ヤブガラシの花盤は始めは橙色で、直径約 5mmで薄緑色の花弁4枚と雄しべが4本と雌しべが1本あり、花弁と雄しべは開花後半日ほどで散ってしまい、中央の白色の雌しべと直径約3 mmのピンク色の花盤が残ります。
花盤は花弁が落ちるとピンク色に変わりますが、いずれも淡い色合いが綺麗です。この花盤は蜜が豊富で、昆虫を呼びます。どんな虫たちが集まるでしょうか?
関西地方のヤブガラシは、2倍体なので種ができますが、関東地方のものは、3倍体なので種はできません。
撮影 2023.08.28
早朝、蕾が開き、雄しべと雌しべがあります
蕾から開いた花の花盤の色は橙色で、4本の雄しべと中心に1本の雌しべがあり、花盤の周囲には4枚の薄緑色の花弁があります
だんだん4枚の花弁が反り返って、4本の雄しべが落ちます
午後には花弁も落ちて、花盤だけが残ります
花盤上の蜜はアリたちの好物でもあります。これも一日で無くなってしまいます。このアリはヒメアリです。