塩糀ブーム、いまだ発酵中!
田舎の実家近くに暖簾を掲げる「糀屋本店」は
昨今の塩糀ブームの火付け役としてマスコミにも引っ張りだこの老舗。
拙ブログで紹介して以来、ネット通販でお取り寄せしたブログ仲間も少なくない。いまでも製造が追いつかず、出荷まで数週間待ちの人気商品になっている。
いつも実家に頼んで送ってもらっていたが、
たとえご近所さんでもすぐには手に入らないシロモノだとか。
それなら自分で作ってしまえと、かねてより実家経由で注文していた
塩糀の素となる「米糀」が、ようやくわが家にやってきた。
大分県産米を100%使用した1キロ入り米糀は1、150円。
これでおよそ2.6キロの塩糀を作ることができるから、かなりお徳である。
米粒一つひとつに花粉のような糀菌糸が纏わり付いている。
「麹」ではなく国字である「糀」の文字を使用する同店の拘りが垣間見える。
臭いをかぐと、甘酒の香りの後にバナナのような甘い香りが鼻をくすぐる。
保存する場合は、袋の口を開けたまま10度以下で保管すること。
賞味期限は2週間、と袋に明記されている。
300余年の歴史を持つ蔵で育まれた糀菌は、
まさに生きており、この時も発酵し続けているのだ。
作り方はいたって簡単。
塩:米糀:水は、1:3:4の割合で混ぜ合わせる。
米糀を手のひらでこすり合わせるようにして揉みほぐす。
ギュッと手のひらで握り締め、崩れない程度が目安。
米糀に加える塩は、糀屋女将オススメとして一緒に送ってもらった、
九州五島灘・崎戸島周辺の海水を100%使用して精製した
「にっぽんの海塩」。ふわっとしたキメの細かいあら塩で、
米糀との相性もバツグンだという。
両手で揉むようによく攪拌し、米粒一つひとつに塩をまぶすように
米糀と塩をしっかりと馴染ませる。
最後に分量の水を入れ、またまた攪拌するのだが、
ここでも手のひらを擦り合わるようにして米糀をシゴいていく。
女将曰く「美味しくな~れ、美味しくな~れ」と願いながら行うと、
米糀はしっかり応えてくれるそうだ。
揉み洗いした手はすぐに洗い流すのではなく
洗顔剤のように両腕に擦り付けてから洗えば、
不思議と肌がスベスベになるという。
出来上がった大量の塩糀は大型タッパーに入れ、
常温で1週間から10日間かけて熟成させる。
その間、1日1回はフタをあけ、ここでも例の呪文を唱えながら
空気に触れさせるように底に沈んだ米糀をよく掻き混ぜることが肝心。
こうして完成した自家製塩糀は、
あれこれの瓶に詰めると10数本の大漁となった。
このうち8、9本はウワサを聞きつけた友人のもとへとすぐに旅立ち、
わが家にとどまったのは大瓶入りと最小瓶のみ。
惜しむようにチビチビと使う自分が情けないが、
なくならないうちに釣魚を調達しなければと思う。
ついでに、「米糀」を追加発注してしまった。
糀屋本店の女将直伝の動画「塩糀の作り方」があるので、
こちらをご覧いただければ拙ブログより話が早い。
「釣りブログ村」ランキングに参加中。
↓下の「船釣り」ボタンをクリックして下さい。
どうぞ、よろしくお願いいたします!
