逝きし世の面影

政治、経済、社会、宗教などを脈絡無く語る

第一次世界大戦と瓜二つ、恐怖の新コロ戦争

2021年07月27日 | 存在脅威管理理論

形状が電子顕微鏡で撮影された新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)に似ている異常で異様な東京オリンピックスタジアム(国立競技場)開会式の打ち上げ花火の不吉な画像(★注、タレントのデープ・スペクターやタケシやデヴィ夫人など多数が165億円も浪費した7月23日開会式のあまりの質素さに怒っているのですから情けない。神宮球場でのホームラン時とか地方の小さな花火大会でも打ち上げ花火はもっと豪華だった)

広告宣伝の「電通」がすべて請け負っているのでテレビ画面内に収まることが優先されたのだろうか。全てが小さく纏まっているが日本が半世紀ぶり2回目の歴史的な国家行事だとは到底思えないお粗末すぎる出来上がり。

前回1964年東京オリンピック開催翌年の1965年の筒井康隆の爆笑SF小説『堕地獄仏法 公共伏魔殿』では放送業界を牛耳る日本最大の広告代理店「便利屋通信」(通称は「便通」)がすべての公共事業で「中抜き」を行っていたとの半世紀後の現在の末期的な日本社会を予言する不気味な小説をかいている。

大本命抜きの格落ちオリンピック公演(横綱白鳳抜きの地方巡業)

自民党政府(菅義偉首相)が考えているらしい2020東京オリンピックで、いくら反対派が多くても「金メダルを取れば国民が喜ぶ」(東京五輪直後の総選挙で与党自民党が勝つ)との腹立たしい説ですが、1984年のロスアンゼルスの大成功の結果でしょう。
キリスト教原理主義(福音派)大統領のジミー・カーターが大統領選で負けそうだと思ったからか、1980年のモスクワ五輪をボイコットするが、実は同じ1980年の冬季五輪は2月にアメリカ・レークプラシッドで開催され当たり前ですがソ連も参加して大成功している。(★注、当時は冬季と夏季オリンピックが同じ年に開催されていた)
米国レークプラシッド冬季五輪の半年後が、アメリカのモスクワ五輪夏季大会のボイコットなのですから、これではソ連が怒って当然で、仕返しに4年後のロス五輪をボイコット。当時のソ連は断トツの金メダル大国だった。
アメリカのロス五輪とは大本命の横綱白鳳が欠場する大相撲のようなもので、誰が考えての格落ちオリンピック。ところが、二流選手しか出場しかなったロス五輪ではアメリカ選手の金メダルラッシュがテレビで大宣伝。アメリカ人が大喜びして拍手喝采する。
昔の地理の教科書では世界一の大河はアメリカのミシシッピ川だと書いてあったが、嘘でも「世界一のアメリカ」がアメリカ人は大好きなのです。
そして、現在金メダル8個でアメリカ中国を抑えて日本がトップらしいですよ。コロナと酷暑のダブルパンチでトップ選手が欠場すれば当然そうなります。

歴史上前例がないコロナ禍と極暑の殺人東京オリンピック開会式に登場した死神???残念な開会式で、森山未來のパフォーマンスだけは怨念と罪の全てを引き受け浄化していた。【東京オリンピック】2021年07月26日 ハフポスト

陽気なスポーツの祭典に不似合いな不気味なパフォーマンス(死霊の踊り?)

殺人的酷暑の2020東京オリンピック開会式では、今回歴史上初めての出来事としてパレスチナ過激派にイスラエル選手が殺された1972年ミュンヘン五輪テロ事件の黙祷が20秒間行われたとハフポストが報じているが、(大手メディアや有識者の全員が怖がって)マスコミが報じないので誰も知らない。

