ペルーでギランバレー症候群の患者が大発生。首都リマを含む5地域で、死亡例4例に加えて、206例の発生確認と保健相発表。
これを受けてペルー政府がこれらの地域に非常事態宣言発出。
この事態の発生はPiura, Lambayeque, La Libertadの、北部の遺跡観光地を含んでいる。また、900万人の人口を抱えるJunin and Limaも含んでいる。原因はまだ確定されていない。
米CDCによれば、ギランバレーはジカ熱と強い関連がある。
う~ん、かなり不気味です。ギランバレーといえば、医学生時代に神経内科で数例みるかみないかという、超レアとはいわないけど、かなりレアな神経疾患。いきなり200例超でたらやはり非常事態宣言だろうと思いますが、ジカ熱と関連していて、2016年にジカ熱がかなり暴れた国ということで、今後の発表が待たれます。非常事態宣言は90日とのことなので、秋口かなあ。
Peru declares health emergency over Guillain-Barre outbreak