新型コロナは気候で変わるのか。市中感染が起こっているところ起こっていないところを比較、気候データをERA-5 reanalysisで調べた報告
- 市中感染がひろがっているのはおおむね北緯30-50度
- これらの地域では、気温5-11℃、湿度もおおむね同じ low specific (3-6 g/kg) and absolute humidity (4-7 g/m3).
- 市中感染が起こっているのは、限られた緯度・温度・湿度の範囲内。
- 気候モデルを使えば、次の1週間で流行が起こりそうな場所を予想することが出来、公衆衛生のポイントを絞ることができる。
馴染みのない気候データの図が並んで、その方面の知識がないと難解な論文ですが、要は気象学のノウハウを使えば、数週間後にどこがやばいかわかるということのようです。
この理論で、東京五輪の頃は大丈夫!と証明できたりはしないものかなあ・・・
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https://papers.ssrn.com/sol3/papers.cfm?abstract_id=3550308
Temperature, Humidity and Latitude Analysis to Predict Potential Spread and Seasonality for COVID-19
14 Pages Posted: 9 Mar 2020 Last revised: 17 Mar 2020