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ミラン雪辱果たす CL決勝でリヴァプールに勝利 インザーギがけがの功名ドッピエッタ
CL Final
AC Milan 2-1 Liverpool
Wednesday, 23 May 2007
'Spyros Louis' Athens Olympic Stadium
MILAN:
Dida;
Oddo, Nesta, Maldini, Jankulovski (39'st Kaladze);
Gattuso, Pirlo, Ambrosini;
Seedorf (47'st Favalli), Kakà;
Inzaghi (43'st Gilardino)
In panchina: Kalac, Serginho, Cafu, Brocchi
Allenatore: Ancelotti
LIVERPOOL:
Reina;
Finnan (43'st Arbeloa), Carragher, Agger, Riise;
Pennant, Xabi Alonso, Mascherano (33'st Crouch), Zenden (14'st Kewell);
Gerrard;
Kuyt
In panchina: Dudek, Hyypia, Gonzalez, Bellamy
Allenatore: Benitez
ARBITRO: Fandel (Germania)
RETI:
45'pt e 37'st Inzaghi
44'st Kuyt.
Ammoniti Gattuso, Jankulovski, Mascherano, Carragher.
Att: 74,000
BBC
Repubblica
得点:
1点目:カカーがシャビ・アロンソにド突き倒されてもらった、FK.
ピルロが蹴る。
キーパーのレイナ前の空けてあったスペースにインザギが走りこむ。
ボールは大きく左方向に弧を描きながら、インザーギの左上腕部にあたり、角度が変わってゴール。
2点目:カカーのスルーパスを飛び出したインザギが右サイドからゆっくりと角度のないところを流し込む。キーパーは飛び出していた。ディフェンダーは飛び出すインザギをノーケア。ぷっつんと切れた瞬間だった。
3点目:セットプレー。リヴァプールのコーナーをアッガーがヘッド。それがマルディーニに当たって、ゴール前にいたカイトの方へ。カイトはヘッドでゴールの左上部に入れる。
トピックス:
前半24分、カカーがボールをもらって、前に行こうとしてディフェンダー2人に阻まれ、ボールを右足で後ろに下げて左足の足の裏で後ろにはらうような形で右方向に蹴りだし、自身は1回転してボールをキープしにいった。『マルセイユ・ルーレット』のようだ。
そしたら、その後、前半33分、シャビ・アロンソが同じようなこと(回転してディフェンダーを抜き去る)をやった。(笑)。負けず嫌い? でもこれは足の裏を使っていないターンなので、『マルセイユ・ルーレット』ではない。そんでもって、その後アロンソは別のトリッキーなプレイも見せていた。後半でも同じようなターンを見せた。楽しいプレイヤーだ。
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この試合が『非常におもしろい、いい試合』なんかでは絶対ないことだけは明らかだった。
ミランはプレッシャーのためかがちがちで、こないだのマンUとのセカンドレグで見せた神懸り的な集中力は微塵もなかった。
でも、まあ、決勝戦とはたいがいこういうもんなんだよ。
スタジアムはサッカー専用競技場ではないので、遠い感じがする。
スタジアムはリヴァプールサポーターで埋め尽くされていて(2年前と同じように)、まあネット裏、クルバの距離が遠くて良かったね、ジーダさんという印象。
やっぱりここはアンフィールド、アン不利ドじゃなかったね。
ピッポ!
まったくピッポのまともなゴールってほとんど記憶にないのはなぜ?
彼がヒーローでも祝福する気になれないのはなぜ?
ある人は、
「インザーギは他の人が拾わないゴミを黄金にする選手なんだよ」
そのとおりだ。
またある人は、
「フォワードってみんなの嫌われ者になるぐらい、俺が俺がじゃないとやっぱだめなんだろうな…」
彼はゴールを『創る」のでなく、『拾う』のである。
まったくそういう意味で稀有な選手だ。
ミランが勝って、とりあえず胸をなでおろした。
日本に来るし!
ロナウド君もクラブW杯出られるそうですし。
新加入選手が楽しみ~
カカーはレアルに移籍したいなんて言ってますが…
やっぱCLはベスト16、ベスト8 あたりが一番おもしろいんだよね。
今回の私にとってのベストマッチは、やはりミラン、マンチェスターユナイテッドのホーム・アンド・アウェイですね。
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交替:
後半14分、ベニテスは左サイドの中盤の選手、ゼンデンを下げて、キューウェルを投入。わ~久々です。今シーズンリヴァプールのリーグ戦ではまったく見かけなかった。
後半33分にはマスチェラーノを下げて、クラウチを投入、攻撃のオプションを追加。
一方ミランは左サイド・バックのヤンクロフスキをカラーゼに替える。今シーズン左サイドバックのポジションではあんまり見なかったような気がするカラーゼ。フェアウェル出場じゃないよね?
後半43分、ベニーテスはフィナンをアルベロアに替える。
同時間、アンチェロッティは殊勲のインザギを下げてジラルディーノを入れる。後半47分にはセードルフをファヴァッリに替える。
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きょうはミランはあんまりいいところがなくて、ネスタが非常~にがんばっていた。今回はガットゥーゾもあまりよくなくてマスチェラーノにやられていたし。マルディーニもミスプレイ連発。これであのラッキーな得点がなかったら非常に危うかったと思う。
リヴァプールはカイト・ワントップのジェラードがトップ下で、このシステムに関しては、どうなの?と解説者は事後に言っていた。しょせん結果論でしかないのだ。彼はミドルシュートを何本か放ったが、精度がもうちょっと高く枠に行ってれば、というのがいくつかあったので、ほんとにデンじゃらすだった。残念なのはカイトが足元にくれよ!と言ってるのに打っちゃうとかね、そういうところはあったかと思う。
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