Shevaのブログ
サッカー、テニス、バレエ、オペラ、クラシック音楽 そのほか
 



Champions League





モウリーニョ、リヴァプールとの決戦前日会見

Jose Mourinho press conference prior to an evening training session on the Anfield pitch, before the day of the CL semi-final second leg against Liverpool

excerpt
30 Apr. 2007, at Liverpool

JM: - so is the season of the injuries, the team was fighting whole season against that. and we are surviving. we are still in a very good situation, with one final to play, second leg of the semi-final, second in the Premiership, difficult, but mathematically, the fight is still on, so I think the answer was magnificent, I would like to play Essien and Carvalho at the same team, and I can't do it.

----

JM: In the knockout stages, 1-0 is a good lead but we have a ninety-minutes to play, is the opponent home, is the team with one week rest and prepared for this game. against another team they had to play two days ago, and have to fight physically, mentally, in a title race, so I think favourite-- I don't see, our team to be favourite.


************************

'We will attack yes,'
'We know if we don't concede goals, we are in the Final. So not conceding goals is an objective. But we also know if we score goals, we have an advantage because we didn't concede at home.

'So if you tell me this game is only 10 minutes long then okay, I will tell you I am going to defend for 10 minutes with everything,

'But this is about 90 minutes and you cannot defend perfectly for 90 minutes so I think a very good way to play this game is to scare the opponent. If you can score goals, it will be very good.'

'Didier is on good form,'
'Liverpool has good defenders, they play a lot offside, that is one of their qualities, but Didier is powerful.

'He did it at Stamford Bridge but he did it too last season here, so we believe he can be an important player for us.

'I don't think I make a mistake if I say the Liverpool team will be Peter Crouch plus 10 others,'

'Rafa is a good manager, he has a player with two metres and he knows Carvalho is not playing. I think he is intelligent if he plays a direct game to Peter Crouch. And we know that and we have to do our best. Part of the game must be to have the ball, scare and score.'

'Most of the players we have with two yellow cards are attacking players. If you don't get a yellow card because you lose your emotional control and you complain to an official or you don't commit a very aggressive foul which an attacking player never needs to do, an attacking player can be perfectly under control and play a semi-final without a yellow card. I think it is not difficult.'

'I don't see Makelele not sleeping tonight because of the atmosphere tomorrow. A great atmosphere supporting the home team is always good for the home team but a hostile atmosphere for the away team depends on the players' character.

'And I think at this level, a hostile atmosphere can be an extra motivation for players with a lot of experience.

'But we are wining 1-0 and every time we play Liverpool and we score before them, we get results. And at this moment we are winning 1-0 so we have good condition to have self-belief.'








HOME


コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




Champions League





チェルシー、CL準決勝で散る リヴァプールにPK戦で敗れる その5

ジョゼ・モウリーニョCL敗退会見

JM: (アンフィールドの特別な)『雰囲気』のことだったら、別に何も感じませんでしたよ。そりゃ熱狂的な雰囲気ではありましたよ。でも私に見えたのは、勝負に勝つために戦う青いユニフォームの選手たちだけでした。青い選手たちはそのために戦いにくいようには見えませんでした。
リヴァプールは前半の短い間だけ良かったが、その後良かったのはブルーのチームです。だからあの雰囲気は何も実害はなかったと思います。
チェルシーは90分間、勝つためにプレーしました。延長戦でも同様です。あのフリーキック以外は、ずっと延長戦までずっと、チェルシーは得点するために激しくプレーし続けました。そのプレーによって勝ちたい意思を明確に表していました。
だからスタジアムの雰囲気はどうってことありませんでした。あの雰囲気はリヴァプールを応援しているものですが、スタジアムにいた全員がチェルシーの勝ちもあるとわかってましたから。

(ところが)PK戦になった。PK戦についてはみんないろいろ意見があるようで、運次第だよとか、PKが大好きなゴールキーパーもいれば、PKの下手な選手もいるとか、好き放題言ってますね。私に言えるのはこれだけです。リヴァプールはPKを4回決めたのに、うちはたった1回だった。PK戦も試合のうちなのですから、チェルシーはリヴァプールより強かったにも関わらず、PK戦だけの結果で、リヴァプールが決勝に進むことになったんです。

Q: 4シーズンで3回目の準決勝敗退です。どうしてチェルシーはチャンピオンズリーグの決勝に進めないのでしょうか?

