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『頭の柔軟体操としてのアポロ月着陸船』
日本ではフクシマの『猫だまし』か『赤いニシン』(間違いに誘導するニセの手がかり)だとしか思えない特定機密保護法や集団自衛権、原発の再稼動など、世界ではマレーシア航空機の神隠しに続く撃墜事件にイスラエル軍によるパレスチナの大虐殺などなど。余りにも理不尽で腹立たしいことが多すぎる。
今回は視点を変えて深刻すぎる目の前の問題点を、気分転換で半世紀も前の誰も被害者がいない『アポロ計画』のお笑いモードで頭を冷やす必要があるだろう。
上に掲載した画面はアメリカのNASAが公開した解像度が0・5メートルの月探査機ルナー・リコネサンス・オービター(LRO)の超高解像度カメラの『月面にはためく星条旗』の最新映像である。
科学ジャーナリストの松浦晋也はアメリカのNASAが2009年に打ち上げた月探査機(LRO)がアポロ計画の台座を写して一般公開たことから『これでアポロ疑惑に終止符を打った』と早とちりしたのですが、現在は一切沈黙して語らない。自分の恥ずかしい勘違いに気がついたのだろう。
公開したLRO映像ですが注意深く見ると、NASAの目的がまったく逆であることが良くわかる。
半世紀前のアポロのビデオ映像と今の最新映像とが完璧に矛盾している(一致していない)のですから、どちらかが真っ赤な偽物なのである。
月面上に残されたアポロ着陸船の台座(月からの発射台)は直径が4メートル高さが3メートル一方の足の端から反対側の足の端まででも10メートル程の小ささである。(黒く見えるのは噴射痕だろうか)
今回のLROの写真にはスケールが添付されているので計って見ると、台座から星条旗までの距離は19~36メートルだった。
ところが人類で最初に月を歩いたアームストロング船長のアポロ11号では着陸船から5~6メートル程度の極近い距離に星条旗を立てていた。飛行士は余り歩きたくなかったのであろう。
11号以外の他の5回のアポロ計画では若干遠い位置に旗を立てているが、それでも10メートル以内ですよ。
半世紀前のアポロのビデオ映像では、絶対にNASAの最新のLRO映像にあるような19~36メートルも離れていないのである。(アポロの困った手抜きのお粗末映像は半世紀前に世界同時放送されていて、今でもネットでビデオ映像が見られる)
NASAによると近すぎたアポロ11号の星条旗は月からの離陸のロケット噴射の衝撃で吹き飛んでしまったが他の5本は今でも立っているとのことです。
(毎日新聞 2012年07月31日『星条旗:5本が月面に立つ 写真を分析して判明…NASA』http://mainichi.jp/select/news/20120801k0000m040024000c.html
では半世紀前のアポロの画像と最新のLROの映像の双方が同時に見られるので便利である)
『飛行士の腕が10メートルだったか、空をとんだか、カメラを投げたか』
今回掲載のLROの映像では不鮮明だが他の公開されている画像では着陸船と星条旗との間に、誰かが歩いた(何かが動いた)軌跡が明確に写っている。
ところがである。
星条旗よりも外側には軌跡が何処にも無い。これでは半世紀前のようなアポロ月着陸船とアポロ飛行士と星条旗のアングルの写真が写せない。
星条旗よりも外側には誰も足跡が無いのですから腕を10メートル以上伸ばして自分撮りしたかオウム真理教の真似で空中浮遊したかだが、これは人間わざでは無理。
普通に考えれば、アームストロング船長がビデオカメラを遠くに放り投げて写さない限りは絶対に不可能なのです。(カメラを投げた船長の名前が駄洒落で『強い腕だった』との月も凍る寒すぎるNASAの親父ギャグか)
今公開している月探査機ルナー・リコネサンス・オービター(LRO)の『月面のアポロの台座と星条旗』の最新映像で、半世紀前の『たなびく星条旗』を写すためには、飛行士の腕が10メートルか、空をとんだか、カメラを投げたかの三者択一しか無いのだが、当たり前ですがNASAが答えることは絶対にない。
『月にひるがえる星条旗』ですが、これは海兵隊の『硫黄島のすり鉢山の頂上にひるがえる星条旗』と同じで戦争では勝利宣言とか植民地の占領などの国家のオペレーション(軍事作戦)として、欠くことが出来ない象徴的な大きな意味を持っている。
半世紀前のベトナム戦争の真っ最中の『月面ではためく星条旗』ですが、これがニクソン大統領による『戦時プロパガンダである』と理解することが出来れば今までとはまったく別の景色が見えてくる。
