◆暑さに負けず 5.29大集会やりました(ニュース74号)
◆報告と お礼 「 5.29大集会 in おおさか 」(ニュース75号)
(5.29 記録映像)→ コチラ
暑さのため、機器に影響が出て、音声が乱れています。
(5.29 記録音声)→ コチラ
■■ 5.29大集会inおおさか に参加して ■■
5月とは思えない蒸し暑さの中2000人を超す人たちが集会に結集したことは、
関西の反原発運動の粘り強い行動の結果であり、本当に頭の下がる思いです。
同時に40年超えのオンボロ原発を動かすことに対する危機感の大きさの現れです。
このことに政府や電力資本は真摯に向き合うべきです。自分たちにとって
都合のいい「専門家」という名の御用学者のお墨付きを取り付け、
事故が起これば想定外ですむのなら、専門家も規制委員会も必要ありません。
また、参加者が青森から鹿児島まで全国から結集していることは、
老朽原発の問題が決して若狭と東海だけの問題ではなく、全ての原発を
一刻も早く廃炉に追い込むために負けることのできない闘いであると、
全国の仲間が確信しているからです。
まずは美浜3号機の再稼働を阻止し、この闘いを全国につなげていくことが
勝利への道だと今回の集会で確信できました。集会の中で「311子ども甲状腺がん裁判」の報告がありました。原告女性の訴えは多くの人の心に響きました。
しかしこうした福島の被害者の訴えを、政府や電力資本は11年間
踏みにじってきました。
伊方原発から10キロの地で50年間原発に反対してこられた女性は、
福島原発事故の時に「伊方でなくてよかった」と思ってしまった自分を
責め続けてこられました。多くの原発立地住民のかたがそう思ったのでは
ないでしょうか。そのことは「罪」でしょうか。
電力消費地の我々には、原発立地住民に痛みを押し付けてきた大きな責任が
あります。福島や周辺で被曝された方々に対しては償いきれない責任が
私たちにはあると思っています。
事故の収束の目処すら立っていないのに、十分な補償も謝罪もせずに、
次々と原発を動かすなど絶対に許すことはできません。
まして「例外中の例外」とまで言ってきた40年超え原発など直ちに
廃炉にする以外の選択肢などあるはずがありません。
今回の集会での結集の力をさらに全国に広げ、全原発を廃炉に追い込みましょう!!
(伊方から原発をなくす会 名出真一)
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■■ 国民を守らない行政にNOを ■■
5月29日、「原発のない明日を―老朽原発このまま廃炉!大集会in おおさか」に
参加しました。
開会の主催者あいさつで中嶌哲演さんがウクライナ戦争での原発施設の核兵器化への
懸念が現実化している事、そして私達の意思を顕在化させるのは今夏の参院選である
と訴えました。
井戸謙一弁護士から、最近の原発関連で福島原発事故被害者4訴訟が
最高裁に進み東京電力の上告が棄却され加害企業としての責任が確定され、
6月17日の判決でどの様に判断されるか? 子ども甲状腺がん裁判について
何故原告が6人だけなのか?や、20代女性原告の証言に傍聴席から嗚咽がもれ、
裁判官の目が赤くなっていたように見えた。国側の弁護士もそれまでの
傍若無人な発言が止まった。などの報告があり会場内も静かに、しかし力強い
応援の声が溢れました。
私の長女が原告女性と同い年のうえ、甲状腺検査でA2判定を受けています。
今後のリスクへの不安や震災当時のトラウマなど、11年を経過して
最近やっと口に出すことが出来る様になり、声を上げた子どもたちの勇気に
答えるためにもこの裁判をサポートしていく決意を強くしました。
そのほかたくさんの団体の皆さんが全国から駆け付けあいさつやアピールを
されました。原発事業は人をおかしくし、行政もおかしくさせる。
福島では県が避難者を訴え、福島に出自を持つ社会学者が国の復興事業の中で
私たちを風評加害者と呼ぶ。社会システムさえおかしくなる。
国民を守らない行政にNOを突きつけなければと思いながら1日を終えました。
(原発賠償関西訴訟原告団副代表 佐藤勝十志)
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■■ 危機感を共有したい ■■
「老朽原発このまま廃炉!大集会inおおさか」が5月29日、大阪市西区の
靱(うつぼ)公園で開かれ、参加してきました。
ロシアによるウクライナへの侵攻があって原発が武力攻撃の標的になることが
実証されています。今現在、世界で3番目に大きいザポリージャ原発で
ロシア軍が占拠している危機的な状況が続いています。これからの戦況により
他の原発でも破壊されたり、事故が起きることもあり得ます。
核兵器を保有することで抑止効果があるとされてきました。でも、もうそれは
無くなったことも実証されました。ロシアのプーチン大統領は核兵器を
第三国が本格介入した場合と、戦況がロシアにいちじるしく不利になった場合に
使用すると言っていますので、攻撃用兵器としての核兵器に変わりました。
核を巡って地球規模の破滅的な状況がつづいているのです。
ところが、この国の政権は危機意識が全くないのか、真剣に考えようともしないで、
真逆のことばかりをしています。老朽原発の再稼働と「核兵器の共有論」です。
国民はなぜこんな政権を支持するのかと、一人焦って悩んでいましたが、
とにかく何とかしなくてはと思い参加を決めました。それと、危機感を共有したい、
危機意識を持ち参加する人に会いたいとも思っての参加でした。
暑い日でしたが、参加者は約2100人とのアナウンスがされ、
共有する人がたくさんいることを嬉しく思った集会とデモになりました。
今後も世界を取り巻く状況は厳しいものになり、この国は破滅の道に進むことに
なるのではと悲観しています。でも、共有することの安心感で、少しでも
抵抗してゆきたいと願っています。
(中電対話デー世話人 早川しょうこ)
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◆報告と お礼 「 5.29大集会 in おおさか 」(ニュース75号)
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暑さのため、機器に影響が出て、音声が乱れています。
(5.29 記録音声)→ コチラ
■■ 5.29大集会inおおさか に参加して ■■
5月とは思えない蒸し暑さの中2000人を超す人たちが集会に結集したことは、
関西の反原発運動の粘り強い行動の結果であり、本当に頭の下がる思いです。
同時に40年超えのオンボロ原発を動かすことに対する危機感の大きさの現れです。
このことに政府や電力資本は真摯に向き合うべきです。自分たちにとって
都合のいい「専門家」という名の御用学者のお墨付きを取り付け、
事故が起これば想定外ですむのなら、専門家も規制委員会も必要ありません。
また、参加者が青森から鹿児島まで全国から結集していることは、
老朽原発の問題が決して若狭と東海だけの問題ではなく、全ての原発を
一刻も早く廃炉に追い込むために負けることのできない闘いであると、
全国の仲間が確信しているからです。
まずは美浜3号機の再稼働を阻止し、この闘いを全国につなげていくことが
勝利への道だと今回の集会で確信できました。集会の中で「311子ども甲状腺がん裁判」の報告がありました。原告女性の訴えは多くの人の心に響きました。
しかしこうした福島の被害者の訴えを、政府や電力資本は11年間
踏みにじってきました。
伊方原発から10キロの地で50年間原発に反対してこられた女性は、
福島原発事故の時に「伊方でなくてよかった」と思ってしまった自分を
責め続けてこられました。多くの原発立地住民のかたがそう思ったのでは
ないでしょうか。そのことは「罪」でしょうか。
電力消費地の我々には、原発立地住民に痛みを押し付けてきた大きな責任が
あります。福島や周辺で被曝された方々に対しては償いきれない責任が
私たちにはあると思っています。
事故の収束の目処すら立っていないのに、十分な補償も謝罪もせずに、
次々と原発を動かすなど絶対に許すことはできません。
まして「例外中の例外」とまで言ってきた40年超え原発など直ちに
廃炉にする以外の選択肢などあるはずがありません。
今回の集会での結集の力をさらに全国に広げ、全原発を廃炉に追い込みましょう!!
(伊方から原発をなくす会 名出真一)
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■■ 国民を守らない行政にNOを ■■
5月29日、「原発のない明日を―老朽原発このまま廃炉!大集会in おおさか」に
参加しました。
開会の主催者あいさつで中嶌哲演さんがウクライナ戦争での原発施設の核兵器化への
懸念が現実化している事、そして私達の意思を顕在化させるのは今夏の参院選である
と訴えました。
井戸謙一弁護士から、最近の原発関連で福島原発事故被害者4訴訟が
最高裁に進み東京電力の上告が棄却され加害企業としての責任が確定され、
6月17日の判決でどの様に判断されるか? 子ども甲状腺がん裁判について
何故原告が6人だけなのか?や、20代女性原告の証言に傍聴席から嗚咽がもれ、
裁判官の目が赤くなっていたように見えた。国側の弁護士もそれまでの
傍若無人な発言が止まった。などの報告があり会場内も静かに、しかし力強い
応援の声が溢れました。
私の長女が原告女性と同い年のうえ、甲状腺検査でA2判定を受けています。
今後のリスクへの不安や震災当時のトラウマなど、11年を経過して
最近やっと口に出すことが出来る様になり、声を上げた子どもたちの勇気に
答えるためにもこの裁判をサポートしていく決意を強くしました。
そのほかたくさんの団体の皆さんが全国から駆け付けあいさつやアピールを
されました。原発事業は人をおかしくし、行政もおかしくさせる。
福島では県が避難者を訴え、福島に出自を持つ社会学者が国の復興事業の中で
私たちを風評加害者と呼ぶ。社会システムさえおかしくなる。
国民を守らない行政にNOを突きつけなければと思いながら1日を終えました。
(原発賠償関西訴訟原告団副代表 佐藤勝十志)
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■■ 危機感を共有したい ■■
「老朽原発このまま廃炉!大集会inおおさか」が5月29日、大阪市西区の
靱(うつぼ)公園で開かれ、参加してきました。
ロシアによるウクライナへの侵攻があって原発が武力攻撃の標的になることが
実証されています。今現在、世界で3番目に大きいザポリージャ原発で
ロシア軍が占拠している危機的な状況が続いています。これからの戦況により
他の原発でも破壊されたり、事故が起きることもあり得ます。
核兵器を保有することで抑止効果があるとされてきました。でも、もうそれは
無くなったことも実証されました。ロシアのプーチン大統領は核兵器を
第三国が本格介入した場合と、戦況がロシアにいちじるしく不利になった場合に
使用すると言っていますので、攻撃用兵器としての核兵器に変わりました。
核を巡って地球規模の破滅的な状況がつづいているのです。
ところが、この国の政権は危機意識が全くないのか、真剣に考えようともしないで、
真逆のことばかりをしています。老朽原発の再稼働と「核兵器の共有論」です。
国民はなぜこんな政権を支持するのかと、一人焦って悩んでいましたが、
とにかく何とかしなくてはと思い参加を決めました。それと、危機感を共有したい、
危機意識を持ち参加する人に会いたいとも思っての参加でした。
暑い日でしたが、参加者は約2100人とのアナウンスがされ、
共有する人がたくさんいることを嬉しく思った集会とデモになりました。
今後も世界を取り巻く状況は厳しいものになり、この国は破滅の道に進むことに
なるのではと悲観しています。でも、共有することの安心感で、少しでも
抵抗してゆきたいと願っています。
(中電対話デー世話人 早川しょうこ)
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