日新聞 2015年10月2日「7分半の平和の話」、絵本「戦争のつくりかた」短編アニメ
http://www.asahi.com/articles/photo/AS20151002002592.html
世界中の誰もが願う平和ですが、でも国のリーダー次第では大きく変わってしまいます。先の戦争でも国家が国民を守ってなどくれず、多くの犠牲と反省から生まれた平和・人権を尊重する日本国憲法は、参院選の結果次第では大きく崩れようとしています。
6月23日付けで、市内の糸魚川白嶺高校3年生の渡邉未鳩(みはと)さんが、8月に軍縮会議が開かれる国連欧州本部へ「2016年高校生平和大使」として訪れることを書き込み、その署名が森ゆうこ上越事務所や友人らの協力でたくさん集められました。
しかしここで一つ分かったことは、核兵器廃絶と世界平和の実現を目指して被爆国からの願いを世界に発信する署名と、今回の参院選での“隠れ争点”とされている自民党の憲法改正草案とは別問題という人たちが多いことです。同じ国連本部へ「憲法9条にノーベル平和賞を」提出されていますが、選挙の投票と署名の賛同とは別という大人たちの見解を大変残念に受け止めています。
そんな中で本日、放課後の白嶺高校へ出向いて直接ご本人へ署名を手渡し、いろいろとお話しをすることができました。平和大使へのきっかけは、韓国の非武装地帯(軍事境界線)を訪れた時だそうで「戦争は止めなくちゃいけない」と、新潟県枠1人に見事に選ばれました。将来は海外青年協力隊にと夢を語る生徒会長の未鳩さんから、明るい未来を切り開こうとするエネルギーを感じ、新潟選挙区1人枠の参院議員は森ゆうこさん以外には考えられないと高校を後にしました。
泣いても笑っても、7月10日はもう目の前、大激戦の中で自民党候補が一歩リードですが、その自民党の牙城でもある新潟県の西端の小さなまちでも日増しに締め付けが強く、さらに公明党の積極的な動きも伝わってきます。3年前の自分の選挙よりも懸命に、限られたいのちと時間の中で子どもや孫たちのために最後の力を振り絞る一日です。