青裸々日記 Aorara Diary

真面目で一生懸命な人に寄り添うブログです(^^/
あったかい未来が、きっと待っています。

文章力講座4・簡単なのが一番!

2011年06月08日 20時50分31秒 | Naoyaさんの文章力講座
 こんにちは
 今日も皆さん、ありがとうございます。



 長い文章や難しい言葉のある文章を見ると、
 「自分の文章力は大丈夫かな!?」という気になる人がいるものです。
 しかし、実際には「長い文章」や「難しい文章」って、
 書けなくてもなんにも困らないんですね。


 ちょっと考えてみましょう。
 子供向けの絵本と、難しい言葉ばかり書いてある学術書、
 どちらのほうが、読む人が多いでしょうか!?
 もちろん「子供向けの絵本」ですよね。
 あるいは、小学校の算数と高等数学、どちらを多く使うかと言えば、
 まず「小学校の算数」だと思います。
 つまり、簡単なものほど間口が広く、使う人やわかる人も多くなるのです。
 逆に言えば、難しくなればなるほど使う頻度も人も減る。
 これはほぼ全てのことに言える法則です。


 そうであれば、「気の利いた言い回しができない」とか「難しい言葉を使いこなせない」ということ、
 こういったことを気に病む必要は、実は全くないのです。
 むしろ、「捻りがない」とか「薄っぺらい」というのは、
 言い換えれば「わかりやすい」ということにもなります

 ボキャブラリー(=知っている語句)が少ないというのは、
 「多くの人がたくさん使う言葉だけで、わかりやすい文章を作れる」ということにも繋がるのです。

 もっと言えば、「漢字は知らないほうが強い」とすらいえます。
 たとえば、「過度の心的負担は好ましくない」というのは、
 「ストレスが多すぎるとよくない」と言えば、スッと理解できますよね。
 私なんか、「ちょっと文が固いかな!?」と思ったら、
 漢字を減らすようにしていって文章を「やわらかくする」ことがあるくらいです。


 本人は「高度な文章」なんて気取ってものを書いていても、
 下手をすると自己満足で終わってしまうことになりかねません。
 自分のわかる範囲の言葉で十分です。
 いやむしろ、難しい言葉を使わないほど、多くの人に好まれる文章になる可能性は上がります。


 簡単なぐらいで楽しんでおく位がいいのです。
 ちなみに「本当に頭のよい人」って、
 難しい言葉をことごとくかみ砕いて話をするものなんですよ。

 手抜きか!?位に簡単に済ませたほうがいいこと、この世の中には意外とあるんです(笑)

 過去の記事
 文章力講座1・文章力がないのは恥ではない
 文章力講座2・言葉と親しむ
 文章力講座3・自分に素直になる

最新の画像もっと見る

コメントを投稿