我的網球日記

昨日の自分を越え、身近な幸せに感謝するための自叙伝!

禍從口出

2011-01-18 | 中国
写真はコトワザステッカー「口は災いの元/OUT OF MOUTH COME EVIL...」

土日テニスの疲労が抜けず、昨晩仕事接待の後深夜0時にマッサージ屋へ。
そこのマッサージ屋はお風呂が無いため最近ご無沙汰だったが、よく指名していた上手い按摩小姐(ベテランのオバさん?年齢不詳)が空いていた。

マッサージ中に一寝入り。終盤に差し掛かった時に、何となく近頃よくある会話が始まる。
按摩小姐 「(旧正月)の年末は帰るの?」
僕 「日本に帰る」「君は?」
按摩小姐 「金が無いから帰らない」「彼女は実家に帰るの?」
そして、「彼女の帰郷お金出してあげないの?」と。
また金の話か…&「余計なお世話」だとムッとする。
僕「彼女に言われてないし、余計なお世話だろ」。
按摩小姐「小器(=けち)!」

黙って無視すればいいのにさ。そこから、僕は偉そうに抗弁たれる。。。
中国は貧富の差が大きく日本は平均が多い、そして中国に比べたら豊かだから「金金」言わないし、恋愛の関係で一々お金を上げないの。そりゃ飯奢ったりはするけどさ。金ばっか上げてたら、まるで自分に自信が無いみたいだし。日本の女性の場合却って失礼だよ。今の彼女は中国人女性初めてなので、そういう習慣(正月帰国の旅費を出す)があるのは今初めて知ったけど。彼女も働いているし、困ったら相談するでしょうが。「お金上げたらなんで失礼なの?」と按摩小姐。こっちで言うと水商売の女性にお金を上げるようなイメージがあるからかな?
=中略=更に水商売の話から、高齢化社会の話まで発展。
「世の中には富める国もあるし貧しい国もあるし、生まれた時に選べないでしょ」と僕は得意気に話す。。。だが、彼女は反発するように「テレビで聞いたのは違う」とか「中国は違う」「未だ中国の理解が足りない」とお互い平行線。結局マッサージ後、「俺は中国人のそういう素直じゃない所が嫌いだ」と言ってはいけない一言を。当然彼女は「もうあなたとは話したくないわ!!!」とプンプンで去る。

あーあ、身体は大分楽になったけど何とも後味の悪い。負けず嫌いな性格を自覚しながら、余計なこと喋り過ぎだな。黙ってればいいのにさ。疲れてるんだな。中国は…日本は…みたいなマイナス話は絶対駄目なのに。本当にアホだ。

『口は災いの元』まさにその通りでした。
中国駐在も順調だし少しは言葉が上手くなって調子に乗っているんだな。
旧正月の帰国前に良い意味でしっぺ返しを喰らいました。謙虚に素直に。