来る5月開催のWHO総会、議題のひとつがインフルエンザ ワクチン生産体制整備。
- 09年のパンデミックの際、ワクチン生産→出荷の過程に遅れが生じた。
- 5月16日~24日開催予定のWHOミーティングにおいて、各国政府は、次なるパンデミックに際して、ウイルス標本を速やかに提出し、また、ワクチン供給を受けられる契約について話し合われる予定。
- 前回、4年前にアジアでH5N1がみつかったときから交渉がはじまった。しかし1年後、インドネシアがワクチン供給を要求して標本提出を拒否する挙にでた。
- 09年パンデミック発生時、ワクチンメーカーは最大限、生産をおこなったが、それが完成し供給されたときには第一波は終わっていた。
- 今回、発生国はウイルス標本をすみやかに提出し、製造されたワクチンの供給が保証されるという協定が話し合われる。
- 現時点のパンデミックワクチン製造能力は11億ドース。これを18億ドースに引き上げ(09年パンデミック当時は5億ドース)。
- 前回パンデミック時には、途上国向けの供給が遅れた問題もあり、これに対しても製薬企業側から前向きな動きが認められる。
発生国は速やかにウイルスを供給する。そして必ずワクチン供給を受けられる。ワクチン製造能力を引き上げる。途上国にも速やかに供給される。
09年の問題を踏まえて、着実な前進一歩ですね。人類は。
ソースはstuff.co.nz↓
http://www.stuff.co.nz/life-style/wellbeing/4882818/World-prepares-for-more-flu
World prepares for more flu