左は彼の制作したハガキ。名は伏せておきます。
名古屋方面からの女性二人も来てくれた。
4人は中学校の同級生なのだ。
横からのみの画像にしておきます。彼の許可を得ていませんので。
・うーーーんとうなる切り折りだ。
「伝説の切り紙師」・・・・35年前に紙の昆虫への魅力を教えてくれた友人
35年も前に神(紙)わざ師としてアメリカへ招待され
Three dimensional paper insect のパフォーマンスをされ、当時のアメリカの新聞紙上をにぎわせた・・・・と本日始めて聞いた。彼は今まで一言も触れなかった。実は国内でもたくさんの賞をもらっている。
「教えてあげるよ」という嬉しいお言葉を・・・・。
「デフォルメと言うが、神が最もデフォルメした形が今の形なのだ。」
があーーーんと頭を打たれた感じだ。日々の努力を怠らず、35年前の彼に少しでも近づきたいものだ。
主催者様に頼みまして撮影をしていただきました。
切り折り紙探検隊の川合工房様のご希望がありましたので全景を写した写真を掲載します。
不満がいっぱいの作品です。ヒゲこめつきのつもりです。
虫の正確さよりも全体のバランス、コンセプトのみを考えた物なので一匹ずつの切りも折りもなっていません。審査員様方のお目にとまったのさえ不思議だと思われる方もいらっしゃるかも知れません。作品というものはそういうものかもしれませんが。同様のアイデアならどなたも作れます。私ももう一度同じアイデアの物を作ってみます。もうひとつの入選作品のほうがレベル的には上ではないかと自分では思っています。
***** 以下はお暇な時に・・・・・・******
このアイデアの日本語版は・・・「養生訓」。文の内容と虫とのコラボをどのように決めるか未完成のままです。養生訓を読み込まないとアイデアがでないでしょう。インパクトも足りません。とほとほほです。ですから英文(リンカーン)のほうにしたわけであります。激戦地ゲチスバーグにはいかばかりの屍が大地の下に眠っていることやら。演説の主語にweを使う意味もあるわけです。まあ、そんなことはどうでもいいことなんでしょうが、「紙と印字」という当たり前の組み合わせの作品が今までにありませんので、お目に止まったのかもしれません。
来年もこの賞のため、限りなく「紙わざ」のあり方を考えていきます。
ある講演のピンチヒッターで切り紙の講習会を行うことになった。
大人が17人ほどの予定が
大人子供混ぜて37名 年齢差70歳以上+赤ちゃん一人
予定外の年齢構成
型紙が足らない!!!!
持っていた折り紙をつかって子供さんが過ごせる時間稼ぎを考えなきゃならないし、仕上げ用に準備したシモジマのケースも30しかない・・・・大人だけケースにいれディスプレイまでやっていただき、子供は偶然もっていた30枚ほどのビニール小袋が利用できた。
「非日常性の空間を開く」を通して「子供の詩」と「言語」についても持論を紹介する予定が出鼻をくじかれてしまった。
助けになったのが巨大ゴッキーちゃんでした。子供さんたちも2時間という長丁場を挫折もしないで最後まで楽しんでくださった。
大人の方も熱中!「単純に切るだけだと思っていましたが、これだけ面白いとは思ってもいませんでした。」というお言葉を最後にいただけました。
冷や汗をかいた一日でしたが、乗り切ることができ、とても良い経験になりました。