中勘助著の「銀の匙」を読了した。(この歳になって今ごろ?)
漱石が絶賛したと哲学者の和辻氏が解説で述べている。
読みすすむと、ますます引きこまれる。
か弱き少年の傷つきやすい感性がひしひしと伝わる。お勧めの本である。
「倶梨伽羅紋紋」など、年老いた母親とは話ができる題材だ。
こういう表現が次々と出てくる。まあ、大正時代の作だからいたしかたない。
灘高等学校からの東大入学者が日本一になった理由がここにある。
灘には教師に教材などを選択する自由が与えられていたようで
某国語教師はこの「銀の匙」を教材化した授業を行った。
読んでみて、なるほどと思う。なかなか深い。
青年時代に「三太郎の日記」はむさぼり読んだ思い出がある。
「今日のチョッキン」
庭の小石に止まらせてみた。いまにも飛び立とうとする雰囲気があるかどうかだ。大げさに言えば、命を吹き込まれた作品になるかどうかが問題なのです。
指導要領?や指定教科書が無くても、人並み以上の学力知識力を与えられる教師がすべてであってほしいですが。
読んでみるとなるほどと分ります。橋本とかいう先生が、これをどのように教材化したかが秘密なのです。テレビで、彼は、今の生徒に適するように教材を作っているとのこと。頭が下がる。みなさま是非一読をお勧めします。
トンボの切り折り紙、
きちんと自立して素晴しいですね!
私はトンボにこだわって切ってますので、
とっても勉強になります♪
生命、しっかりと吹き込まれていますね♪
ありがとうございます。
平面に止まらせるのはバランスがむつかしいです。足を細くすれば重さに耐えられません。
足を切る時の角度で決まってしまいます。
過去の記事にトンボがいっぱい載っていますのでご指導ください。