すずきせいこの「日々雑感」

政治や暮らし、孫のことから平和・原発問題まで“本音でしなやかに”・・・

映画「不思議なクニの憲法」と「ポケモンGO」と

2016年07月25日 | 本・雑誌・映画

昨日は松井久子監督の話題作『不思議なクニの憲法』を上越市民プラザで観てきました。前評判通りの映画で、冒頭では元外交官で評論家の孫崎享さんがアベ政治のウソの数々を指摘で、憲法学者の早稲田大学長谷部恭男教授や、作家の瀬戸内寂聴さんらが登場です。

見ごたえのある2時間に及ぶドキュメンタリー映画で、最後は元文部大臣で公益財団法人日本ユニセフ協会会長の赤松良子さんが、現政権に「3分の2」議席を与えてはならない、有権者の半分は女性であると訴えていました。

この映画が完成したのは4月半ばで、参院選前に上映会が全国にもっと広がっていたら少し違った結果になっていたかもしれないと思いました。しかし「憲法は難しいから」と足を運ぶ人たちが限定されるかもしれず、この日は長岡で映画を見て来た上越市のKさんの主催でした。ところが土日にも関わらずあまりにも少ない観客で、受付けには自民党憲法改正草案コピーがたくさん残っていました。

ところで今、巷はスマートフォン向けゲーム「ポケモンGO」の話題で持ちきりで、大の大人が夢中になっている光景をTV画面で見るにつけ驚くばかりです。CIAとつながりのある「ポケモンGO」をロシア国内で禁止という「世界の裏側ニュース」もあり、日本国内での熱狂的な伝え方に首を傾げてしまいます。http://ameblo.jp/wake-up-japan/entry-12183245773.html

今朝は8時前に「今日からよろしくお願いします」と隣りの孫たちがやって来て、いよいよ私の方も“夏休みモード”で、宿題(?)を見たり昼食の準備などで追われました。午後1時過ぎに根知のお母さん(孫たちの祖母)と交代し、私は「憲法を守る糸魚川共同センター」の拡大役員会へと急ぎました。

参院選での取り組みと反省点などの総括の後、映画『不思議なクニの憲法』の市内上映会を提案です。日本国民へのメッセージを今、憲法を変えようとする多くの人たちにも観てほしいと願う一日の終わりです。