自然からのたより

四季の生き物たちの命の輝きを写真でお伝えします

バイオミミクリー

2010-09-27 09:43:19 | 実と種
バイオは生物や生命、ミミクリーは真似をする意味のミミックという単語の名詞形で、2つの単語をあわせた造語です。(Biomimicry)
つまり、生物の真似をして最先端の科学技術を開発することをいいます。
古くは飛行機の翼はトンボの翅と鳥の翼を、マジックテープはひっつく種を、それぞれ参考に作られたそうです。
生き物の巧みさは人間の知恵をはるかに凌駕していて、毎日が発見の日々です。だから地球上に存在するすべての命は貴重なのです。
というわけで、ひっつく種を写してみました。

種を包むさやの形が盗人の足跡に似ているというのですが、ヌスビトハギの種:マメ科



ヌスビトハギの種の表面にはちいさな突起が多方向にあり、よくくっつきます。



黄色の小さな花をつけますが、花に比して種が大きいです、キンミズヒキ:バラ科



キンミズヒキの種の表面の突起もかぎ状になっていて、付きやすい構造です。


次世代テレビは液晶から構造色を使ったものになるそうです。構造色としてはモルフォチョウ、タマムシなどが有名です。

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早春のきざしⅤ

2009-01-26 14:23:55 | 実と種
大好きなトキリマメも鞘にまだ残っていました。
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旅立つ種Ⅰ

2008-12-19 15:26:32 | 実と種
テイカカズラは森の樹にからんで樹上までのびるつる植物で、通常は樹上で花を咲かせるので、花や種はなかなか見ることができません。夏に鞘ができ、初冬の乾燥期に鞘がはじけてきれいな種が現れます。

長い鞘(200mm)の中におさまる種(茶色の部分で20mm)。
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旅立つ種Ⅱ

2008-12-19 15:25:36 | 実と種
種の頭には長い綿毛があり、風で飛んでいきます。
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旅立つ種Ⅲ

2008-12-19 15:24:43 | 実と種
繊細な綿毛。
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