JM: わかりません。でもまた次があると思います。来年は来年の風が吹く、です。チェルシーの方が決勝に進んでしかるべき試合内容でした。でもサッカーとはこういうものです。サッカーの世界で歴史に残るのは決勝戦の記憶だけです。決勝戦はリヴァプールと、ミランかマンUの試合の勝者です。サッカーの歴史とはそういうものです。5年、10年、20年経ったら、誰も準決勝のことは覚えていません。チェルシーがファースト・レグでリヴァプールより良かったことも、チェルシーがファースト・レグで、2-0か3-0で勝ってしかるべきだったことも、今夜もチェルシーの方が良かったことも、延長戦でもチェルシーの方が良かったことも、すべては忘れられてしまうんです。だから僕が今しゃべっていることも明日しゃべるであろうことも、1年経てば誰も覚えちゃいません。もう一度言いますが、サッカーの歴史とはそういうもので、決勝に進んだのはリヴァプールなんです。

Q: チャンピオンズリーグの準決勝のような試合では、選手は出場したいと強く望むでしょうから、スタメン選手を選ぶのは難しいことですよね?

JM: もちろん難しいですよ。みんな強烈に才能がありますからね。こんな困難なシーズンに、チャンピオンズリーグの準決勝というところまで来れたのは選手たちがすばらしい才能を有していたからです。
来シーズンもこのメンバーはそう今と変わらないでしょう。我々は来シーズンも今シーズンの選手たちの多くを残すことを望んでいます。2人か3人は変わるでしょうが、それは我々のレベルのクラブでは普通のことです。
チャンピオンズ・リーグはみんなにとって非常に重要なものです。私は1回(ポルト時代に)優勝していますが、それでもすごく(負けて)残念ですからね。だから選手の気持ちを考えるとたまりませんね。だって選手は自分たちにできるすべてをやったと感じているからです。ほんとにすべてをかけてたんですから。

Q: 四冠を本気で狙うなら、もっと選手の数を増やしたほうがいいとは思わないんですか?

JM: ない。ないね、それは。四冠は難しいし、達成するのは至難の技です。別にシーズンの最初から四冠狙いだったわけではありません。全部の勝負に勝とうとしてきただけですから。大人数のチームにしたいとは思いません。だって来シーズンも20人も故障者が出るとは思えませんから。来シーズンも最初の日から手術の必要なけが人が出るとは思えないし、それがシーズンの最後の日まで続くとも思えません。13人しか選手がいないなんて、とんでもないことです。うちはそれほど多くの問題を抱えていました。でもそんなチーム状況にも関わらず、チームはほんとにすごかった。選手たちを誇りに思います。これ以上ないほどです。

PK戦についてですが…あぁ…!
(PKを失敗した)アルイェン(ロッベン)のことですが、彼は、チームの窮地を救いに来てくれたんです。アルイェンは2、3日前からしか練習に参加していないんです。それでもこう言ったんです。
「出る選手がいないんなら、攻撃的選手のオプションがないなら、けが人だらけで困ってるなら、いつでもいいんです。僕にできることならやります。15分でも、20分でも出ますよ。」
そんな彼に、(PKを失敗して)ドレッシングルームでうなだれている彼に、何も言えないでしょう。アルイェンはすべてを投げ出し、出場するためにすべてをかけてくれたんですよ。
僕は選手たちを誇りに思います。選手たちには困難なことばかり強いてきた。私は(ポルト時代に)1回すでに優勝しています。その時いっしょだった選手もいますが、だからといって、また勝ちたくないわけではありません。私も選手たち同様、とても悲しい気持ちです。
(この敗退について、)私はこの国の人や、世界中の人がどう思おうが、かまいせん。イギリスのマスコミや世界中のマスコミが何を書こうと、知ったこっちゃありません。(*)でもチェルシーファンのことは知っています。彼らの気持ちはわかっています。今この瞬間、チェルシー・ファンはとてもがっかりして落ち込んでいるでしょうが、それでも我々をサポートしてくれるし、チャントを歌ってくれるでしょう。

