あなたにお願いがあります。
もちろん手技を勉強して技術を高めるのは素晴らしい事です。
しかし、なぜその疾患が起こるのか。。。
なぜその筋が固くなっているのか。。。
なぜそのアライメントなのか。。。
基礎を学ぶことをすっ飛ばしては、、、
技術の目覚ましい向上は難しいでしょう。。。
どうも(^_^)
昨日は一日お腹の調子が悪かったんですが、、、
「なんか変なものでも食べたのかな~(+_+)」
家族でも調子が悪いのは私だけのようです。。。
私「オレの飯にだけ毒でも入れたんじゃないやろな???(-_-メ)」
嫁さん「。。。。ニヤッ(´艸`*)」
えっ!?まさか冗談でしょ???
冗談と分かりつつ、少し寒気がした男です。。。(´・ω・`)笑
さて、今回は変形性股関節症のメカニズムについて勉強して行きたいと思います。
基礎をやって行きましょう( ˘ω˘ )
何事もそうですが、、、基礎がおろそかになっていてはどんなに優れた治療技術も、、、
「豚に真珠」 「猫に小判」 「嫁さんに。。。」
余計なことを書きそうでしたが、、、それは置いておいて、、、
まあ、基礎が大事だと言う事を感じたことがありましたので。。。
・変形性股関節症の種類
骨盤が前傾しているタイプ、後傾しているタイプに分かれる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/b5/7dbc675b6239789c8a5200ef3628d8db.jpg)
前者は二次性のものに多く、後者は一次性の高齢者に多く見られるタイプとされている。
どちらのタイプにも言える事が、骨盤の前傾、後傾運動の能力が低下している場合が多いと言う事でしょう。
・股関節の構造
言わずと知れた球関節です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/c0/6e4b7d6fd5fda6db832c2ae61b68a276.jpg)
骨頭は球状で、しかし関節窩は楕円に近い半球状になっています。
この臼蓋は後面部は深い作りになっており、骨性支持が高くなっています。
逆に前面部は浅く骨性支持が低くなっています。
つまり、大腿骨頭前面の臼蓋被覆率は、接触面積が少ない事から少ないと言える。
・被覆率
変形性股関節症では、この被覆率の低下が原因で起こる事があり、その為代償として骨盤が前傾して被覆率をカバーするケースが多く見られます。
その為、腰椎の前弯が増強し腰痛の原因ともなり得ると言う訳ですね。
逆に後傾タイプは、高齢者に多い事から胸椎の後弯が原因で骨盤が代償的に後傾する事で起こると考えられます。
先程述べたように、骨頭の被覆率は前面部が浅く骨性支持が低くなっている事から、その低い骨性支持を補う為に、筋の出力を上げざるを得なくなり、筋に負荷がかかり疼痛となって発現する事があります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/00/6c4eb96de0636ffa39d8e7b457d7156c.jpg)
bが骨盤前傾時、cが骨盤後傾時
・筋の出力のバランス
当然の事ながら、骨盤の前後傾のバランスによって筋の出力にも差異が出てきます。
骨盤の前傾角度が10度での殿筋の出力は、、、
大殿筋32%、中殿筋46%、小殿筋22%であるのに対して、、、
骨盤の前傾角度が20度になれば、、、
大殿筋43%、中殿筋38%、小殿筋19%に変化すると言う報告があるらしいです。
この様に、例えば臼蓋形成不全で代償として骨盤の前傾が起きた場合では上記のような筋出力の変化により、腰痛、頸部の障害に発展して行く事も考えられます。
次回ももう少し続けて股関節をやって行こうと思います。
今回は以上です。
読んで頂いている勉強熱心な先生。
有難うございます(*´ω`*)
また次回。
おわり
もちろん手技を勉強して技術を高めるのは素晴らしい事です。
しかし、なぜその疾患が起こるのか。。。
なぜその筋が固くなっているのか。。。
なぜそのアライメントなのか。。。
基礎を学ぶことをすっ飛ばしては、、、
技術の目覚ましい向上は難しいでしょう。。。
どうも(^_^)
昨日は一日お腹の調子が悪かったんですが、、、
「なんか変なものでも食べたのかな~(+_+)」
家族でも調子が悪いのは私だけのようです。。。
私「オレの飯にだけ毒でも入れたんじゃないやろな???(-_-メ)」
嫁さん「。。。。ニヤッ(´艸`*)」
えっ!?まさか冗談でしょ???
冗談と分かりつつ、少し寒気がした男です。。。(´・ω・`)笑
さて、今回は変形性股関節症のメカニズムについて勉強して行きたいと思います。
基礎をやって行きましょう( ˘ω˘ )
何事もそうですが、、、基礎がおろそかになっていてはどんなに優れた治療技術も、、、
「豚に真珠」 「猫に小判」 「嫁さんに。。。」
余計なことを書きそうでしたが、、、それは置いておいて、、、
まあ、基礎が大事だと言う事を感じたことがありましたので。。。
・変形性股関節症の種類
骨盤が前傾しているタイプ、後傾しているタイプに分かれる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/b5/7dbc675b6239789c8a5200ef3628d8db.jpg)
前者は二次性のものに多く、後者は一次性の高齢者に多く見られるタイプとされている。
どちらのタイプにも言える事が、骨盤の前傾、後傾運動の能力が低下している場合が多いと言う事でしょう。
・股関節の構造
言わずと知れた球関節です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/c0/6e4b7d6fd5fda6db832c2ae61b68a276.jpg)
骨頭は球状で、しかし関節窩は楕円に近い半球状になっています。
この臼蓋は後面部は深い作りになっており、骨性支持が高くなっています。
逆に前面部は浅く骨性支持が低くなっています。
つまり、大腿骨頭前面の臼蓋被覆率は、接触面積が少ない事から少ないと言える。
・被覆率
変形性股関節症では、この被覆率の低下が原因で起こる事があり、その為代償として骨盤が前傾して被覆率をカバーするケースが多く見られます。
その為、腰椎の前弯が増強し腰痛の原因ともなり得ると言う訳ですね。
逆に後傾タイプは、高齢者に多い事から胸椎の後弯が原因で骨盤が代償的に後傾する事で起こると考えられます。
先程述べたように、骨頭の被覆率は前面部が浅く骨性支持が低くなっている事から、その低い骨性支持を補う為に、筋の出力を上げざるを得なくなり、筋に負荷がかかり疼痛となって発現する事があります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/00/6c4eb96de0636ffa39d8e7b457d7156c.jpg)
bが骨盤前傾時、cが骨盤後傾時
・筋の出力のバランス
当然の事ながら、骨盤の前後傾のバランスによって筋の出力にも差異が出てきます。
骨盤の前傾角度が10度での殿筋の出力は、、、
大殿筋32%、中殿筋46%、小殿筋22%であるのに対して、、、
骨盤の前傾角度が20度になれば、、、
大殿筋43%、中殿筋38%、小殿筋19%に変化すると言う報告があるらしいです。
この様に、例えば臼蓋形成不全で代償として骨盤の前傾が起きた場合では上記のような筋出力の変化により、腰痛、頸部の障害に発展して行く事も考えられます。
次回ももう少し続けて股関節をやって行こうと思います。
今回は以上です。
読んで頂いている勉強熱心な先生。
有難うございます(*´ω`*)
また次回。
おわり