『去るものは日々に疎し。誰もが忘れているアポロ離陸時のビデオカメラの謎』
アポロの星条旗は何回も放送されているので誰でもが知っているのだが、アポロ計画の映像の中に何処にもない不都合な代物が存在する。ところが、これはテレビでは放送出来ないのである。
実はアポロ計画では着陸船が月面を離脱して月周回軌道にまで上昇している映像がNASAによって公開されているのですよ。それなら必ず遠隔操作か自動送信によるビデオカメラが月面のどこかに残されているのです。
ところが今回のLROの映像では何処にもこのビデオカメラの姿が写ってないのである。
今とは大分事情が違っていて携帯電話は重すぎて手で持てず車載型しかなかったし、今ならカード電卓まであるが当時の卓上電子計算機は値段も車一台分の高価なもので重さも数十キロの巨大な代物。
卓上の意味は、事務机を丸々占領するとの意味があった。
離陸を撮影した無人カメラですが月着陸船を追尾して撮影して地球まで放映しているが有ったとしたらトンデモナイ大きさで、今でも月に残されたままですよ。
たぶん、すべてのアポロ計画で台座と38メートル間隔で残されているNASAの『いわゆる星条旗』(LROのflag とflag Shadow)とは、この月に残された『謎のビデオカメラ』のことなのです。
今とは違いコンピュータの性能が低いので可也の大型でないと無理なのです。それなら十分に解像度0・5メートのLROにでも捕らえられる大きな無人のビデオカメラ+自動送信装置なのである。(ポリエステル製で6ドル程度の星条旗よりも、離陸を写した無人送信カメラの方がはるかに大きい)
ところが何故かテレビでは月からの離陸映像は放送しなかった。
折角苦労して作ったのにNASAが放送しなかった理由は簡単で昔の着ぐるみのゴジラの特撮映像よりも数段劣る出来栄えで、今の美しいCG画像を見慣れた目ならオモチャにも劣る代物だった。
今離陸映像を見ると、アポロ月着陸船はゆるゆると等速で上に上がっていきワイヤで吊り下げている風にしか見えないのである。(たぶん月離陸の撮影に失敗したのだろう)
『戦争で最初に犠牲になるのは「真実」である』
1941年(昭和16)12月8日(日本時間午前0時)の日本陸軍のマレー半島・シンガポール作戦が発動されている。
これを指している早朝6時に行われた大本営発表『西太平洋において米英軍と戦闘状態に入れり』は虚実が入り乱れている。
西太平洋とは日付変更線(東経180度)よりも東側の海域だが、ハワイですが西経154度であり、大本営発表の『西太平洋』は無理すぎである。
ハワイは日付変更線の向こう側(12月7日)で東太平洋に属していて『西太平洋』には含まれない。しかしフィリッピン以西のシンガポールならもっ『西太平洋』には含まれない。
今、この『西太平洋において米英軍と戦闘状態に入れり』の大本営発表は、多くの日本人ではハワイの真珠湾のことだと信じている。しかし陸軍のマレー・シンガポール攻略戦のほうが3時間以上も早やかった。
マレー半島もハワイも西太平洋には含まれないが、日本列島は間違いなく西太平世に位置している。
大本営ですが『自衛の戦争だ』と主張した手前、日本周辺の『近い海域での開戦』だと印象付けたかったのでしょう。
今では日本軍がアメリカ本土のハワイ州を奇襲したと勘違いしている人も多いが、当時はアメリカの植民地。ハワイが正式にアメリカの州になるのは15年後の1959年。
もしも奇襲攻撃が日本陸軍のマレー半島(対英戦争)だけだったら、これは日独伊三国同盟の集団自衛権の範疇でありアメリカとしては参戦の大義を得られない。
第一次世界大戦終結から21年目のアメリカは国民の反戦世論が強すぎて、非戦の公約で当選したルーズベルト大統領は、第二次世界大戦に参戦できなかった可能性が高い。
真珠湾ですが、これは何とも不思議な自殺的な辻褄が合わない謀略的な作戦だった。
理研のSTAP細胞のデーターの切り貼りを高尚な『科学の話』だと勘違いするから辻褄が合わないが、下世話な『特許利権の儲け話』だとすれば誰でもが納得する。
アポロ計画が純粋な『科学の研究』だと勘違いするから話の辻褄が合わない。アメリカによる戦争プロパガンダ(情報宣伝戦)だと思えばすべてが納得するのである。
アポロ計画当時はアメリカが歴史上初めて負けたベトナム戦争の真っ最中ですよ。アポロ計画とベトナム戦争が無関係であると考える方が無理がある。