Q:

JM: それは確かなことですか? 僕にはわかりません。あれが決定的ゴールだったらそうなってるでしょう。あれがフェアーじゃなかったからそうなったんでしょう。僕にはそうは思えませんでしたし、もしそうでも僕には見えなかったから何とも言えません。あなたはそう言いきれるんですか?

Q:

JM:まさか。カイトの得点チャンスは1回ありましたよね。バーを叩いたやつです。チェルシーにはたくさん好機がありました。最後のほうのアシュリー・コールのプレーとかドログバのプレーとか。前半にもあったし、チェルシーはゲームを支配してました。あなた方がおっしゃるようにあの困難な雰囲気の中でね。チェルシーはPK戦をするために戦っていたわけじゃない。チェルシーは試合で勝利するためにプレーしていたんです。あの状況の中で堂々とすばらしく戦いました。よくやりましたよ。

* -- 意訳。


******************

モウリーニョがすごいのは、いつも語る言葉を持っていること。
しかもそれは準備された原稿があるわけではなく、すべてとっさに彼の口をついて出てくるものだ。
それが常に、人の心をあるときはかき乱し、あるときは深く抉り、あるときは感動させ、あるときは奮い立たせる。
彼はなんてすばらしいアジ演説者であろうことか。
彼はサッカーの指揮官であることを超えた存在に、現に、今なっている。
多分彼の言葉は、一国の大統領や首相よりも人々が目にするものになっているだろう。
その才能にはいつも感嘆せざるを得ない。
彼は今心底疲れきっているだろう。
それなのにまだ今シーズンの仕事は終わらない。

私がモウリーニョの言葉に取り付かれて、1年以上経った。
私はまさに昨年のCLでモウリーニョがバルサに負けた会見をスカパーで見て、なんて面白い男がこの世にいるんだろうと思ったのだ。
そして1年。
ちょうど一区切りだ。
彼の言葉は私を時にはいらだたせ、怒らせた。そして同時に大笑いさせてもくれた。
彼はサッカー以上の存在になっていった。
だからこそ困るんだよね。サッカーならただ勝利を喜び、負けを嘆けばいい。しかし彼についてはもっともっと事態がコンプリケイテッドになってしまうのだ。
マスコミが彼を翻弄し、彼もマスコミを翻弄する。
これは彼がプレミアにいる限りは続くんだろう。
スペイン語やイタリア語じゃダイレクトに彼の言葉がわからないから、こうまでならないだろう。
そしてもっと事態を複雑にしたのがシェヴァのチェルシー移籍だった。
そこは天国かと思ったら地獄だった。
それは世界中のシェヴァ・ファンにとっても地獄の始まりだった。
今度モウリーニョがもしレアルにいったら、今度はまた別の地獄が始まりそうで…
めちゃ怖いです。









HOME


コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




Champions League





ミラン、マンUに圧倒的な勝利 CL決勝に進出

AC Milan 3-0 Man Utd (agg 5-3)

Wednesday, 2 May 2007
Stadio San Siro, Milan

AC Milan:
Dida,
Oddo, Nesta, Kaladze, Jankulovski,
Gattuso (Cafu 84), Pirlo, Seedorf, Ambrosini,
Kaka (Favalli 86), Inzaghi (Gilardino 66).

