『ゲラゴス弁護士が病理学者の結論あかす』
AP通信によると、1981年の米ロサンゼルス銃撃事件で逮捕され、今月10日に自殺したとロス市警が発表した三浦和義元会社社長(61)=日本では無罪確定=の死因について、弁護人のゲラゴス氏は19日、検視を依頼した病理学者が、自殺ではなく他殺だったと結論付けたと語った。
ゲラゴス氏によると、遺体には殴打されてできたとみられる傷が背中の深部組織にあったほか、首を絞められてできた可能性がある血腫がのどにあった。これらの傷は首つり自殺の痕跡ではないとしている。
『20日に捜査要請』
ゲラゴス氏は、元社長の遺体を司法解剖したロス郡検視局に見落としがあったとして、再度の解剖を求めたが、拒否された。
20日に連邦検事に捜査を要請するとしており、ロス市警を相手に法的手段を取ることも考えられる。
『死因は公表せず』
ロス市警は11日、三浦元社長がサイパンからロスに移送された10日に、市警の留置場でシャツを使って首つり自殺を図り死亡したと発表。
検視局はまだ最終的な死因を公表していないが、担当者は「自殺でないことを示すものは一切ない」としている。
元社長の遺体は18日、検視局から弁護側に引き渡され、関係者によると、弁護側は独自に遺体の検視や解剖を行う方針を示していた。
ゲラゴス氏によると、遺体は遺族側に引き渡され、葬儀場に安置されているという。
ロス市警は元社長の自殺を受け、留置場の管理体制などについて調査を進めている。 (共同)
「自殺以外の証拠ない」ロス市警、三浦元社長側に反論
1981年の米ロサンゼルス銃撃事件で逮捕された三浦和義元会社社長(61)=日本では無罪確定=の死因について、ロス市警は20日、記者会見を開き、弁護側が自殺ではなく他殺と主張したことに対し「自殺以外の証拠は一切ない」と反論、自殺だったとの見解をあらためて示した。
遺体に殴打によるものとみられる傷や、首を絞められてできた可能性がある血腫がのどにあったと弁護側が主張したことについて、ロス市警は「遺体の調査はロス郡検視局が行っており、われわれではない」としてコメントしなかった。
弁護人のゲラゴス氏は19日、独自に依頼した病理学者が三浦元社長の遺体を調べた結果、他殺と結論付けたとAP通信に語っていた。 (共同)
[ 2008年10月21日 08:03 }
『拉致事件』
今回の三浦事件は一種の日本人拉致事件でも有ったと考える事も出来ます。
日本では最高裁で無罪が確定してしまい、幾等不満が有ろうとも日本司法当局には如何する事も出来ません。
ロス銃撃事件では元々日本での裁判自体に無理が有った様ですが、だからと言って日本の司法の決定事項を覆す行為に日本政府が抗議しないのは納得できない。
三浦氏の逮捕もそうですが、アフガンやイラクへの進攻、今度の金融危機を招いた市場開放政策やインチキ臭い金融工学などに小泉純一朗や竹中平蔵(日本政府)が何の疑いも無く真っ先に賛成している。
『アメリカ様のやることに間違いが有るはずが無い』と言う思考停止状態の対米従属はもうそろそろ止めにしないと日本国自体がもたなくなって来ている。
『マーク・ゲラゴス弁護士 』
ハリウッドスターを何人も顧客にしているセレブ御用達弁護士などとも言われる敏腕弁護士で弁護料も目の玉が飛び出るほど高い。
この人物は正義派弁護士と言うよりも、利に聡い人のように見える。
この弁護士が三浦氏の弁護を引き受けること自体が、異例中の異例で、たぶん絶対に勝てる(儲かる)事件と踏んだんでしょう。
『死の部隊(death squads)と嫌悪殺人』
余り日本では報道されませんがアメリカの支援により中南米では軍とか警察組織の中に『死の部隊』『死の組織』(death squads)が有り右翼政権に反対する学生運動、農民運動、労働運動などの左翼活動家やホームレスやストリートチルドレンなんかを秘密裏に処分していた。
アメリカ国内では日本では馴染みの無い人種や宗教、イデオロギーに因る『嫌悪殺人』が頻発している。
福音派の聖書根本主義者は産科医の名前や住所、顔写真などをネットで公開しテロを煽っているし、南部バイブルベルトではホモなどの聖書の教えに抵触するものは何時でも銃撃される危険が有る。
ヒッピーの主人公達が見ず知らずの農民に撃ち殺されて唐突に終わってしまう、映画イージーライダーの衝撃的なラストシーン。
しかしあのシーンの意味を理解した日本人は殆どいない様です。
『推理小説』
