大ダイが潜む岩船沖のポイントは水深20~45メートル。
K君の最新兵器・探検丸ミニを見せてもらうと、
鋸の刃のようなギザギサが連なり、根掛かりに注意が必要だ。
テンヤを6号に交換して気分一新、タイからの魚信を待つ。
大原沖では見られなかったエサ取りのアタリが出るようになり、
緊張感は高まるものの、上がってくるのはベラ、ウマヅラなどの外道ばかり。
しばらくして、ようやくK君にタイらしい弾力的なア . . . 本文を読む
「ジリジリ、ジ~~」
道糸が滑り出し、ドラグが唸るように悲鳴を上げる。
興奮のアドレナリンが全身を駆け巡り、慌ててふんどしを締め直す。
釣り人の闘志を掻き立てる心地よい効果音であると同時に、
死に物狂いでハリを振り外そうとする魚からの警告音でもあるのだ。
大ダイの強烈な引きに耐えるK君
竿でため、リールでいなし、なだめすかして魚の抵抗を鎮める。
やがて海面下から泡ブクを放ちながら白い魚体が . . . 本文を読む
この時期に旨い刺身といえば、上品な脂を蓄えた寒ビラメがある。
うまくすれば高級外道のマハタも交じるかもしれない。
さらに、近ポイントで高級魚アマダイも狙う豪華リレー釣りが出船中。
と聞けば連休明けのチマチマとした仕事は手につかず、
ゴリ巻きでスケジュールを調整して2月某日、
小湊港・寿々木丸から久しぶりに平日釣行に出かけた。
雪に見舞われた3連休前後の不安定な天候も、
当日は終日お天気マーク . . . 本文を読む
のっけから、オニカサゴの大胆なポーズでご挨拶。
小オニでも雄々しくご立派本舗のツラ構えに、素人包丁の腕も奮い立つ。
いつ釣ったオニなのか忘れてしまうほど日が経っているが、
釣りにも行けないのでシコシコとアップする。
豚サバ=大マサバの稀有な美味に圧倒されたとはいえ、
美味なことで誉れ高く、最近数多の釣りブロガーを魅了しているオニカサゴ。
小さくとも成長の遅い苦労魚だけに、骨の髄までしわ . . . 本文を読む
相変わらずの怠けグセで、前回の釣りの続編が滞ってしまった。
これと言って特筆することもないので、さわりだけ。
大マサバの極上刺身の味を想像しながらの本命オニ狙いは、気もそぞろ。
とはいえ、用意した特エサを含む3本バリ仕掛けで臨むが、
一時間たっても一向にアタリなしの沈黙状態がつづいた。
オニカサゴ仕掛け(クリックで拡大)
前週には幻魚のアラがあがったという水深180メートルから狙い、
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