新型インフルエンザ・ウォッチング日記~渡航医学のブログ~

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opinion@zav.att.ne.jp(関西福祉大学 勝田吉彰研究室)

アルゼンチンの爆発的状況

2009-07-06 10:16:17 | インフルエンザ:海外の動き/海外発生

アルゼンチンの状況、感染者発生は爆発的になり、政治はドタバタ劇、犠牲者は2.5人/日・・・ でも、ラテン気質の庶民には明るさもありと、目が離せない状況です。

先般、保健大臣の辞表叩きつけ事件は紹介したところですが、交代して新たにManzur大臣就任。

新型インフルエンザ関連の統計数字が選挙を境に一変!
 6月26日(投票前) 感染者数1587人
   29日 保健大臣交代劇
 7月3日 感染者数は10万人以上かもと発表。

Manzur大臣は会見で、1587人という数字は感染確定者数をもとにした数字であって、選挙対策として数字を操作していたわけではない!と釈明。

それに対し、NGO医師は、感染者数・犠牲者数とも隠ぺいされていたのは間違いない! と反論。

なお、犠牲者数は公式数字でも55人でメキシコ・米に次ぎベスト3。

アルゼンチンの混沌は脅威ですね。

ソースはHerald tribune南米版↓
http://www.laht.com/article.asp?ArticleId=338558&CategoryId=14093
Argentina Denies Manipulating Flu-Virus Figures

なお、この混沌の中、アルゼンチン現地の様子は現地在住tomokoさんのブログに連日詳しくアップされておりまして、毎日チェックの価値があります。
http://blog.livedoor.jp/tomokoar/
取材にも応じてくれるようですので(↑ブログ中にメアドあり)、マスメディアの皆さんはアルゼンチンの混沌の中、どうなっているのか是非報じていただきたいと思います。

 


 

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