ロタ島の虫たち

ロタ島の山岳部に行くと、平地では見られない虫を見ました。

ゆっくりと時間が流れ、人と自然の距離の近さがとても心地よかったでした。これでロタ島探鳥記を終わります。長い間お付き合いいただきありがとうございました。
「森の自然誌」「野鳥」「探鳥記」に「ロタ島探鳥記」としてまとめましたので、こちらもご覧ください。

風の強い日、ロタ島の海岸部で見かけた蝶です、和名リュウキュウムラサキ♂。



とまるとゆっくりしていました。



３つの星が優雅に。



もう少し柔らかな日差しだったら紫がきれいだったかも。



琉球地方でも定着しているそうです。



ようやく裏も見せてくれた。



シロオビアゲハ♂。



一直線の白い水玉がきれい。



クモの一種。



カメムシの親子。



■　ロタ島プチ情報

ソンソン村に戻って村を散策、墓地がありました。ロタ島唯一の墓地で全ての人がここに葬られるのだそうです。墓碑を見ると５０代の方が多く驚きました。
ストレスがない天国みたいなところなのに、どうしてでしょうね？



墓碑。



５０歳ですね。



入口です。

マルバネルリマダラ

グアムで見かけた蝶です、濃紺がとてもきれいでした。

裏は濃紺に白い小さな水玉が縁を彩って。



給蜜中。



表には水色の水玉が。



表の縁がちらりと見えました。



舞姿。



表の真ん中に大きな水玉も。



よく羽ばたきます。



次第に表を開いて。



おお、感動の一瞬。



表はこうでした。



美しい蝶にうっとりでした。



■　ロタ島プチ情報

東港にはガソリンタンクがあるので、タンカーが入ります。

マリアナオオコウモリ

ロタのチャモロ人はマリアナオオコウモリが好きでよく食べるそうです。だからでしょうか、街中では見かけませんでした。　初見初撮り。
バード・サンクチュアリで鳥を見ていた時、飛んできたので鳥と思いましたが、よくみるとマリアナオオコウモリでした。野生のマリアナオオコウモリを昼間見るのはかなり珍しいようです。

絶壁にある樹にとまりました。



首から胸にかけて金色、それ以外は黒です。



翼をひろげて。



ちょうど裏側ですね。



右を向いてます。



後ろ姿。



首は金色。



ちょっと左を向きました。



最後までこちらを向いてくれませんでしたが、会えただけでもよしとしましょう。



■　ロタ島プチ情報

バード・サンクチュアリから見る海に虹がかかりました。

スズメ

日本のスズメとはちょっと色合いが違いましたし、大きさもやや小さく感じました。でも日本にいるのと同じ亜種だそうです。

グアムのスズメ。



虫のさなぎを食べて。



なかなかすごい。



食べてしまうようです。



暑いです。



後ろは雛です。



ロタのスズメ、頭部が薄茶色。



体の一回り小さいです。



暑さのためか、翼をだらり。



ちょっと全体が濃い目。



ここでは食べ物に困ることはありません。



嘴の元が黄色なので幼鳥でしょうか？



■　ロタ島プチ情報

ロタ空港前の広場に陳列されていたもの、第二次世界大戦のときに使用されたものでしょうか？



プロペラ部分。



ここは日本統治時代に国の統治部があったところで、井戸を掘削する機械とか？

続セキショクヤケイ

ニワトリの原種と言われているセキショクヤケイが、ロタ島では林に野生で棲んでいて雛連れの親も随分見ました。

白系の♂。



茶系の♀。



立派な羽の♂。



ボスのようです。



かなりきれいです。



産まれたばかりの雛がかわいかったでした。



おかあさん、みんなを確認。



雛の後頭部が白いです。



こちらは白茶の親子。



こちらはおかあさんは黒なのに雛は白です。



色は様々。



■　ロタ島プチ情報

メイン道路に面したマーケット Luckey MART Ⅱで通称ホワイトハウスと呼ばれています。牛乳が飲みたかったのですが、長期保存牛乳しかありませんでした。



長期保存牛乳。