隈研吾設計の木造屋根の国立競技場は消防法違反で聖火台を設置出来ないので史上初めてグラウンドに臨時に聖火台を設置(★注、開会式が終わった直後に撤去)したが、この話もマスコミが怖がって報じたくないらしい。
面白ければ何でありの日刊ゲンダイは「インスタジアム・国立競技場(新国立)に聖火がともるのは、どうやら開閉会式のみ。開会式でピッチレベルの臨時聖火台に点火後、大会期間中は江東区有明と台場エリアをつなぐ「夢の大橋」の常設聖火台に、火は移される。新国立は設計段階から聖火台の設置を想定せず、屋根も木製だ。聖火をともし続ければ消防法に抵触する恐れもある。とはいえ、約10キロほど離れた臨海副都心部に、なぜ聖火台を置くのか。」と書いているがNHKなど大手マスコミは沈黙している。

加藤陽子の歴史の扉(不可解な新コロ騒動と第二次世界大戦との類似点)

政治には説明責任があるが、何故か唐突に学術会議会員に指名された憲法学者など文系研究者6人を拒否した菅義偉首相は理由を一切明らかにしない。特に近代史研究の第一人者の加藤陽子は今まで数々の日本政府関連の諮問会議に参加していた実績から日本政府(菅義偉首相)の態度が不思議で少しも辻褄が合わないのである。

加藤陽子は7月17日毎日新聞「それでも、日本人は「五輪」を選んだ 財政上の適切さを問い続けよ」(加藤陽子の歴史の扉)でコロナ禍でも強行される東京オリンピックの開催について、日本が地獄の第二次世界大戦の泥沼に自ら進んで飛び込んだ経過との類似点を、歴史学の視点で冷静に分析しているのです。(★注、歴史学者の加藤陽子以外でも多くの有識者やジャーナリストが日本を破滅させた80年前の太平洋戦争と現在進行形の新型コロナウイルスの大騒動との不可解で不気味な相似形を論じている)

そもそも日本は勝利を想定していなかった対米戦争

我が日本国では多くの善良な人々がトンデモナイ致命的な勘違いをしているが、1945年12月8日早朝の日米開戦(日本海軍連合艦隊の真珠湾奇襲攻撃)では、そもそも日本軍は国力に圧倒的な差があるアメリカ軍に勝つことを最初から想定していなかったのである。(★注、当時はアメリカの植民地だったハワイの真珠湾の戦艦などを空爆で撃沈したが、それ以上の米軍基地の攻撃も占領も一切行っていない)
日露戦争のような短期間の局地戦で日本軍が勝って、優位な状態で戦争を終結してアメリカと講和条約を結ぶことを目論んでいた。(★注、日清戦争では日本軍が首都北京攻略を行うことを恐れたので早期の講和になったが、日露戦争の戦場は日本海や中国満州でありロシア領に一歩も入っていないだけではなく最初から首都モスクワ攻略どころか目の前のウラジオストックなど沿海州には一切手出ししていない。怒ったロシア帝国が本気になって全面戦争「総力戦」にならないよう、日本は細心の注意を払っていたのである)

加藤陽子が指摘する極めて低い確率で、①短期決戦でドイツがソ連に勝利し、さらに②ドイツが英本土上陸に成功すれば、→③米国は日本と講話に応じるかも知れない。との絶対に起きるはずが無い3つもの奇跡の同時成立を想定していた。そもそもが狂気の脳内妄想なのである。極めて低いどころか日本が勝つ確率はゼロ。

確かに第二次世界大戦の地獄と今のコロナ禍の愚劣な感染症対策には類似点が多くあることは事実だが、実は第二次世界大戦よりもっと似ていたのが誰も論じない100年前の第一次世界大戦との共通項なのである。(★注、両者は世界戦争と疫病との基本的違いはあるが、それ以外では何から何まで別々に生まれた一卵性双生児のように瓜二つだった)

第一次世界大戦とコロナ戦争の類似点

7月23日 rakitarouの気ままな日常

20世紀初頭1914年から19年にかけて世界は第一次世界大戦という未曽有の混乱に巻き込まれました。当時の記録を見ると、誰もが平和を希求し、まさか世界中の人達が恨みもないのに5年近くも殺し合いをして7000万人が動員されて非戦闘員を含む1600万人が死亡することになるとは予想もしていませんでした。

