河津桜の花(東京都江東区)
こんにちは。
今日も皆様、ありがとうございます。
平均台をやっていて、向こうまで渡り切るコツは「前だけを向くこと」に尽きます。
一般に、すぐに足が着く高さで平均台をやると、それなりに歩けたりもするものです。
しかし、高さが上がれば上がるほど、向こうまでたどり着くのが難しくもなるもの。
なぜなら、怖い気持ちに意識を支配されてしまうと、その分だけ、反比例するように「前へ進む気持ち」が削がれてしまうからです。
これ、平均台に限ったことではなく、むしろ、全てについて言えることではないかと、私は思うのですね。
怖がることは、大切なこと。
当たり前ですが、危険を予知して安全に過ごせるのは、怖がる気持ちがあるからです。
それに、何の危険がない場合でも、怖がる感情が出てくるから、「心に何か引っ掛かりがありますよ」とか「癒したり、解決すべき問題はありませんか?」というサインにもなるからです。
そしてまた、怖がる気持ちを持てないようなら、失敗することも増えるでしょうし、
もっと上手くいく機会や方法を発見するのに、時間がかかってしまうかもしれないわけです。
だから、怖がることは、人間としてむしろ真っ当である証拠なのです。
しかし、先程お話ししたように、怖れは人間の足を引っ張るものでもあります。
怖がる気持ちが萎縮や憂鬱さを呼び、それがまた、成功を遅らせてしまう。
だとすれば、「怖れ」は、付き合い方次第で敵にも味方にもなるわけです。
ということは、「怖れとの付き合い方」がわかれば、上手く事を運んでいくことができる、
こういう筋になりますよね。
それでは、どうしたら怖れと上手く付き合うことが出来るか、一緒に考えてみましょう。
「幽霊の正体見たり、枯れ尾花」という言葉があります。
「「幽霊じゃないか、怖いよう」と思ってよく見たら、ただの枯れたすすき(=枯れ尾花)だった」ということで、
転じて、「恐怖には実態のないものもありますよ」という例えとして、よく言われているんですよね。
そしてまた、「最初はただの枯れたすすきだった→しまいには幽霊じゃないかと怖れおののいてしまった」ということは、
恐怖というのは、勝手にわいて出て、しかも膨らんでくるものでもあるわけです。
一方で、恐怖心には、危険を免れたり、道を誤らない抑止力になるという、ありがたい側面もある。
ということは、恐怖が出てきたら、一体何に対してそんなに怖がっているのかを、
一度でも再確認してみると、恐怖を上手く利用し、付き合っていけるのです。
「何が」怖いのかがわかれば、恐怖の8割は解消されます。
たしかに、怖いものの蓋を開けるのは怖いものですが、
蓋を開けないことも、恐怖を増やす要因になったりするのです。
怖れは、その対象を確かめることさえすれば、味方にもなる感情なのです。
妙な話ですが、怖れることを怖がらないようにしましょう。
こんにちは。
今日も皆様、ありがとうございます。
平均台をやっていて、向こうまで渡り切るコツは「前だけを向くこと」に尽きます。
一般に、すぐに足が着く高さで平均台をやると、それなりに歩けたりもするものです。
しかし、高さが上がれば上がるほど、向こうまでたどり着くのが難しくもなるもの。
なぜなら、怖い気持ちに意識を支配されてしまうと、その分だけ、反比例するように「前へ進む気持ち」が削がれてしまうからです。
これ、平均台に限ったことではなく、むしろ、全てについて言えることではないかと、私は思うのですね。
怖がることは、大切なこと。
当たり前ですが、危険を予知して安全に過ごせるのは、怖がる気持ちがあるからです。
それに、何の危険がない場合でも、怖がる感情が出てくるから、「心に何か引っ掛かりがありますよ」とか「癒したり、解決すべき問題はありませんか?」というサインにもなるからです。
そしてまた、怖がる気持ちを持てないようなら、失敗することも増えるでしょうし、
もっと上手くいく機会や方法を発見するのに、時間がかかってしまうかもしれないわけです。
だから、怖がることは、人間としてむしろ真っ当である証拠なのです。
しかし、先程お話ししたように、怖れは人間の足を引っ張るものでもあります。
怖がる気持ちが萎縮や憂鬱さを呼び、それがまた、成功を遅らせてしまう。
だとすれば、「怖れ」は、付き合い方次第で敵にも味方にもなるわけです。
ということは、「怖れとの付き合い方」がわかれば、上手く事を運んでいくことができる、
こういう筋になりますよね。
それでは、どうしたら怖れと上手く付き合うことが出来るか、一緒に考えてみましょう。
「幽霊の正体見たり、枯れ尾花」という言葉があります。
「「幽霊じゃないか、怖いよう」と思ってよく見たら、ただの枯れたすすき(=枯れ尾花)だった」ということで、
転じて、「恐怖には実態のないものもありますよ」という例えとして、よく言われているんですよね。
そしてまた、「最初はただの枯れたすすきだった→しまいには幽霊じゃないかと怖れおののいてしまった」ということは、
恐怖というのは、勝手にわいて出て、しかも膨らんでくるものでもあるわけです。
一方で、恐怖心には、危険を免れたり、道を誤らない抑止力になるという、ありがたい側面もある。
ということは、恐怖が出てきたら、一体何に対してそんなに怖がっているのかを、
一度でも再確認してみると、恐怖を上手く利用し、付き合っていけるのです。
「何が」怖いのかがわかれば、恐怖の8割は解消されます。
たしかに、怖いものの蓋を開けるのは怖いものですが、
蓋を開けないことも、恐怖を増やす要因になったりするのです。
怖れは、その対象を確かめることさえすれば、味方にもなる感情なのです。
妙な話ですが、怖れることを怖がらないようにしましょう。