何年ぶりのことだろう。
隅から隅まで見て回る。
時間もたっぷりかかるし、少々疲れる。
休憩用の椅子に座っていたら、隣にいらしたご夫婦が話しかけてこられた。
「絵と絵の間隔が10センチぐらいで、まるで学校の後ろに飾ってある子供の絵みたいだ」・・・・
「ほとんど100号以上ばかりですね」(私)
「パッと見て、家に飾りたい物だけしっかり見ます」(ご夫婦)
「なるほど」(私)
「もっとも、100号を飾れる家などあまりありませんよね」(ご夫婦)・・・・・・・
「なるほど」(私)
「今日はまだ客が少ないほうです。普通皆さんの頭ばかり見え、作品がなかなか見えませんよ」・・・・・・・・・・・・・
日本画も洋画も区別がつきにくい。工業美術のほうが面白かった。紙の作品が大いに参考になった。堂本印象展も行きたいのだが・・・。