試作品の公開です。今は、オトシブミに関する本で、ゆりかごを作る手順について勉強中。「オトシブミは選んだ葉の上を一定のコースで何度も歩き、最後に・・・・する。そして作りにはいる・・・。」という説明を読み実際に観察したくなってきている。適当に折り始めるわけではないのだ。何度も歩いて主脈につける噛み傷の数を計算しているのかも知れない。数回織って卵を産みつける穴をあけるのだが、「数回」をどのようにオトシブミは認識するのだろう。
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ゆりかご(揺籃)は、本物のように切り口を入れ、先端を90度に折り、巻き込んでいく。紙なので織り込めないところもある。最後の折は、折り返して中にいれるという技。表と裏を別の色にすると神業が分る。これは最初の試作なので、しばらくすると巻きがもとにもどってくるかもしれない。本物は決して戻らない、はずれないそうだ。
写真のオトシブミは1cmを超えているので、ゆりかごも大きくなってしまった。とりあえずの試作です。うまくなるかな?
これは見事な「オトシブミ」でありますね~。
形がいいだけでなく、
良くこれだけ小さく作られますね。