明治時代の初め、廃仏毀釈の影響で寺から流出する文化財を守る為、
120年前に制定された古社寺保存法に初めて法律上「国宝」という言葉が
使われたそうです。
京都国立博物館と国宝、共に迎える120周年。長い待ち時間を覚悟の上で
行ってきました。
最初に迎えられたのは、一番新しい国宝「大日如来坐像」
「不動明王坐像」・「降三世明王坐像」
大きさと仏師の腕の見事さに圧倒。(写真はパンフレットより)
教科書で馴染みの「金印」
最前列で見るための待ち時間30~40分
大きさ2・3cmでは仕方ないので我慢して並ぶ。
PR大使 トラりん
本名 虎形琳之丞(こがたりんのじょう)
尾形光琳の幼名 市之丞にちなむもので
光琳が描いた虎をモチーフにしたものです。人気者でした。
他に 「縄文のビーナス」といわれている土偶、「長谷川等伯親子の障壁画」
「牧谿」「神護寺三像 肖像画」「永徳」「応挙」etc。
都合で三期だけしか見られなかったのが非常に残念でした。