第一次大戦後の混乱が後の第二次大戦の原因となったことは周知のとおりですが、第二次大戦が一応「ファシズム対民主主義の戦い」という正義の戦争という意義付けが戦後なされたものの、第一次大戦は「一体なぜ戦争をしなければいけないのか」という根源的な問いの答えは出されないまま現在に至ります。私はどうもこの意味不明な第一次大戦なるものが、21世紀初頭の意味不明な「新型コロナ禍(あえて新型コロナ戦争と名付ける)」との類似点が多い様に思い、思いつくままにいくつか纏めてみることにしました。

★注、多くの人々が誤解しているが、戦争で一番大事なのは実は「戦争の大義」なのです。(昔の日本なら天皇の綸旨や錦の御旗。現在なら国連安保理決議。だからアメリカ軍は「朝鮮戦争」を理由に現在でも日本の首都東京上空など1都7県の空域を軍事支配しているのですから恐ろしい)
そもそも人類にとって殺人は普遍的なタブーであり例え戦時であっても同じで、大義が無いと戦争を始められない。無理やり戦争を始めたとしても「大義なき戦争」では勝てないのである。圧倒的な世界一の軍事力のアメリカ軍がベトナム戦争で負けた原因はベトナム側が掲げる「民族解放」(民族自決)の大義に対して、世界帝国アメリカ側の戦争理由は愚劣な民主主義防衛の「ドミノ理論」であった。戦争の大義の優劣に差があり過ぎて、これでは誰が見てもアメリカはベトナムに勝てない。(初めてアメリカ軍が負けた歴史的な戦争がベトナム戦争なのですが、戦争の大義の優劣で超大国アメリカがベトナムに負けたのであり、単純な軍事力の差で負けたわけではない)

1) 些細な事から世界的戦争に発展する

(第一次世界大戦)ユーゴスラビアの民族主義者の1青年がサラエヴォでオーストリア・ハンガリーの皇位継承者フェルディナンド大公を暗殺したことがきっかけで世界中が戦争に。

(コロナ戦争)中国武漢の病院で原因不明の新型肺炎が見つかり、地方病かと構えていたら瞬く間に世界中に広がり「パンデミック」になった。

★注、1年半前の新コロ戦争勃発時に、中国武漢が丸ごと都市封鎖されている状態でも、我が日本国政府は来日外国人の減少による観光業の打撃を心配して中国人インバウンドを増やす対策を真剣に論じていた。今とは180度「真逆」の対応なのである。(まさに日本は政府も民間も同じで新コロ戦争は「些細な出来事で直ぐに収まる」と疑うことなく全員が信じていたのである)

2) 意味が理解できないまま全世界が巻き込まれる

(戦)オーストリア・ハンガリーとセルビアの間だけの諍いで済んだはずのものが、平和のために各国で締結していた軍事同盟のために次々と自動的に戦争に参加する国が増加し、世界を二分する戦いに発展。多くの国の国民にとっては命をかける戦争の意義は全くなかった。

(コ)感染力の強いウイルスなのでPCRをすればするほど感染者は多数出現、しかし発症者は一部で発症した患者の数パーセント、合併症のある人や高齢者が重症化するのみで世界経済をひっくり返す全世界への移動制限や全国民に対するロックダウンの必要性や意義は科学的に説明されることはないまま事態が進行。

★注、「丸山眞男」をひっぱたきたい----31歳、フリーター。希望は、戦争。 赤木智弘(2007年)

第一次世界大戦が無関係な諸国に飛び火した原因の一つとして歴史学者があげているのが、致命的な大戦争の恐ろしい記憶が忘れられて、各国政府や有識者など多くの人々から避戦感情が薄らいだ時期だったとの指摘がある。(明治維新の2年後、1870年のプロイセンとフランスとの普仏戦争は1年足らずで簡単に決着。度々戦乱に見舞われたヨーロッパで当時は平和が長く続き経済や発展し格差が拡大していた。それなら「希望は戦争」との発想が生まれて当然だったのである。
ところがWW1と同じように、世界的感染症は100年前のスペイン風邪を最後に長い間起きていないので人々の記憶から忘れらていた時期だった。誰一人経験者がいないのですから、これでは「意味が理解できないまま全世界が巻き込まれた」のは必然だったのである。(科学者が悪意を持って故意に各国政府や一般市民を騙すなど、ある意味では赤子の手を捻るよりも簡単だったのである。これは常識の盲点ですね。話は180度逆さまで、普通は全員が騙される)

