大原フグ解禁！ ３０mポイントで良型連発スタート

随分と久しぶりの更新になり面目ありません。
この夏もタコ、タチ、スルメと釣りには出かけてはいたのですが…、
怠け者のためスルーしてしまいました。
わざわざ拙ブログに訪れてくださった方々に心よりお詫び申し上げます。



今年も10月1日(月)、大原港の二枚看板である
フグ、ヒラメ釣りが解禁となった。

1日は同港の定休日のため翌２日に予約を入れたが、
生憎の台風17号の通過によりやむなく延期。
定宿・孝栄丸の今期フグ初漁となる6日(土)に、満を持して馳せ参じた。

右舷ミヨシ1番に席を構え、右4人、左6人の計10人の釣り人を乗せ、
まだ薄暗い5時前に岸壁を後にする。



大型台風が通過して２日が過ぎているものの、
台風余波による大きなうねりが船足を弱める。
たっぷり1時間以上をかけて太東沖のポイントに到着。
水深は30メートルあり、フグ釣りでは“深場”といえる釣り場だ。



底は砂地のため根掛かりは心配ない。
アオヤギをたっぷり付け、船首前方に思い切り遠投する。
うねりが大きいため仕掛けを底にキープするのに難儀するが、
竿を上下させて底をとり、フグからの魚信を待つ。

すると、30メートルの海底から明確なアタリが到来。
深場のため通常より意識して強く、大きめにアワセを食らわすと…
「ギュイ～ン」と竿先が大きくもたげる。

素早くリールを巻き取り、2度目のアワセを入れれば、
「ゴ、ゴ～ン」とばかりに竿先を叩き始める。

巻き上げ中の抵抗もハンパない。
きつく絞めたはずのドラグが空回りするほど重くて巻き取れず、
上がってくるまでに2、3度手が止まった。

浮上してくる白い魚体を確認しニンマリ。
反動を付けて船上に抜き上げた本命は、
でっぷり太った30センチ級のメタボな本命。
いきなりのデカフグの登場に、思わず目尻が下がる。

船中でも満遍なくアタリが出始めたようで、
「いつもより糸を出して、仕掛けが底から離れないように意識して」
と船頭のゲキが飛ぶ。



流しっ放し、開始一時間ほどでツ抜けを達成。
ほとんどが25センチ級の良型で、手のひら以下はごくわずかしかない。
大型が揃うのも解禁直後ならではだ。

その後も1時間に10匹ペースで釣れ続き、
タルの中は底までフグで埋め尽くされ、真っ黒に。
終わってみれば、外道のサバフグを含めてジャスト50匹。
フグ釣りでは初めてお目にかかるマアナゴとアジの2匹が花を添えた。



うねりの残るタフコンディションでこの釣果だから、
もう少し浅場で海況がよければ、“定量早上がり” の声も聞けるはず。
今年も大原フグの釣況に目が離せない。











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