ある土曜日の午後、ぼんやりとテレビを見ていたら「教科書に載らない超ゲンダイ史」という番組で駅弁の紹介をしていた。(新潟では9月上旬の放送でした。)
その中で全国2位に選ばれたのが福井県鯖江駅の駅弁「若狭牛ステーキ重」(1,100円)でした。
おや?鯖江駅? 毎月出張で泊まるホテルの前にある駅が鯖江駅じゃなかったっけ。
で、調べたらそうでした。
いつもは1泊して外食は近くの大福さんで食べることが多いので駅弁など気付きもしなかったけど、今月は近くで展示会があり初めて3泊するので食べてみるのにはちょうどよいチャンス。
初日の夕方、ホテルに入る前に駅に行ってチェックしたら思ったよりずっと小さな売り場で弁当はもうほとんどない。
聞いてみたら売り切れとのことで意外に入手はむずかしいかも?
初日、2日目の夕食は同行のメーカーさんと例の大福さんへ。
このメーカーさんも初めて食べた「炒めもの定食」を絶賛。 やはり誰の口にも合うらしい。
3日目の夕食は1人なのでいよいよそのお弁当にトライ。
朝、駅に行きダメ元でお取り置きできるかと聞いてみたら意外にあっさりOKでした。
その夜、駅で引き取りホテルの部屋でようやくご対面。
お弁当の内容は若狭牛のステーキ(若狭牛は肉質が5段階中上位2段階以上を獲得した牛だそうです。)、そぼろ、出汁巻玉子、カマボコ、しば漬けが入っていました。
製造は日本料亭の一乃松、調べてみたらすごいお店なんですね。 ちょっと驚き。
味は、ステーキは柔らかくさすがにうまい、そぼろの下のごはんの中にもそぼろが混ざっていて、実山椒がアクセントに。
玉子焼き、カマボコ、しば漬けも箸休めにいい。
お弁当としては大変おいしかった。 ごちそうさまでした。
でもやはり駅弁は電車に乗って旅行へ行くときに食べるもの。
だから、来月からはやっぱり大福さんへ行くでしょう。