ジカ熱はどうやって感染するのか・・・「蚊と精子」以外にも「理論的にあり得るもの」が続々報道されてきています。
- 唾液にもジカウイルスの報告で、キスやその他のコンタクトで感染する可能性が指摘されてきている。
- これまでジカウイルスは蚊媒介を主として、性交感染や輸血によるものが報告されてきた。これらに加えて、妊婦に対してさらなる注意が必要。
- 妊婦は感染者とカップやスプーン・フォークを共有することは避けねばならない。キスももちろん。
- これまで唾液や尿にウイルスが存在すること自体は知られていた。今回わかったのは、それらがアクティブで感染可能性があること。
- とはいえ、これらの知見で、蚊対策が重要で目をそらせてはいけないことに変わりはない。
つまりジカ熱においてやっちゃいけないことは
蚊に刺されないこと
セックスすること
キスをすること
食器を共有すること
(あと、輸血案件)
ということになります。
あと管理人からつけ加えるとすれば、
注射の回し打ちはいけない(覚せい剤、ダメ・ゼッタイ)
あやしげな”健康法”(飲尿療法?)
といったところでしょうか。
それぞれ報道するたびに世の中がどよめきますが、管理人的には、いずれもわかりやすくて、(空気感染や飛沫感染に比べて)ちゃんと行動すればちゃんとリスクが減らせる病気、頑張ったら報われる病気ということじゃないかと。きちんと情報発信してゆけば、(そして陰謀論を否定してゆけば)やりがいはある疾患だと思います。