しかも推進した大統領は策士中の策士との悪名が高いニクソンだったが、アメリカ(マスコミ)はアポロ計画には最初から最後までニクソン大統領が積極的に関与していた事実を必死になって隠しているのである。
アポロですが科学研究では無くて、アメリカによる戦時プロパガンダである可能性が高い。状況証拠は真っ黒クロスケであり、『科学研究であり正しい』と丸ごと信じる方がどうかしている。
『小保方博士のSTAP細胞論文とそっくりのマレーシア機撃墜事件報道の怪』
科学実験では多くの場合に予想した結果に対してプラスのデーターもマイナスのデーターも両方が出てくるが、東京地検特捜部や理研のネイチャー論文のように結果を強調するように加工しては絶対に駄目。真理の探求を妨害する悪質極まる捏造なのである。
7月17日にウクライナ東部でマレーシア機が墜落して乗客乗員300人近くが死亡するが、アメリカやマスコミの発表が丸っきりの小保方博士の真似なのです。自分の主張に都合の良いプラス部分だけを強調してマイナス部分を無視している。報道と呼ぶよりも戦時プロパガンダそのものである。
マレーシア機の墜落現場はウクライナ空軍の爆撃と対抗する親ロシア系武装勢力の戦争の真っ最中ですよ。
ところがアメリカは安全なクリミヤ半島を飛行禁止にして、航空機の撃墜事件が頻発していた最も危険なウクライナ東部に民間機を誘導していた。米連邦航空局(FAA)や国際民間航空機関 (ICAO)の大失態なのである。ところが誰一人マスコミは指摘しない不思議。
今回のマレーシア機撃墜事件ではロシア側には動機が無い(大きすぎるリスクはあるがメリットが少しも無い)ので、撃墜したとすれば標的を間違った重大な過失か、それとも13年前のウクライナ軍の射程が300キロと長すぎるミサイルによって、はるか遠くの無関係な民間機を撃墜した予期せぬ偶発事故ですね。
ところが、ウクライナ側には十分な動機がある。
この点をアメリカとかNATO諸国、マスコミは軽視しているどころか完全に無視しているのは不思議である。
この場合、矢張り発射場所の特定は重要でしょう。
真相の究明には発射場所の正確な特定が一番大事なのですが、ところがアメリカは『親ロシア派の支配地域だ』と言うだけで、場所については言葉を濁して語らない。
それと、ウクライナとロシアとロシア派武装勢力以外に、もう一つの最も危険な勢力をマスコミでは完璧に無視しているのも不思議で、たぶんこれはマスコミが意識的に自説にとって都合が悪いので抜いているのですが困った話である。
今のマスコミですが、自説に都合よく研究成果を際立たせようとして生データーを加工して仕舞った丸っきり小保方シンドロームである。
ウクライナの場合にはマスコミで報道されている3者以外にも、最も動機があるネオナチ系の国家親衛隊の4者が考えられる。毎日新聞の報道でも隣接する州の財閥である知事が私費で20000人の傭兵組織を編成したと報じているのです。
ネオナチの無差別の銃撃による2月22日の政変では間髪をいれずすぐさま親ロシア系のすべての知事を入れ替えているのですが、今回の事件にも言えるが、何故かウクライナでは親西欧派はわざと騒動が起きるように誘導しているのです。
『欧米は親ロシア派犯行と非難』とあるがEUは非難決議を行っていない。今のマスコミ報道のタイトルは一方的にロシアが不利であるかような過激な見出しをつけているが、これでは信用度が低いスポーツ紙のプロレス報道ですよ。感情的過ぎて、到底報道とは呼べない水準である。
しかし発想を転換して、マレーシア機の墜落はマスコミの報道ではなくて、アメリカによる戦時プロパガンダであると見ると、すべての辻褄が合うのですから恐ろしい。
行方不明のマレーシア機についての『ディエゴ・ガルシアに決まってるじゃない!』とのお子様言葉のさる高貴なお方と同じで、ロシア自由民主党のジリノフスキイ党首は、『破壊工作が開始されるだろう。彼らは、何らかの民間旅客機を撃墜する。その後、人々は皆、飛行機に乗るのを怖がるだろう。』と一月も前に航空機の墜落を予測していた。
ジリノフスキイ党首は、『これは、挑発のよくある段階だ。欧州全体、又全人類をストレス状態に置くのだ。それは一体何のためか?ドルを救うためだ。
ドルは落ち込んでいる。落ち込みにストップをかけるためには、ああした突然の騒ぎが必要なのだ。』
何とも恐ろしい不吉なジリノフスキイの予言が今回ドンぴしゃりで的中したのだろう。
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