金沢市の『慢性腰痛』専門 整体院 樹〜悩める治療家のあなたへ〜

勤務柔整師が整体院を独立開業。
現在R5年 開業8年目の悩み

斜角筋の固さはこんな所からも影響を受けています。

2016-05-15 08:11:12 | 頸椎
正直言って困っています。



私も信じられないのです。。。



こんな所まで斜角筋の固さを作る原因になっているなんて。。。














どうも(^_^)



最近、不安で眠れない事があります。。。



独立するのが恐い。。。のではありません(._.)



嫁さんが優しくて恐いのです(*´Д`)



何か裏があるのではないか?何か高額なものを買わされるのではないのか?



単に私が独立する事を考えて、私を気遣って優しくしているのか?



何よりも嫁さんが恐い男です。。。(+_+)笑











さて、今回も好評の斜角筋シリーズです。





意外にこんな場所も斜角筋の固さを作っている事があるんです。



と、言う訳でやって行きます。









以前、斜角筋の固さを作っている事が多い原因として、



小胸筋、小円筋、僧帽筋上部を上げましたが、、、



このパターンが多いと言うだけで、人の身体は一人一人違います。



ですから、全ての人に当てはまる訳ではありません。



だから、施術前の評価が大切になってくるんですね。







斜角筋が固くなってくるとシビレなどの症状が出てくることがあります。



これは、有名な斜角筋症候群であったりもします。



もう、皆さんは分かりますよね?



斜角筋を直接ゴリゴリマッサージなんかしてはいけませんよ(^^)/



痛いだけで、ゆっくりほぐしても時間がかかるし、すぐに元に戻ります。



まあ、その事については以前の記事をご覧ください。







さあ、ご紹介して行きます。ズバリ、、、








母指球筋です!









はあ!?



なぜに母指?と思うかもしれませんが、、、



まあ、聞いて頂きたい。



この筋膜ラインをまず考えましょう。



そう!DFAL(ディープフロントアームライン)です。





小胸筋から上腕二頭筋、そこから橈骨骨膜をへて母指球に至るラインです。



このラインはDFL(ディープフロントライン)とも関係性が深く、そのDFLには斜角筋が含まれることを考えて下さい。





そして、先に言いましたが、斜角筋と小胸筋が関係性が深いのも覚えていますね。



そうなんです。



こんな所も斜角筋の固さに影響を与えているんです。








私達セラピストんなかも、母指を良く使うので影響を与えている可能性がありますよ。



あとは、ペンの持ち方が特殊な人とか、、、



(私も鉛筆の持ち方が変です。。。おはずかしい。。。)



母指を良く使う人はこんな所が斜角筋の固さを作っている可能性があります。



私の経験側では右側に多い感じを受けます。



良ければ参考にしてくださいね。









今回は以上です。



読んで頂いている勉強熱心な先生。



有難うございます(*´ω`*)



また次回。









おわり











結果が出てこない時あなたはどうしますか?

2016-05-14 06:32:37 | マインドセット
治療家のあなたにお聞きします。



頑張っても、全力を尽くしても、あらゆる手を使っても、、、



改善という結果が出ない時ありませんか?



そんな時はどうしますか?










どうも(^_^)



昨日は熱かったですね。



いい天気だったので仕事の昼休みに少し走って運動してきました。



汗をかくためにパーカーをかぶってマスクして走っていたら、、、



お巡りさんに呼び止められ職務質問されました。。。(T_T)



先生、、、私は無実です。。。



でも、恥ずかしさで大量の汗が出てきていい運動になったかも?



今度から身分証明書を持って走ろうと思った男です。。。(;´Д`)












さて、今回はマインドのお話しです。





私は最近、壁にぶち当たっています。。。



どうしても結果を出せない患者さんがいるんです。。。



皆さんもそんな患者さんいませんか?



いない先生はすごいですよね(._.)








その患者さんはけっこうヘビーです。。。



既往歴に、サルコイドーシス、アトピー、円形脱毛症、骨折数か所、陰部感覚障害、下肢のシビレ、腰痛です。



自分の身体がなんかおかしい事をご自分でも分かっておられて、なんとかしたいのに、、、



現在は病院に行ってあらゆる検査をしても異常無し、、、



でも身体はなんかおかしい。。。



7月に新たに事業を始める為に身体を整えたいと希望です。








正直言って、、、評価しても筋骨格系にはこれだ!と言う所は見当たりません。。。



私は内臓の施術を選択して治療しているんですが、、、



全く効果が出てきません。。。




治療後は、本人はあまり変化を感じられないのですが、私は手応えがあるんです。



しかし、なかなか思わしくありません。。。



内臓治療は時間がかかる事は百も承知ですが、、、



多かれ少なかれ、皆さんも似たようなことありませんか?



そんな時、どうしますか?







私はどうしたかと言うと、、、



7月までには結果を出します!



と約束してしまいました。。。(笑)



ハッキリ言って、今は全く治せる気がしませんん。。。



でも、約束してしまったのです。



それはなぜか?



