ジカ熱関連、ますます炎えあがっています。
- ブラジルの小頭症案件は3893例に@1・16.前回報告3530例から増勢衰えず。
死亡49例
http://www.stabroeknews.com/2016/news/world/01/21/birth-defects-linked-zika-virus-still-rising-brazil/ - ミネソタ保健当局は医療従事者に注意喚起。ちゃんと診断してねと。
http://www.kvrr.com/news/local-news/Minnesota-Health-Officials-Warn-People-of-Zika-Virus/37545196 - ボリビアも陥落。国内感染第一例の確定
http://www.who.int/csr/don/20-january-2016-zika-bolivia/en/ - 米CDCのガイダンス(妊婦の旅行)
http://www.cidrap.umn.edu/news-perspective/2016/01/cdc-releases-zika-guidance-pregnant-patients
ブラジルの増勢衰えずなんてサラリと書きましたが、この4000例近い数字から、わずかな死亡例を引いたうちの相当なる部分が、なんらかの障害をおった子供たちとして今後の人生を運命づけられることになります。ブラジルの福祉施設はどうなるのでしょうか。オリンピックを背景にした経済成長から福祉予算が潤沢に流れるのならば、次は社会福祉学の観点からブラジルが赤丸急上昇・・・となるのかならないのか。本件は渡航医学だけにとどまらない、広範囲に注目される社会的案件になります。