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田舎の実家近くに暖簾を掲げる「糀屋本店」は
昨今の塩糀ブームの火付け役としてマスコミにも引っ張りだこの老舗。
拙ブログで紹介して以来、ネット通販でお取り寄せしたブログ仲間も少なくない。いまでも製造が追いつかず、出荷まで数週間待ちの人気商品になっている。
いつも実家に頼んで送ってもらっていたが、
たとえご近所さんでもすぐには手に入らないシロモノだとか。
それなら自分で作ってしまえと、かねてより実家経由で注文していた
塩糀の素となる「米糀」が、ようやくわが家にやってきた。
大分県産米を100%使用した1キロ入り米糀は1、150円。
これでおよそ2.6キロの塩糀を作ることができるから、かなりお徳である。
米粒一つひとつに花粉のような糀菌糸が纏わり付いている。
「麹」ではなく国字である「糀」の文字を使用する同店の拘りが垣間見える。
臭いをかぐと、甘酒の香りの後にバナナのような甘い香りが鼻をくすぐる。
保存する場合は、袋の口を開けたまま10度以下で保管すること。
賞味期限は2週間、と袋に明記されている。
300余年の歴史を持つ蔵で育まれた糀菌は、
まさに生きており、この時も発酵し続けているのだ。
作り方はいたって簡単。
塩:米糀:水は、1:3:4の割合で混ぜ合わせる。
米糀を手のひらでこすり合わせるようにして揉みほぐす。
ギュッと手のひらで握り締め、崩れない程度が目安。
米糀に加える塩は、糀屋女将オススメとして一緒に送ってもらった、
九州五島灘・崎戸島周辺の海水を100%使用して精製した
「にっぽんの海塩」。ふわっとしたキメの細かいあら塩で、
米糀との相性もバツグンだという。
両手で揉むようによく攪拌し、米粒一つひとつに塩をまぶすように
米糀と塩をしっかりと馴染ませる。
最後に分量の水を入れ、またまた攪拌するのだが、
ここでも手のひらを擦り合わるようにして米糀をシゴいていく。
女将曰く「美味しくな~れ、美味しくな~れ」と願いながら行うと、
米糀はしっかり応えてくれるそうだ。
揉み洗いした手はすぐに洗い流すのではなく
洗顔剤のように両腕に擦り付けてから洗えば、
不思議と肌がスベスベになるという。
出来上がった大量の塩糀は大型タッパーに入れ、
常温で1週間から10日間かけて熟成させる。
その間、1日1回はフタをあけ、ここでも例の呪文を唱えながら
空気に触れさせるように底に沈んだ米糀をよく掻き混ぜることが肝心。
こうして完成した自家製塩糀は、
あれこれの瓶に詰めると10数本の大漁となった。
このうち8、9本はウワサを聞きつけた友人のもとへとすぐに旅立ち、
わが家にとどまったのは大瓶入りと最小瓶のみ。
惜しむようにチビチビと使う自分が情けないが、
なくならないうちに釣魚を調達しなければと思う。
ついでに、「米糀」を追加発注してしまった。
糀屋本店の女将直伝の動画「塩糀の作り方」があるので、
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前回仕込んだ1kgはお嫁に行ったり、我が家での消費スピードアップにより残り少なくなってきました。
そこで今度は2kg作るべく、米麹を発注いたしました。最近調達している岐阜の麹屋さんでは5月以降気温が高い時には製造しないそうです。
最近は塩麹をフードプロセッサーで細かくペースト状にし、チューブ容器に入れて使っております。そうすると奥方様も気軽に使うようになり、消費速度が早まったという訳なんです。
粒々タイプとペーストタイプを使い分けると便利ですよ。
米糀までも郷里から取り寄せ、塩糀を手作りしましたか(^^)。
塩糀2.6キロの量もそうですが、手間ヒマを厭わない、その熱意に脱帽です(^^;;)
この塩糀で魚を美味しく食いたい! 当然モチベーションが高まりますよねぇ~♪まさか、フグの白子じゃないと思いますが(^^)
インターネットの納期に恐れをなして近所のスーパーで購入した「塩麹」。これでもじゅ~うぶん美味いんですが、見てくれからして全く違います。
さぞやいけるんでしょうね~。(笑)
コメントありがとうございます。
返信が遅くすみません。
ペーストタイプはいいかもしれませんね。
ドレッシング代わりに野菜にかければ旨いでしょう。
先日のTVでもやっていましたが、まだまだ塩糀ブレイク中! 目が離せません。
コメントありがとうございます。
返信が遅くすみません。
そうなんです。ウズウズしてて堪りません。
それで週末に行ったのですが…、時間がとれずにアップできません(悲)
すでにタイミングずれで…。トホホな状況です。
コメントありがとうございます。
返信が遅くすみません。
スーパー売りなどは平積みで、要冷蔵じゃなくて大丈夫?って思いますが…。
やはり糀菌が命ですから、自分で手塩にかけて作ったものは旨いっす。
作り方は簡単ですから、ぜひ一度お試しあれ。
「ナントカ本店」さんは有名になりすぎたのか購入し難くていけません。^^;
コメントありがとうございます。
おぅ、肥後産ですか。よかじゃないですか?
例の老舗は家族だけでやっているから
大量生産は難しいんでしょうね。
塩糀レポを期待していますよ。