一匹の貴重な湾フグを無理やり一人前てっさ造りにする。
久しぶりに口にする湾フグてっさは、透明感のある身質が上品。
じんわりと広がる旨みは、水分の多い外房フグと比べて格が違う。
精一杯薄く切ったてっさは、わずか一匹では14、5切れにするのが関の山。
芋ロック1杯につき3切れの配当で酒肴とする。
“白いダイヤ”の白子の姿はなく、幻のままとなってしまった。
そこで、白子がなければ“真子”がある . . . 本文を読む
5、6年ぶりに、湾フグに会いに出かけた。
すでにガマガエル級の白子持ちが上がっているというから、
期待を膨らませて富津港・川崎丸から出船した。
船宿に着き、座席札を見ると17番、18番の札が2つあるだけ。
6時出船の1時間以上前だが…、甘かった。
大潮で10時干潮、風は北寄りの微風。
若い番号順に乗船するのだが、右舷トモからミヨシへ。
左舷トモからミヨシへと順に席が埋まり、
17番目のブービー . . . 本文を読む
塩糀ブーム、いまだ発酵中!
田舎の実家近くに暖簾を掲げる「糀屋本店」は
昨今の塩糀ブームの火付け役としてマスコミにも引っ張りだこの老舗。
拙ブログで紹介して以来、ネット通販でお取り寄せしたブログ仲間も少なくない。いまでも製造が追いつかず、出荷まで数週間待ちの人気商品になっている。
いつも実家に頼んで送ってもらっていたが、
たとえご近所さんでもすぐには手に入らないシロモノだとか。
それなら自 . . . 本文を読む
馴染みの居酒屋から、市場で活魚を仕入れる際に使用するトロ箱を頂戴した。空気を送るブクがしっかり収まるスペースもあり、釣り師にはうれしいシロモノ。釣った魚を活かしたまま持ち帰り、正真正銘の活き造りができるからだ。
ハナダイ4尾、マダイ1尾を活かし、凍らせたペットボトルを入れてお持ち帰り。
GW前半の混雑で帰宅するまで波崎から2時間強かかってしまったが、
トロ箱水槽のタイ君たちは何事もなかった . . . 本文を読む
前回2月の釣行から、実に70日ぶりに海に浮かぶことができた。
行けなかった理由はあれやこれやあるが、
ここ15年間では最も間隔が空いてしまった。
今年ようやく3度目の釣りが叶ったのは、昭和の日の29日。
誕生日の前後1週間は何回乗船しても半額でOKという
お得なサービスがうれしい波崎港の信栄丸から
鹿島沖でマダイを狙うひとつテンヤ釣りに出かけた。
視界3メートルの濃い霧に包まれた飯岡、
銚 . . . 本文を読む