アジアで初めてMERS-CoV犠牲者を出したマレーシアの村で、村人の過半数が隔離されるという騒動になっています。
- 今回、アジアではじめてマーズの犠牲者を出したマレーシアジョホール州Kampung Bintang 村。
- 村人100人中、64人が隔離観察下におかれている。これはマーズ様症状を呈したケースで隔離期間は1週間。
- 同村には特別スクリーニングセンターが設けられた。
- 犠牲者は、メッカ巡礼から戻った巡礼者で、同村に帰ってきていた。
マレーシア当局の並々ならぬ緊張感が伝わります。村人100人中64人とは、おそらくはコホンと咳のひとつでもすれば、ハイ検疫!と捕まってしまうのでしょうが、そんな事が出来るのは相当強権的な国です。人権云々関係なく”何でもあり”がやれる国というのは、感染制御で強力なアドバンテージになる・・・とは管理人自身、北京在勤中にいやというほど目にしたところであります。
まあおそらくは、今回の件はマレーシア限りでキッチリ終わってくれるのでしょう。ただ、同じこと(メッカ巡礼から帰国者が持ち込み)は日本でも十分起こりうることです。日本ムスリム協会HPでは、日本人でもイスラム教徒になれること、また、入信サポートが提供されております(http://jmaweb.net/free/qa)。(地方自治体レベルを含め)想定外といって右往左往することは許されないわけです。
ソースはalkaloidregend
http://arkanoidlegent.blogspot.jp/2014/04/malaysia-mers-suspected-in-johor.html?utm_source=feedburner&utm_medium=twitter&utm_campaign=Feed:+ArkanoidLegent+(Arkanoid+Legent)
Malaysia : MERS suspected in Johor village, 64 quarantined