青裸々日記 Aorara Diary

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文章力講座6・失敗を気にしない

2011年06月10日 18時18分54秒 | Naoyaさんの文章力講座
 こんにちは
 今日も皆さん、ありがとうございます。



 文章を書いていて一番ひるんでしまうのは、語順や言い回しなどを間違えてしまう、
 いわゆる「失敗」です。

 悪いものを書いてしまえば嫌にもなるでしょうし、
 それがまた意欲を削いでしまったりもする。
 せっかくのやる気がなくなってしまうのは、とてももったいないことですよね。


 「失敗をなくせば、やる気が途絶えることはないのにねー」と思いたいところですが、
 「失敗」がなくなることは、実はないんですね、残念ながら。
 失敗が怖いと言ってはばからない人にちょっと質問なんですが、
 「完璧な文章」ってなんでしょう!?

 …おわかりでしょうか。
 「完璧な文章」って、定義するのがとても難しいんです。
 誤字や脱字なんかはないにこしたことはありませんが、それだけでは「完璧」のじょうけんにはなりませんよね。
 そこを、「失敗が怖いよォ…)゜0゜(ヒィィ」といってしまうと、
 後から振り返ってヘドが出るような思いしかできません。

 実は、「文章の失敗を気にする」というのは、基本的に観察力のなせる業なのです。
 どんなものでも、失敗や欠点は、その気になれば穴が空くほど探せます。
 特に文章には「完璧」がない以上、反省するほど嫌な気持ちになるのはある種、当たり前すぎる話なのです。


 だから、そんなことをしなければご機嫌でいられるんです(笑)

 文章を書いたら、「悪い部分はないかなあ」と、いちいち振り返らない。
 どうしても気になるなら、「よくできた部分」も、一緒に探しながら見てみましょう。
 悪い部分を探すとか、あら捜しをするような目ではなく、
 有り体に言えば、「得点主義」で気軽にやる位で十分です。


 ちなみに、どうしても悪い文章を書きたくないという場合は、
 ネット上でブログを開設して、落書きでもするつもりでテキトー気ままに書くことをオススメします。
 そうすれば、どんなに無様な文章を書こうと、人にはさとられません。



 ものを書くためには、少し「おめでたい」ほうが一歩を踏み出せたりするんですよ(笑)

   過去の記事
 文章力講座1・文章力がないのは恥ではない
 文章力講座2・言葉と親しむ
 文章力講座3・自分に素直になる
 文章力講座4・簡単なのが一番!
 文章力講座5・短文でOK!

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