3) 個人の選択が許されない総力戦に発展する

(戦)兵士と銃後の区別がなくなり、女性も兵器工場に動員される「総力戦」が開始された。戦場のみでなく都市への爆撃や輸送船への攻撃による兵糧攻めも普通に。

(コ)with coronaの生活、自粛、マスク、ワクチン接種、ワクチンパスポートへと個人の選択が許されない総力戦であることは明らか

★注、歴史的に古代でも総力戦「絶滅戦争」が行われとことが旧約聖書に記述されているし、地中海の覇権争いのポエニ戦争でローマに総力戦で負けたカルタゴの悲劇的最後などが歴史が証明していたのですが、実は王族や貴族階級、自由市民だけで支配される大勢の奴隷階級は無関係。(その意味では本当の「総力戦」とは言えない)
国民全員が動員される、近代国民国家の初めての「総力戦」第一次世界大戦の場合は例外なく全市民を動員した結果、敵味方双方の損害は天文学的に膨らんだ。(今回の新コロ戦争でもまったく同じて、一人の例外もなく国民全員が個人の賛否に無関係に参加させられる「総力戦」なので今後損害額は天文学的に膨張する)

4) 戦争の意義や戦う事の正統性を誰も答えられない

(戦)誰もが数か月で終わる短期決戦と考えていたが、総力戦で5年も続いた。途中「馬鹿馬鹿しいからやめようぜ」という民の声は無視され、国家指導者は休戦を考えずに戦意を鼓舞し続けた。何故自分の平和な生活を捨てて戦争に行かねばならないのか、誰も答えてくれず、答えられない。

(コ)はじめは数か月で収束すると誰もが予想していたが、戦争は年余にわたり続きそうである。何故コロナを封じ込めないといけないのか、誰も答えられない。何故飲食店が犠牲になるのか、普通に生活していると人類が滅びるのか(滅びない事は明白)誰も答えられない。戦う事の正統性が不明なまま戦いだけが延々と行われ続けている

1914年のベルギー戦線ではクリスマスに休戦してフランスとドイツの兵士達が一緒に御祝いをして、サッカーの試合まで行われたという。(その際の写真)

画像

当該政府の政治決定なしに、(シビリアンコントロールを無視して)勝手に戦争現場の敵味方双方の軍人同士が始めた1914年12月のクリスマス停戦は最悪なら反逆罪に問われ軍法会議で厳罰に処される事例だが、逆に美談として語り継がれる(ただし、何故か大手メディアは取り上げない)

1914年に開戦した第一次世界大戦では、戦場で戦っている将軍など高級将校を含め一般兵士等敵味方双方の軍人たちの全員は、奇妙なことに自分たちが戦っている意味(戦争の大義)を知らなかったのである。(人々が「絆社会」の日本風に周りの空気を読んで?「時流に流されて」嫌々始まった、まさに異様な謎だらけの戦争)

★注、総力戦なのに、第一次世界大戦も新コロ戦争も誰一人意味が分からない謎の大戦争

ただし、奇襲攻撃など短期決戦では目先の勝敗がすべてに優先され、「戦争の大義」(正当性)の有無はそれ度大事ではない。
ですから第一次世界大戦も新コロ戦争も「誰もが数か月以内に終わる」と思っていたことが一番の問題点だったのである。突発事故など短期間なら議論しているよりも先ず実行。正当性云々は問題とならない。(そもそも第一次世界大戦のような国民国家同士の「総力戦」は人類初めての出来事であり誰一人もその真の恐ろしさを知らなかった。世界中の全員が未経験だったので大失敗してしまったのである)

