新型インフルエンザ・ウォッチング日記~渡航医学のブログ~

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ラオスータイ国境地帯で5年ぶりにH5N1

2014-04-02 18:41:09 | インフルエンザ:海外の動き/海外発生

ラオスで5年ぶりH5N1発生。

  • ラオス北部のNator Ngai in the region of Xayabury in north-west Laos
  • 3月13日から5242羽中457羽死亡
  • これらの鳥は発生1週間前に他から運び込まれたもの。
  • 事態は解決(The outbreak is now described as 'resolved'.)
  • ラオスでは前回は2008年以来。
なんともおおざっぱな 記事ですが。
 
ラオスといえば、これまた日本人の駐在が増えつつある国ですので要注意です。これまでタイに生産拠点をきづいてきた日本企業、タイの人件費高騰(タイの失業率は0.7%という完全雇用状態なのでそもそも雇えるタイ人がいない。そんな状態で3K労働についてくれるタイ人がいない)から、特に労働主役型産業をCML諸国(我々の業界ではある種の白血病の意味ですが、ここではそうじゃなくてカンボジア・ミャンマー・ラオスの意味)に移す動きがありタイ・プラス・ワンと称されています。その中でもラオスは豊富な水力発電を背景に電気代が安いというアドバンテージがあり、日本企業から熱い視線が注がれています。
 だから、この国の新興感染症は注意深くウォッチングの必要があります。
 
ソースはThe Poultry site
http://www.thepoultrysite.com/poultrynews/31910/first-h5n1-bird-flu-outbreak-for-five-years-in-laos

First H5N1 Bird Flu Outbreak for Five Years in Laos

01 April 2014
 
 

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