Subs Not Used: Kalac, Bonera, Serginho, Brocchi.

Booked: Ambrosini, Gattuso.

Goals: Kaka 11, Seedorf 30, Gilardino 78.

Man Utd:
Van der Sar,
O'Shea (Saha 77), Brown, Vidic, Heinze,
Ronaldo, Fletcher, Scholes, Carrick
Giggs, Rooney.

Subs Not Used: Kuszczak, Ferdinand, Smith, Solskjaer, Richardson, Eagles.

Booked: Ronaldo.

**************

試合展開:
1点目はカカ。セードルフからの技ありのパスを決める。
2点目はセードルフ。敵のディフェンダーのクリアミスを奪って展開したプレーで、セードルフの前にボールがこぼれ、迷わずミドルシュート!
3点目はジラルディーノのカウンター。フリーで決めた。
ミランはホームで圧勝。まったくマンUを寄せ付けなかった。

*************

おもしろい!
すばらしい!
すごい!
なんとも言えない位、サッカーゲームを見る楽しさを堪能した。
土砂降りのサン・シーロでミランがマンUに完勝した。
応援しているチームが圧勝するのってなんて気持ちがいいんだろう。
「ミランは家族」シェフチェンコはそう言った。
やっぱりロッソネロの選手たちには家族的な親近感を覚える。
ミランは前半、圧倒的にゲームを支配し、瞬く間に2点を奪った。
「神の御子」カカがもう!すごかった。
1対1だと絶対負けない、と清水さんがおっしゃっていた。

それから、ガットゥーゾ(笑)。
ガットゥーゾ(笑)。
ガットゥーゾ(笑)!!
彼はロナウドをつぶすのに命をかけていた。アドレナリン出まくりで、誰かどうにかしてよ、状態だった。
「悪人(ヒール)対決」、完全にロナウドがガットゥーゾに負けていた。さすがの彼もセンターに入ってプレーしていた。

セードルフも実にすばらしかった。
ネスタもピルロもアンブロジーニもカラーゼも、がんばりました。

サッカーって不思議ですよね。
どうしてホームだとこんなに強いのか。
「ACミラン ホームでどうしてこんなに強いのか」(アンチェロッティ監督公認本)ウソです。
「ACミラン ベテランばっかりでどうしてこんなに強いのか」(マルディーニ公認本)ウソです。
あのファーストレグの後半の圧倒的なマンUはいったいどこへ行っちゃったのか。
アンフィールドの異様な盛り上がりといい、セカンドレグがホームチームな方が圧倒的優位じゃん。
モウリーニョがファーストレグが2-0でなかったことに異常に執着していた理由も今になったらわかりますわ。
中立地開催だったら多分リヴァプールは勝ってないもん(負け惜しみ)。









HOME


コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )




Champions League





チェルシー、CL準決勝で散る リヴァプールにPK戦で敗れる その4

Telegraph
Shevchenko shows support

Telegraph
Benitez praises 'special ones'
which includes the words of Jose in press conference.

TIMES
Nightmare for Mourinho as Liverpool find seventh heaven
which includes the words of Jose in press conference.

The Guardian
Defiant Mourinho promises Chelsea will bounce back
which includes the words of Jose in press conference.

Daily Mail
Euro semi-final defeat doesn't affect my future, insists Chelsea coach
which includes the words of Jose in press conference.

日刊
チェルシー4冠の夢砕けた/欧州CL
リバプール7度目の決勝/欧州CL

スポニチ
モウリーニョ監督“負け惜しみ”
リバプール死闘PK!7度目決勝

サンスポ
リバプール、宿敵・チェルシーとのPK戦制し決勝進出-欧州CL

Press Conference Video

FOX Photo Site
『泣くなテリー』



 The Kop = Liverpool のホーム・スタジアム、Anfield のゴール裏。熱狂的サポーターが集まる。

 "You'll Never Walk Alone"= Liverpool の応援歌










HOME


コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )