老朽原発うごかすな!実行委員会Blog

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老朽原発うごかすな!ニュース (第2号)2020.05.15

2020-05-13 16:39:54 | 老朽原発うごかすな!大集会 in おおさか
賛同いただいた団体・個人 → コチラ
「9.6大集会」仮チラシは→ コチラ
『要請はがき』は → コチラ

◆◆◆ 民主主義を力に ◆◆◆
■ベースロード電源の怪 老朽原発再稼働?■


東電福島第一原発の事故により、原発は倫理に反する存在であることが
明らかになり、国民意識調査と討論型世論調査で「原発ゼロ」の道が示され、
「2030年代に原発ゼロ」を目指すこととなった。
「反原発」か「原発推進」かの選択ではなく、原発に依存しない
エネルギー政策の実現、原発ゼロ実現が取り組みの方向となった。

老朽化によるリスク低減のために、原発の運転期間を原則40年とする
法改正がなされた。規制委が認めれば1度限り、最長で20年間の
延長を認める規定は、あくまでも「例外的」な措置のはずだった。

しかし、安倍自公政権は、自らも賛成したこの方向を引っくり返し、
原子力を「重要なベースロード電源」と位置づけ、30年度の
電力供給における原発比率を20~22%とするエネルギー基本計画を
策定した。この比率を守ることを大義名分に、40年を超えた老朽原発を
次々再稼働しようとしている。

原発は、事故がなくても使用済み核燃料を作り出す。
後世の自然環境と人間社会に被曝リスクを押し付ける。
実効性のある避難計画も立てられない状況で、危険な老朽原発を
再稼働することになんのメリットもない。
重大な事故を起せば全てを失うことになる。
無理やり稼働を延長しても、20年後には原発依存から脱却の道を
探らざるを得なくなる。そこにある空洞化と荒廃を想像する力を
持たなければならない。

原発も、ウィルス感染も、備えがあり、対応に一貫性があり、
情報の透明性が確保されていることの重要性が明らかになった今、
市民ひとりひとりが偽情報に惑わされず、連帯を築き、市民の自発的な
活動と協調し互いに補完しあえる政治を築かなければならない。
民主主義は与えられるのではなく、それぞれが築くものだから。

国家に追随するのではなく、憲法を生かし、地方分権を推進し、
住民主体の地方主権を確立すること。原発に依存せず「豊かな国土と
そこに根を下ろして生活していることが国富である」

今日11日、75回目の「11Action」を行う。
民主主義を力に、「原発ゼロ」を実現するために。
(原発ゼロの会・大阪 山本謙治 5月11日)


■新型コロナウィルス蔓延下でも原発の運転を続け、
■老朽原発再稼働準備工事を続ける
■関西電力に抗議と申し入れ


~ 高浜町・おおい町にも申し入れ ~

新型コロナウイルス(「新型ウイルス」と略)が蔓延し、全世界が
その封じ込めに苦心・奮闘しています。

しかし、この「新型ウイルス」の蔓延下でも、関電は高浜原発4号機、
大飯原発3、4号機の運転を続け、45年超えにもなろうとする
老朽原発・高浜1、2号機、美浜3号機の再稼働準備工事を続けています。

今、原発で重大事故が起これば、避難者は、放射線被ばくに加えて、
避難の過程や避難先で、「新型ウイルス」感染の危機に見舞われます。
一方、原発内で「新型ウイルス」の感染が拡大すれば、原発の安全が
保てなくなります。

「老朽原発うごかすな!大集会in おおさか」実行委員会は、4月29日、
住民の安全を蔑ろにして原発運転、老朽原発再稼働準備工事を継続している
関電に強く抗議し、
①稼働中の原発の即時停止、
②原発再稼働準備工事の中止、
③重大事故確率の高い老朽原発の廃炉の決断

を求める「抗議、申入れ」書を関電の原発関連部署(取締役社長、原子力事業本部長、
高浜原発所長、大飯原発所長)に提出しました。
また、原発立地町である高浜町、おおい町には、稼働中の原発の即時停止
および原発再稼働準備工事の中止を関電に要請し、老朽原発の運転を
認めないことを宣言し、今までの原子力政策を見直すことを求める
申入書を提出しました。

なお、「抗議、申入れ」書や申入書は、当該箇所に持参する予定でしたが、
現下の「新型ウイルス」情勢を考慮して、郵送しました。
また、それらのコピーは、報道関係にも郵送し、広く全国に配信しました。
(実行委員会・木原)


街宣車が街を行く!
「老朽原発うごかすな!」のアピールを

5・17大集会が、コロナウイルスの蔓延で9月6日に延期せざるを
得なくなりましたが、昨年から引き続く「老朽原発うごかすな!」の行動は、
縮小したり、間延びしてしまったりはあってはなりません。
着々と準備してきた運動を更に大きく開花させるために、知恵を絞り、
工夫を凝らした行動を展開しましょう。

その一環として、関西や若狭を、街宣車で走り回ることにしました。
みなさん、自家用車を街宣車にできますよ。

木原さんの自家用車を街宣車仕様に作り上げました。
「老朽原発うごかすな!」のハチマキを車の上にぐるっと捲くために、
ホームセンターで部品を買ってきて木枠を作り、金具で取り付けるのです。
取り外しも自由です。ハチマキはいつもお世話になっているYさんの
手作りです。車体には「9・6大集会」のマグネットシートも貼り付けました。
すべて木原さんが一人で作り上げ、警察に街宣届も出しました。

さて、5月5日、私も乗せていただいて、京都市内を、老朽原発の危険性や、
関電の原発マネー還流問題、コロナ禍における原発稼働の危険性などを
スピーカーで流しながら走りました。
外出自粛要請で町行く人の数は激減でしたが、通り過ぎる街宣車に視線を
向けてくれました。子ども達は、嬉しそうに指さしたり手を振ってくれました。

道路の向こうから「若狭の原発は今どうなっているんやー」と言葉を
投げかける人もいました。「今、木原さんの車が通りすぎた!がんばって!」と
走行中に知り合いからメールが。街宣終えて家に帰ったら「あんたの声が
聞こえたで。派手な車が走っていったわ。」とこれも知り合いから電話が。
案外、見たり聞いたりしている知人がいるんだなと驚きました。
あなたの街にも行きますよ。待っててくださいね!
(若狭の原発を考える会  橋田)


◆ 大阪でも街宣車が回ります ◆

コロナ禍でどうしても動きが小さくなる。そんなことでどうするか! 
京都に続いて、大阪でも街宣車がまわります。
見かけたら声をかけてください!
9月6日に向けガンバロウ!


★紙版の『老朽原発うごかすな!ニュース 第2号』
 ダウンロードは → コチラ

「9.6大集会」仮チラシは→ コチラ

facebookイベントページは
https://www.facebook.com/events/772341449839659/
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