新品インナーチューブを入手したのでフロントフォークの組み立てです。
その前にスプリングの自由長を測ってみる。
マニュアルには495ミリとありますが実測505ミリでえーっ!っと思いましたが色々調べてみると改良されていて後期は505ミリでOKのようです。
灯油で洗浄した各部品を組み立てていきますがインナーチューブ内のリリーフバルブ周りの部品配置がわからんという事態に(笑)
分解するときに順番と向きを間違わないように慎重にばらしておりましたが初めから(おそらく工場出荷時から)左右でリリーフバルブのスプリングワッシャと一対のカラーの位置が違ってました(マジか!)
アウターチューブのロアボルトのワッシャー(赤い紙のやつ)も当事物でフォークオイルも粘土状になって液体ではなくなってたことからもおそらく工場出荷状態ではなかろうかと思うのですが・・・
気を取り直してサービスマニュアルのフロントフォークの構造についての説明を読んで(活字は苦手なので理解できませんでしたが)正しいであろう順番側のフォークにしたがって組み付けです。
ロアボルトは分解時はエアインパクトでまわせば簡単に外れましたが締め付けはインパクトでガツンとまわすはいただけません。
いつものアストロプロダクツ製のコイツで固定して締めこみます。
ドレンのパッキンも交換です。
特に分解する必要もないのでそのまま組み付けるつもりでしたが、プロにお伺いすると交換しないで組んでしまうと実際の油圧がかかったときに耐え切れず漏れ出すとのことで(なるほどなぁ、一台限りの素人では考えが及ばん所ですわ)
今回オイルシールをSKFのオイルシールを装着したかったのですがメーカーさんに問い合わせたところ今のところZ用はリリースしていませんとのことで純正を採用です。
Zのエンジン周りの整備が終わったらインナーチューブをコーティングして実験的にSKFのカヤバ用36パイをつけてみようと思います。
来年できるかなぁ・・・
純正オイルシールをグリスを塗って専用のツールで挿入です。
フォークオイルは左右ともに169cc。
今回はカワサキ純正フォークオイル#10を入れてみました。
軟らかいかなぁ、いつものモチュールブレンドでも良かったのですが、なんとなく在庫であったので入れてみました(笑)
完全分解洗浄後の組み付けなので油面の測定調整はおこなってません。
さくっと組上げてバッテリーハーネスも劣化していたので新品に交換です。
次はいよいよエンジンまわりですかねぇ、お金かかるなぁ・・・・
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