人間は面白いもので、人からどう思われているのかが気になります。



誰だって嘘つきだと思われたくありませんよね?



特にムダにプライドが高い人は特にそんな傾向があります。



私もそうです(+_+)



ですから、その特性を利用して先に約束してしまうのです。



そうすれば、嘘つきにならないために何とかしようと全力で頑張るじゃありませんか?



そして、その患者さんから逃げる事が出来なくなります。



そして、もしその患者さんを改善出来た時、、、



自分はまた成長しているはずです。



自分の成長を早める為におススメの方法です。



治せそうもない患者さんにも、改善出来ます!と言い切ってしまいましょう。



そうすれば、あなたは強制的にその患者さんに対して全力で取り組むことが出来ます。



成長出来ます。







でも、治せなかったらどうするの?



という声が聞こえてきそうだ。。。



それは、治せなかったとき考えたらいいじゃないですか?



まず、あなたの元に来た患者さんに対して全力を尽くすことの方が大事なんじゃないですか?



その前に結果ばかり気にして全力を尽くせないなんて、、、



私は治療家として恥ずかしいと思います。



私の個人的な考え方ですが、、、









まあ、考え方は人それぞれです。



あなたはどう思いますか?













今回は以上です。



読んで頂いている勉強熱心な先生。



有難うございます(*´ω`*)



また次回。









おわり

肩こりで肩甲挙筋を頑張ってほぐしているあなたへ

2016-05-13 06:45:50 | 頸椎
よく考えてみて下さい。



どれだけほぐそうとしてもほぐれない、



または、なんとかほぐしてもすぐに元に戻ってしまう。



それにはこんな理由があるのですが、、、












どうも(^_^)



昨日の夜ご飯はカレーでした。



それは二日連続ですが、我が家はみんなカレーが大好き(^^)/



文句もありません。



そこで私が、



「二日目のカレーはおいしいね(^^♪」



と言ったら、、、



嫁さん「それはイヤミか!?もしくは昨日のカレーはうまくなかったってことか?<(`^´)>」



先生、私はどうしたらいいのでしょう。。。



耐える美学を追及し続ける男です(._.)














さて、今回も肩こりです。



なんか肩こりって言ったら大したことないと思われがちですが、、、



ところがどっこい、肩こりも重度になるととても悩みが深くなります。



頭痛や吐き気しまいには気分まで落ち込みうつ状態になることだって、、、



バカにせず我々セラピストが悩みが深い患者さんの役に立ちたいですね。








その肩こりを施術する時はこの肩甲挙筋へのアプローチは欠かせないのではありませんか?





この肩甲挙筋が過度に緊張すると、肩甲骨を挙上させ、下方回旋させます。



結果肩関節の運動制限だって起こる事もあります。



肩甲骨の動きが制限されるためですね。



じゃあ、頑張って肩甲挙筋を緩めればいいんだ!!



となりますが、、、なかなか緩まらない患者さんや肩甲挙筋らへんに直接痛みを訴える患者さん。



いませんか?



こんな患者さんは、実は肩甲挙筋だけが原因ではないのです。








では何処が原因なのでしょう?







それはズバリ、、、



腰方形筋です!



ここと肩甲挙筋もとても密接な関係性があります。


もちろん、全ての患者さんがと言う訳ではありませんが、、、









先程のような患者さんは、腰方形筋のリリースも一緒に行ってみて下さい。



もしかしたら、簡単に肩甲挙筋が緩むかもしれませんよ。



しかし、よくあるのが殿筋らへんも一緒に固くなってしまっている事もあります。



そんな時はしょうがない。



殿筋もリリースしましょう。








肩こりだからどうしても頸部周辺を治療対象にしか診れなくなりがちですが、、、



身体は全身つながっています。



木を見て森を見ずではいけません。



全身を治療対象として診るクセをつけていきましょう。











今回は以上です。



読んで頂いている勉強熱心な先生。



有難うございます(*´ω`*)



また次回。










おわり



肩こりで一生懸命に僧帽筋を揉んでいるあなたへ

2016-05-12 06:41:44 | 頸椎
正直言って困っています。。。



肩こりの間違った治療をしているセラピストが、



こんなにも多いなんて。。。



ここを診るだけで改善出来る事もあるんですが。。。













どうも(^_^)



最近、仕事場の担当患者さんに退職する事を少しづつ告げて行っているのですが、、、



私についてきてくれると言う患者さんがいる事に驚いています。



本当に自分なんて大したことないと思っていたのですが、、、



一生懸命やれば患者さんには伝わるんだと少し感激しています(T_T)



しかし一方で、一生懸命に嫁さんのご機嫌をとっても、、、



なかなか伝わらないんだと、肩を落とし落ち込んでいる男です(;´Д`)











さて、今回は肩こりです。



肩こり患者さんの治療について勉強して行きましょう。



皆さんは肩こりの患者さんに対してどのような治療を行っていますか?



