ヤク売人皆殺し作戦で名をはせたフィリピンのドゥテルテ政権、減らした災厄はヤクだけじゃなくてデング熱もドラマチックに減らしたようです。
- 2015-16年にかけて、フィリピンでは毎年、20万例のデング熱が確認されてきて、アジアでも最も激しい国のひとつ。しかし、今年2017年、これまでの報告は97287例(死亡526例)で、前年同期167102例に比べて41.7%減!
実は、この8月にも、フィリピンのデング熱が37%減っているという報道は出ていました。
http://outbreaknewstoday.com/dengue-philippines-cases-37-testing-available-malls-63825/
ショッピングモールでデング熱の検査が出来るようにしたり、意識づけの施策がとられています。そしてさらに減少幅が拡大できたというとのようです。
フィリピンが頑張ってデング熱を減らしてくれるのは、実は、我々日本人にとってもありがたいことです。日本のデング熱輸入例、その始発駅のチャンピンはフィリピンとインドネシア。したがって、これらの国でデング熱が減ってくれれば、日本のデング熱リスク減少に直結します。独裁大統領のもとで、ヤク関連以外でも、なにかとピリっと締まっているのでしょうか。
「「日本の輸入デング熱症例の動向(感染研)」を読んでみた」
http://blog.goo.ne.jp/tabibito12/e/ae6ffc698862402eea45f67c1d40ef0e
http://outbreaknewstoday.com/dengue-cases-near-100000-philippines-dramatic-decrease-last-year-20170/
Dengue cases near 100,000 in the Philippines, dramatic decrease from last year