無罪が確定すれば数億円の賠償金が得られるかもしれない人物は、以前に日本で既に無罪が確定していて、本人訴訟で数千万円を手に入れている。
今回、間接証拠(状況証拠)では真っ黒でも直接証拠が無い為に無罪が見込める(有罪に出来ない)容疑者が拘置所内で変死する。
しかもサイパンの裁判所で逮捕理由で最大の罪状である『殺人罪』は一事不再理を理由に検察側はすでに敗訴している。
20年前の逮捕要件で臨んだ検察側は緒戦で大敗して、後は付属の共謀罪による不利な戦いが予想された。
自殺他殺のどちらしかなく真ん中は有り得ないが自殺の可能性は限りなく小さい。
しかも一般人が入り込めない司法施設の中の変死で、其の当事者の司法の利益や名誉が守られる結果になっている。
殺人事件の場合の動機は単純な激情を除くと、金や名誉或いは恨みなどだが三浦事件では全てが当てはまります
それにしても日本政府の腰抜け無能ぶりには呆れるばかりですね。
そういう意味では議員宿舎の1メートル足らずのドアノブで首を吊った松岡農水大臣や1,2mの高さの拘置所の独房の二段ベッドの手すりで首を吊った身長180センチ以上の三浦被告の自殺も可能性としては十分に有ると思います。
しかし自分の利益になりさえすれば他人から後ろ指を指されるなどは愉快に思いこそすれ苦にする性格ではない。
自分の犯した悪事に対して良心の呵責に耐え切れず『思い余って』突然自分から責任を取って自殺する可能性は限りなくゼロに近い。
どう考えても不自然すぎます。死ぬ理由が考えられないです。謀殺の匂いがします。
何で日本政府は何一つ言わないのでしょう。それほどアメリカに遠慮しなければならない「日米同盟」とは何なのでしょうね?
死ぬ理由なんて、極限の状態に置かれ続けている人ならいつ何が起こっても不思議ではないでしょうね。
遺書が無いということは、発作的な自殺かもしれませんね。
「陰謀説」がお好きな人たちには面白くないかもしれないけど・・・
1984年のロス保険金殺人疑惑(妻の一美さん銃撃事件の殺人容疑)と、
今回2008年のロスやり直し裁判謀殺疑惑は、奇しくも全く同じ構図になっていますね。
三浦一美さんも三浦和義氏も、どちらも極めて不審な死に方をしている。
一美さんも和義氏も、両方とも同じように『死ぬ事』で大きな利益(数億円以上の金と名誉)を得る人物や組織が存在した。
しかも其の利益が得られる人物(組織)の管理下に一美さんも和義氏も置かれている状態で事件は起こっている。
いわば(ある人物達にとっては)悲惨な避けたい死ではなく、何としても起こって欲しい『待ち望まれた死』だった訳です。
これでは日本の週刊誌でなくとも、普通程度の思考力が有れば誰であれ疑います。
『遺書が無いということは、発作的な自殺かもしれませんね』は三浦氏だけでなく誰にでも当てはまります。
例えば、
日本では起訴された被告は99・9%有罪に成るがアメリカではそうは問屋が卸さない。
日本のように検察官や警察署長は絶対に首にならない安定した職業ではなくアメリカでは選挙による公選制である。
極限の状態に置かれ続けている人ならいつ何が起こっても不思議ではないでしょうね。
あの日に死んだのが三浦氏ではなく、今回の逮捕劇の検察の中心人物が勝てそうも無い裁判の行く末を悲観して首吊り自殺して不思議ではない。
『素人が激しい思い込みで空想の世界を語ってもしょうがないと思いますよ。』
全く仰られるとおりで20年前に素人の週刊誌記者などが『激しい思い込みで空想の世界』を連日記事にしたお陰で日本の司法当局も『空想の世界』を根拠に逮捕起訴して結果的に無罪判決になってしまった。
日本の裁判は終了したが事件の核心部分は何ら解明されすじまいで、そして疑惑だけが残ってしまった。
今回も同じ結果になる可能性が窮めて高いでしょうね。
日本の可也の数の自殺には精神病の鬱病が関連しているらしい。
まあ基本的には突発的な自殺なんてものは有りません。
其れなりの経験が有る周りの者が冷静に判断すれば何がしかの兆候は見て取れる。
確かな病名は精神科医で無いと無理かも知れませんが、一般人でも人を相手に商売している人は正常であるか其れともいくらか問題が有るかぐらいなら有る程度は判断できます。今回全く兆候が無かったのなら自殺の可能性は限りなく低い。
日本では自殺が殺人の何十倍もあるが大概の普通の国は逆に殺人の方が多い。
人間には本来自己保存の本能が備わっており健康な人の自殺は本来不可能事なんでしょうね。