5) 戦争を早く終結させるためと称して科学を駆使した新兵器が続々登場

(戦)毒ガス、戦車、飛行機といった科学を駆使した新兵器が続々登場。開発者たちは「これで自国の兵士の犠牲が減り、戦争が早く終わる。」と考えたが、単に戦争が悲惨になり、犠牲者が増えるだけであった。

(コ)安い薬を使うと「フェイク」だの「危険」だのと非難される。高い薬や誰も使ったことがない「遺伝子ワクチン」は戦争を早く終わらせるという名目で率先してほぼ強制的に使われる。結果がどうなるかは多分第一次大戦と同じ予感がする。

★注、今回の新コロ戦争で一番の不思議は、「明確な治療薬や治療方法が無い」ことと、もっと不思議なのが何故か「ワクチンがある」こと。
2020年ノーベル生理・医学賞受賞の「遺伝子操作」で作られたmRNAワクチンが早々と開発され安全性の治験を吹っ飛ばして全市民に投与されているのですから無茶苦茶である。(人類が一度も経験していない大賭博なので今後凶と出るか吉と出るかは不明)
特許が切れた安いアビガンやイベルメクチンなど長年使っているので副作用が良く分かっている「使い勝手が良い」薬を意識的に排除する動きがあること等々、不可解な動きが多すぎる。誰が考えても現在病気で苦しんでいる感染者の治療薬がすべてに優先され、(現時点で健康な人が対象の)ワクチンはその後だが今回の正体不明の新コロ騒動で政府や有識者の対応は順番が逆になっている。(今までの常識とは180度逆なのですから、意識的に大義なき総力戦「疑似第一次世界大戦」の悪だくみを行っているとしか思えない)

6) 日本の立ち位置はどこか第三者的

(戦)英国と同盟を組んでいた日本はドイツに宣戦布告して中国の青島などを攻撃、動員兵力は80万人で死傷者1970名、(0.2%)、ドイツ・オーストリアは動員二千万人で死傷者920万人(46%)、英仏は動員1570万人、死傷者850万人(54%)、どう見ても日本は傍観者的だった。

(コ)欧米と比較した日本の感染者数、死者数は1/10以下であり、ロックダウンも緩め、ワクチン導入も様子見てから。戦争最前線ではない感じ。

安倍晋三首相辞任表明(8月28日)直前の8月7日厚生労働省を退官していた鈴木康裕・前医務技監(事務次官待遇)が謎の国策「PCR検査抑制」をコッソリ謝罪。 謝って済む話ではないが、菅義偉現首相のように一切謝らないよりは少しだけ善良な技術官僚の姑息な責任逃れ(これが普通の一般市民なら泣きながら土下座するところを、股を広げてふんぞり返る上級市民の不真面目な笑顔の謝罪)

未必の故意の殺人を謝って済ます謎の国策PCR検査抑制

★注、世界第三位の経済大国で医療先進国でもある日本のPCR検査がアフリカや中南米の最貧国と同じだが、これは日本政府(厚労省医系技官)が主導したことは明らか。
世界中で何処にも無い日本独自の破壊的カルト宗教PCR検査スンナ派など笑えない笑い話が現在も続いているのですから恐ろしい。「どこか第三者的」というよりも、巨大なガラパゴス島である我が日本国だけは世界とは別の謎の「基準」で動いているのである。
その原因は一切不明だが10年続いているフクシマの放射能被害の緊急事態宣言が影響しているのだろう。あるいはもっと悪くて、汚染水という名のメルトダウンした原子炉に大量の冷却水を注入して冷やしていることと関係しているのかも知れない。すべては「謎である」としか言えないが、世界の動きと日本はシンクロせず、大きく乖離していることだけは明らか。(第三者というよりの、世界で日本だけが別の次元で動いているのですから不気味)

7) 革命が転機になるか

(戦)大戦では1917年2月(旧暦)(★注、現在のグレゴリオ暦では3月8日)に厭戦気分も手伝ってロシア革命が勃発、実質戦争からロシアが手を引く事になり、一方で米国が参戦(★注、1917年4月6日ドイツに宣戦布告)してこう着状態であった戦争が動きだし、結局1919年までかかりますが、ヴェルサイユ講和条約で戦争が終わります。