僧帽筋をマッサージしていますか?



それは別に悪くはないですが、、、



でもそれだけなら別に治療のプロがやらなくても、、、



ちょっとマッサージが上手な素人の人も出来そうじゃありませんか?







まあ、それは置いといて、、、



確かに僧帽筋をほぐすのは必要かもしれません。





しかし、もっと効率的にほぐす方法があるとしたらどうですか?







その前に、一応言っておきますが、肩こりの原因は人それぞれで様々です。



肩甲骨が原因の人、骨盤が原因の人、足首が原因の人、内臓が原因の人、、、、



それを評価する事はとても大事ですよ。





しかし、今回は僧帽筋をマッサージするのをもっと効率的にする方法に絞ってお伝えします。



僧帽筋をマッサージしているセラピストが多いですからね。



うちのリハビリ室でも良く見かけます。。。



腕の筋肉のスジが見えるくらい力を入れて、肩を揉んでいます。。。



私はそんな事出来ません。。。



だって自分の手が壊れてしまいますよ(;´Д`)



商売道具を壊してあなたはどうやって仕事するんですか?と聞きたい。。。



まあ、やり方は人それぞれですからね。教えてもやろうとしないのではどうしようもない。。。










話しを戻して、、、



僧帽筋をほぐすときのポイントは、、、



ズバリ、胸鎖乳突筋です。





僧帽筋が緊張している人のほとんどがここも固くなって緊張しています。



ここをリリースした後に僧帽筋を揉んでみて下さい。



かなり楽にほぐせるはずです。



僧帽筋と胸鎖乳突筋も関係性が深いんですよ。



同じ副神経ですしね。



肩こりの人の治療で僧帽筋だけを揉んでもすぐに元に戻りますが、、、



胸鎖乳突筋を診ることによって違う結果が出ますよ。








今回は以上です。



読んで頂いている勉強熱心な先生。



有難うございます(*´ω`*)



また次回。









おわり

症例報告(膝の屈曲制限)

2016-05-11 06:31:41 | 
膝の屈曲制限を改善させるチャンスがここにあります。



実は、こんな所が膝の屈曲を邪魔しているんです。



皆さんはご存知ですか?









どうも(^_^)



嫁さんが髪の毛を短く切りました。。。



こんな時私は一番困ります。。。(T_T)/~~~



ただ、「キレイになったね(^^)似合うよ!」なんて言えないんです。。。



嫁さん「わざとらしい。ホントはそう思ってないんやろ!?(`・ω・´)」



。。。(;´Д`)



先生。私はどう答えたらいいのでしょうか!?



こればかりはいくら勉強しても答えが見つからない男です(T_T)












さて、今回は症例報告シリーズです。



前回に膝の屈曲制限の事を書いたのですが、昨日ホントに膝の屈曲制限の患者さんが来ました(笑)



これは「引き寄せの法則」でしょうか(;´Д`)






40代女性



主訴   

右膝関節が曲がり切らず正座が出来ない。右膝外側の痛みもあるが大腿から下腿外側のツッパリ感が強い感じ。歩行時に膝辺りがコキコキ鳴ると。

仕事

立ち仕事で、一日中立ちっぱなし。

受傷機序

気が付いたら出来なかった。徐々に膝がコキコキ鳴るようになっていった。

いつから?

1週間ほど前から






これで、膝窩のトリガーでもみつかれば、、、書いた通りになるではないか。。。



ムフフ( *´艸`)



しかし、そううまくもいかず、原因はちがっていました。



残念。。。



大腿外側のツッパリ感が強い事で、まずはやはりこの筋膜ラインの何処かを疑いました。



LL(ラテラルライン)です。




そして、評価対象はやはりまず殿筋群ですね。



腸脛靭帯につながる大殿筋とTFLははずせません。





そして腓骨筋もです。





やはりこの辺りが原因になっている感じです。



大殿筋をまずリリース。。。



そして正座させてみました。





患者「さっきよりは少しマシだけど、やっぱり出来ない。。。」



ではと、腓骨筋と腰方形筋をリリースし、脛腓関節のモビライゼーションを加えてみました。



そして再度正座させてみると、、、



患者「あっ、正座できる。でもまだ少しだけツッパリ感はあるけど、、、」



しからばと、、、臀部のインナー(中殿筋、小殿筋、梨状筋、大腿方形筋)までリリースし仙腸関節を少しだけ微調整しました。





そして、また再度正座させてみると、、、



患者「(*'▽')痛くない!!!」



そこら辺で時間が無くなったので、上肢までは診れませんでしたが、、、



こんな膝の屈曲障害もあるんですね。



治療後は膝がコキコキ言わなくなったと喜んでおられました(*´ω`*)



次回はどれだけ効果が持続したのか?



上肢や頚も評価してみたいですね(*´ω`*)










今回は以上です。



読んで頂いている勉強熱心な先生。



有難うございます(*´ω`*)



また次回。









おわり