トロ~リ、ねっとりと、口の中で渦を巻くように広がるフグの白子の旨さ。
本場・下関では「白いダイヤ」と賞賛されるほど高価なものであり、
トラフグのそれは、ちょっとした料亭で食せば一ハラ2、3千円はくだらない。
この時期、釣り人の特権で味わうことができるのが、ショウサイフグの白子。
最上級のトラフグにも引けを取らない感動的な味は筆舌に尽くしがたいものがあり、
釣りを趣味にして本当に良かったと実感する . . . 本文を読む
前回の釣行以来、好釣果が続いている勝浦沖の浅場での根魚五目。
当地でセグロ、ヘシコと呼ばれるカタクチイワシをサビキで“現地調達”し、
それを活きエサに胴付き仕掛けで根に潜む高級根魚を狙う釣り方だ。
対象魚種はクロメバル、カサゴを本命に、アヤメカサゴ、マハタ、アカハタ、
クロソイ、さらに根周りではヒラメまで期待できる。
特にメバル、カサゴは30㎝級の尺モノも珍しくなく、
16日には37㎝の超特大メ . . . 本文を読む
今季3度目となるイサキ・アカイカのリレー釣りに12日(金)、
釣友K君と大原漁港・孝栄丸に乗船した。
前日夕刻に予約した時点では我々2人だけで、これは大名釣りかと思ったのは甘く、
港に着くと先客が6人もいて、リレー釣りの人気の高さがうかがわれた。
予約順の特権で、釣り座を空けておいてくれた右舷トモに並んで座ったが、
これがまたまた結果的に裏目に出てしまうとは…。
濃い霧がたなびく海上をたっぷり1 . . . 本文を読む
外房大原沖のフグ釣りは、産卵期を迎えるため4月一杯で禁漁となる。
ことし「80匹定量沖上がり」の報は数えるほどしかなかった気がするから、
乱獲を防ぐ資源保護の観点から禁漁には諸手を挙げて賛成する。
一方、フグの産卵といえば、呑兵衛釣り師は当然「白子」を連想する。
一年中出船する東京湾のフグ船の釣果で「白子率7割」などと聞こうものなら、
トロリととろける白子に纏わりつくように口中に唾液が広がるどこ . . . 本文を読む