(コ)日本では報じられませんが、欧米ではコロナ戦争への厭戦気分が高まり、ワクチン強制などへのデモや怒りの表明が強まっています。英国「普通の生活」宣言も背景にはこれらの動きがあり、英国やイスラエルは変異株の感染者はワクチン接種者の方が多くなっている現実があります(重傷者は少ない)。米国では共和党優位の州で脱コロナと選挙見直しの動きが強まっていて、ある意味「民衆の意識革命」が起こりつつあるように見えます。時間はかかるでしょうが、日本も様子を見ながらそちらが大勢になれば脱コロナに乗り換えるでしょう。

★注、ロシア革命勃発(WW1からの離脱)と一体構造のアメリカ参戦

もしアメリカが「戦争を終わらせる最後の戦争」との今なら誰が聞いてもインチキだと分かる「戦争の大義」を掲げて200万人もの大軍(それも未曾有の疫病スペイン風邪のウイルス付き)が大西洋を渡って無関係な欧州に向かわなかったら厭戦気分が蔓延する1917年時点で第一次世界大戦が(ロシア革命で東部戦線が消滅した関係でドイツ軍有利の戦況で)「引き分け」で簡単に決着し公平平等な講和条約によって平和が戻っていた。それなら最も悲惨な第二次世界大戦が起きなかった可能性が高いのである。
しかもアメリカが参戦する前の2年間の戦争被害は軽微で、アメリカ参戦後の残りの2年間で欧州全体が焼け野原になって天文学的に損害が拡大した。(これは日本の太平洋戦争でも同じでサイパン島陥落までの3年間は本土は全く無傷だった。サイパンからのB29戦略爆撃機の空爆も最初は比較的軽かったのである。アメリカ軍のB29無差別絨毯爆撃は「玉音放送」の敗戦間際が一番損害が酷くて日本全土が焼け野原になる)

人類が初めて経験した、世界で初めての総力戦WW1と胡散臭い新コロ騒動との「多すぎる共通点」に対して誰も言及するものが無い原因ですが矢張り人類最初の社会主義革命『ロシア革命』(とその直後のアメリカ参戦)が大きく影響していると思われる。世界初めての総力戦WW1と史上初めてのロシア革命とは一つのコインのような関係で、決して別々に切り離せない一体構造だった。(しかも理不尽なアメリカ軍の参戦とも一体構造なのである。だから誰も話したくないのだろう)
30年前の冷戦崩壊で共産主義「社会主義革命」の間違い云々が喧伝されたが、画期的な科学実験や独創的仮説では1割の成功率(9割失敗)なら大科学者でノーベル賞がもらえるのですよ。誰も成功していない世界で初めての社会主義革命(ロシア革命)が1回失敗しても当然で、大失敗を経験した後の2回目なら成功率は格段に高まる。(普仏戦争直後のパリ・コンミューンは1971年3月18日から5月28日までの72日間で崩壊したが、ロシア革命は1917年から1991年まで74年間も続いた)
今の弱肉強食の悪魔の碾き臼「新自由主義」(資本主義)が限界にきて崩壊寸前の断末魔である事実は誰の目にも明らかで、これでは矢張『革命』(根本的な社会全体の土台からの作り替え)の時は迫っている。もう時間が残されていないのである。(新コロ感染症を偽装した世界同時革命の真っ最中???らしいがデマと偽装で胡麻化す態度が不真面目。何とも腹立たしい)

8) 戦後世界は余り幸せでない

(戦)拙い戦後処理は後に「20年の休戦状態」と呼ばれ、大不況やファシズムの台頭を生んで第二次大戦に突入して行きます。未だに続く中東の混乱もこの時の戦後処理に原因があります。

