新型インフルエンザ・ウォッチング日記~渡航医学のブログ~

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opinion@zav.att.ne.jp(関西福祉大学 勝田吉彰研究室)

メキシコ帰りは厳重観察(カナダ)

2009-04-23 19:50:43 | インフルエンザ:海外の動き/海外発生

メキシコにて重症呼吸器感染症(SRI)の流行にともない、カナダ保健当局がピリピリ、検疫にてメキシコからカナダ入国者に対し注意喚起しています。

  • メキシコ中部から南部にかけて発生。インフルエンザ様症状から5日間で重症呼吸不全まで進行。多くのケースで人口呼吸器を必要とする状況に。
  • メキシコ当局からカナダへの通報によれば、死亡率は比較的高く、25歳から44歳までの健常成人を襲うことが多い。
  • 原因はまだ同定されていないが、インフルエンザA &Bが検出されることが多い。

死亡率が高いナゾの呼吸器感染症場所、不気味です。
メキシコの”中部から南部にかけて”とありますから、カルフォルニアのの件とはまた別件のようです(の件では、サンディエゴが近いメキシコ北部が疑われているが中部~南部ではない)。

ソースは4月22日付calgary helard↓
http://www.calgaryherald.com/Health/Canada+alert+after+respiratory+illnesses+reported+Mexico/1523180/story.html
Canada on alert after respiratory illnesses reported in Mexico

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