新型インフルエンザワクチン接種の一般向けが始まった!というニュースも、ほぼ全国の地方紙まで載ったころかと思います。
以前、当ブログでは、海外製ワクチンはほとんど”注射器充填済み”で出荷されること、海外医療現場を踏んでこれに使い慣れると日本製がとにかく使いにくいこと、さらに、10mlバイアルで出荷なんかやめてくれ!と叫びましたが、http://blog.goo.ne.jp/tabibito12/e/c8e86ff1d6f28c04367ac75db50291c6 現実は10mlバイアル主体で出てきてしまっているようです。日本のワクチンメーカーはなんでこう、利用者目線に立ったセンスが無いのかと嘆きたいところですが、あるいは、厚労省の皆さんは何でこういう指示にしちゃうのかなと(でも、管理人の霞ヶ関体験から、こう考えちゃうのもちょっとだけわかるので非難は差し控え)。
ともあれ、この現実から、現場ではちょっと困ったことが起こっています。20人分入っているはずのバイアルから17~19人分しかとれないのです。別途注射器に吸うとき、物理的にわずかな隙間が出来る、その分、減ってしまう(海外製主流の”注射器充填済み”なら、こういう事は起こらず、20人分仕入れたら20人に注射出来る)。
でも、この日本にはすばらしい現場力があります。現場の優秀な先生方が、見つけてくれました。
糖尿病のインスリン注射用の注射器を使えば無駄がなくなるのだと。
そして、それを自ら試してサイトで情報提供してくれている。ぜひクリックしてご覧ください↓
http://www.hondanaika.net/vaccine.htm
こういう現場力で、ワクチンメーカーのちょっと足りない所も補って、日本の国民は世界で有数の医療を受けられるのだ・・・と、連想したページでした。
子供の通う小学校でも、すでに学級閉鎖がアチコチでおき…休校間近です。
新型インフルの予防接種をうけたいとは思ってますが、県の計画どうりの接種時期ならば……おそらく、新型インフルに感染したあとに「さぁ、どうぞ」
になるでしょう。
話には聞いてましたが、本当に拡大が速い!
日本の役人さんたちも、韓国を見倣って欲しいです。
ワクチンを打つなら中学生以下を最優先すべきと思いますが、もし今流行のピークを迎えつつある時期なら、今月末には下火に。ぷりんさんの言う通りだと思います。
まあパンデミックワクチンって、本来間に合わないものですが…
でもなんとなくマヌケな感じ。政府の対応がこんなに場当たり的でなければ、もう少し納得がいくのですが。