(コ)全世界の人達が既に遺伝子ワクチンを打ってしまい(中国製だけは何故か昔ながらのワクチン)、ワクチンパスポートが生活に必要とされる既成事実ができつつあります。経済のK字回復でも述べた様にグレートリセットはある程度達成されてしまうでしょう。各国で積上った莫大な国家負債は、国民をデジタル経済で管理することでしかマネージできなくなり、いずれベーシックインカムの導入(全国民がデジタル経済管理になる必要)が実現しそうです。いずれにしてもディストピア的であまり幸せな展開ではなさそうに思います。

★注、WW1と瓜二つの不思議な新コロ戦争(総力戦)では大ウソつき(ポリティカル・コネクトネス)の最悪の戦争屋、極悪米民主党やリベラルメディアが主導しているので、彼らが勝利すれば間違いなくデストピア。しかし、それに対して唯一反対しているのがグラマー美女が大好きな助兵衛で大富豪の暴言王第45代アメリカ大統領ドナルド・トランプ。これでは我々一般市民は余り幸せは展開にはなりようがない。(エマニュエル・トッドが指摘するように高学歴な共産党などの左翼知識層は右傾化して革命の前衛としては失格。対照的にトランプなど右翼が左傾化する左右の逆転現象が起きていた)

9) 戦争の最初の犠牲者は真実

(戦)第一次大戦中における報道の乱れはすさまじく、戦後米上院議員のジョンソン氏がギリシャの思想家アイスキュロスの言葉を引用して「戦争の最初の犠牲者は真実だ」と述べたほどでっちあげの報道ばかりであったという。特に連合軍側はドイツ兵が赤ん坊を投げ上げて銃剣で刺し殺して食べたとか(同じフレーズは第二次大戦の日本兵にも使われた)敵への憎しみを増し、味方の優勢を説く虚報がメディアで汎用された由です。

(コ)新型コロナウイルスの起源を巡るファウチ氏や中国の嘘の付き合い、科学を名乗りながら不確かな科学的情報について一方的な見方のみ発信し、都合が悪い反論はまともな科学者の物であっても圧殺するメディアやビッグテックの対応は正に「戦争における真実が犠牲になる姿」そのものです。

★注、仁義なき新コロ戦争の前哨戦としての愚劣な地球温暖化戦争?

最進科学を僭称(今まで積み重ねてきた科学の蓄積を全て丸ごと否定して)30年以上前から延々と続く「人為的CO2地球温暖化」詐欺の最大の支持者とは、ポリティカル・コネクトネスのいわゆるリベラルとか左翼なのですから、これではブレーキなき暴走車と同じで大失敗に向かって一直線。救いようがない状態なのである。
そもそも地球最大の生物(恐竜)が闊歩し動植物が繁栄して石油石炭などの化石燃料が出来た当時は、氷河期(間氷期)の今よりはるかに温暖で炭酸ガス濃度は6倍もあった。全ての生命が依存する植物にとっては今の地球環境は寒すぎるし唯一の食べ物である炭酸ガスも少なすぎる厳しい環境なのである。
地球温暖化やCO2の増加は全ての生命の母である植物にとっては万々歳、良いこと尽くし
偏狭なポリティカル・コネクトネスで科学的事実を頭から無視すると未来もない。ほぼ西欧ルネッサンス(宗教改革)の魔女狩りの再来である。真実を犠牲にして陳腐な道徳論を振りかざして世界を支配するとの疑似戦争の地球温暖化???奇妙なその成功体験が暴走した結果が今の正体不明、奇妙奇天烈摩訶不思議な新コロ騒動「疑似戦争」なのでしょう。(地球温暖化詐欺のような局地戦ではなく、新コロ戦争は総力戦なので損害が天文学的に膨らんだ)

菅義偉首相はオリンピック開会式当日の23日、来日しているファイザー社アルバート・ブーラ最高経営責任者(CEO)を元赤坂の迎賓館で一民間企業トップとしては例外的にほぼ国賓待遇で歓待した(★注、今年4月に居眠りバイデンの初めての外国首脳との直接対面会談で渡米した日本の菅義偉首相が熱望したファイザー社CEOとの直接会談は実現せず、ニューヨークにいたブーラ最高経営責任者とは電話会談しか行えない屈辱に甘んじている)河野太郎ワクチン担当大臣に至っては電話での会談もアメリカのファイザー社が頭から拒否しているのですから呆れ果てた殿様商売である。

