外房のヤリイカがこの時期、早くも好釣で賑わっている。
釣り場は海中公園沖の水深120m前後。勝浦漁港から航程17、8分と至近距離で、
初栄丸では浅場のメバル&カサゴとの変則贅沢リレー釣りで出船と聞き、
急遽木曜日に休みを取り釣友K君と乗船した。
釣り場が近いため、5時半集合とゆっくりできる。そうは言っても、そこは釣りバカの性。
4時起きでOKなのに1時半に目が覚めてしまった。眠りたいのに、眠れな . . . 本文を読む
フグ料理の旨さに異論を唱える人は少ないだろう。
てっさ、てっちり、しゃぶしゃぶ、唐揚げ、一夜干し…。
ショウサイフグの場合ヒレにも毒がありご法度だが、
良型フグの尾ビレでヒレ酒を試したこともある。(当然、自己責任)
一味を効かしたモミジおろしと刻んだ万能葱をたっぷり入れたポン酢に浸し、
フグで葱を挟むようにしてワシワシとしわぶる。
他の刺身は連食するとあまり食指が動かなくなるが、てっさだけは別 . . . 本文を読む
竿をギュッと煽ったときに、ガツンと竿先に負荷がかかる釣り物は、何とも面白い。
アオリイカ、スミイカ、アカイカ、マルイカなどのイカ類や手バネのエビタイ。
タコ釣りも竿ではないけれども、これらと同じ釣趣がある。
なかでも、フグのカットウ釣りは「ギュッ&ガツン系」のなかでも1、2を争う面白い釣りだと個人的に思っている。
そんな麻薬的な「ガツン」の快感を味わうために7日(土)、大原漁港・孝栄丸に乗船した . . . 本文を読む
「ヒラメ釣りはエサ付けが肝心」とよく耳にする。
活きエサのイワシに親鈎を掛けるには、鼻の穴に通す「鼻掛け」がイワシへの負担が軽く
ベターと言われるが、鈎先に小さな光玉(ストッパー)を付けていても、しばしば鈎先が
エラ下に刺さったり、目に突き刺さったりしてイワシが弱ってしまう。
なにより、鼻掛けは鈎が外れやすく、仕掛けを上げてみると、背中に打った孫鈎は刺さっ
ていても親鈎は外れていたという苦い経験 . . . 本文を読む
「爆弾低気圧」の冬の嵐が、また週末を襲った。
1月31日はフグ釣りのはずだった。
2週連続今年3度目の「出船中止」。
不幸中の幸い? か今回は大荒れが予想され、
2日前に船頭の苦渋の決断が下った。
遠足中止になった子どものように悶々とする釣り人も悲しいが、
書き入れ時の休日に痛手を被る釣り宿は、さらに切実なものがある。
「漁師殺すにゃ刃物は入らぬ。雨の三日も降ればよい」
雨の日はカッパを . . . 本文を読む