南スーダンYrol stateにて正体不明の出血熱(ヒト感染)3例、ヤギや羊の犠牲も。
- 南スーダンにて正体不明の出血熱3例。
- インデックスケースは30歳女性、妊婦。2017年12月7日~発熱・頭痛・頸部痛。突然の鼻出血・歯肉出血、穿刺部出血、マラリア・チフスの治療受けるも19日死亡。
- 13歳女性。インデックスケースと同じ村。20日発症、26日死亡。鼻出血、歯肉出血など同様。さらに全身関節腫脹
- 15歳男性。おなじ村。24日発症、27日死亡。鼻出血、歯肉出血とともに大量吐血。
場所的にも時期的にもつながっているクラスタです。この村では山羊や羊の発症も報告されており、なんらかの人畜共通感染症が疑われ、南スーダン政府、獣医当局、WHOなど協働で調査チーム派遣・現地トレーニングなどおこなわれています。
発症から1週間たらずの経過でなくなってしまうナゾの出血熱、調査結果が待たれます。
South Sudan: Suspected viral hemorrhagic fever cluster reported in Eastern Lakes State