ほとんどの日本人が考えない新コロ戦争似の第一次世界大戦

日本以外のフランスのマクロン大統領やドイツのメルケル首相、イギリスのジョンソン首相など欧米では去年初めごろから新型コロナウイルスで「戦争だ」と叫んでいた。ところが、何故か日本人だけは例外で戦争とコロナの類似点に言及していない。
ましてや100年以上前の第一次世界大戦との類似点に気が付いている人などゼロですよ。(★注、多くの有識者はWW1には無関心なのに、ピッタリ第一次世界大戦と並行して起きたスペイン風邪の方は全員が言及しているが、これはアメリカ軍が欧州に持ち込んで歴史的なパンデミックを引き起こし、その後またたく
間に世界全体に拡散した)
1941年12月の太平洋戦争の開戦とコロナ禍のオリンピック開催の類似点とか、あるいは第二次世界大戦の敗戦との類似点は多くの人々が指摘してるが、第一次世界大戦の方は盲点みたいに話。誰も気が付かないのか、それとも何かのタブーなのかは不明だが、誰も触れない。その意味では今回の「rakitarouの気ままな日常」記事は画期的。素晴らしい論考です。
確かにWW1で日本の人的被害(日本の総人口5千360万人に対し戦死者415人)の小ささが原因の一つだと思うが、文化的に見ると年の暮れのベートーベン第九の大さわぎの元は、徳島の坂東捕虜収容所のドイツ兵が起源なのです。日本の文化以外でも政治的な大きな転換点が第一次世界大戦だった。
そもそも第一次世界大戦の後遺症として起きたのが第二次世界大戦の悲劇なのですから両者は一体構造。WW1を理解しない限り決して第二次世界大戦の真実も見えてこない。(★注、まさに現代史最大の「盲点」である)

待ち望まれる「第三次世界大戦」の代替品としての不真面目な新コロ戦争グレートリセット(ニュー・ノーマル)

憲法9条がある日本人では右翼も左翼も有識者も全員が認めたくない困った事実が、「戦争」は選挙とか競技スポーツと同じで「勝ったものが正しい」何とも怖い大原則があり、しかも、次回の選挙とか競技会までは勝者は勝者のまま、敗者は敗者のまま。勝敗の結果は時間の経過とは無関係なのである。いくら不都合でも自分勝手には絶対に変更できない。

WWⅡで負けた日本が政府も有識者も全員「時間が経ったから戦争の勝敗に拘らない。全て水に流す」との態度をとっているが世界基準では決して認められない愚かな暴論。日本が敗戦国でなくなるためには、戦勝国アメリカともう一度戦って勝つか引き分けに持ち込む以外の道が無いのである。(★注、第二次世界大戦終結から76年が経過して今の世界秩序が土台から疲弊して矛盾があちこちから噴き出していることは明らかだが、だからと言って核兵器開発で第三次世界大戦は絶対に無理なので、仕方なく無理筋の「新コロ戦争」でのグレートリセット「ニューノーマル」が考えられたのかも知れない)


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3 コメント

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パンデミックには社会主義と言え無い西側 (ローレライ)
2021-07-27 17:12:37
はパンデミック対策には社会主義と言え無い西側諸国欠陥ワクチンによる集団自殺政策!
返信する
本番はシベリア出兵の敗戦だった日本の第一次大戦 (ローレライ)
2021-07-28 15:19:35
八甲田山死の行軍に始まるシベリア出兵の敗戦こそが日本の第一次大戦の本番だったが綺麗に忘れられている。
返信する
第一次大戦とコロナ (ちくわ)
2021-07-29 15:08:23
第一次大戦については、自分は知識もなく関心も薄かったのですけど。確かになぜ起こったのか、なぜあれほどの被害が発生したのか、そして得たモノは?
考えるほどに謎だらけの戦争です。
返信する

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