「旨いアナゴは明石産に決まっとるがな」
「いや、広島ん瀬戸のアナゴが一番じゃけんのう」
古今東西、昔も今も、アナゴに限らず食材に関しては
ことのほか「オラが国が一番」と譲らない人が少なくない。
それに習えば、「てやんでぇ、江戸前を忘れちゃいけないヨ」だろうが、
現代風に言えば「てか、東京湾が一番っしょ」となる。
今季久しぶりの豊漁に沸く東京湾の夜アナゴ。
天然魚の味には口の肥えたプログ仲間の . . . 本文を読む
木更津・牛込沖の夜アナゴが、キラめくネオン街のごとく賑わいを見せている。
アナゴは個人的に釣り物の肴のなかでは5指に入る旨さと信じており、
白焼き、煮アナゴ、骨せんべい、と呑兵衛釣り師にはたまらない。
キス・アナゴのリレー船が始まったら繰り出そうと狙っていたが、
前日の釣果をのぞくとトップ80匹、次頭51匹、3番手27匹。
腕の差が歴然と出る釣り物だが半数以上が二桁だったというから、
釣座右の . . . 本文を読む
釣って面白く、食べて美味しいマルイカは、今シーズンもあまたの釣り人を魅了している。
にほんブログ村でお馴染みのコチラの方やアチラの方の熱きパフォーマンスに刺激され、
両手で空を切るイメージトレーニングに精を出す釣り人も少なくないだろう。
GW前から小湊沖マルイカの釣果を口にする声があれこれとかまびすしい。
それではと重い腰を上げ、連休中の波崎での消化不良を解消する目的もあって、
5月8日(土)、 . . . 本文を読む
犬吠沖の大型ハナダイと良型ホウボウは、
いつものことながら定番の刺身で堪能した。
“ハナッコ”と呼ぶには気の引ける1.2キロのハナダイは、皮を引くと脂が浮き立つほど。
独特のタイ臭さはなく、噛むほどに深い甘みが喉の奥底に広がっていく。
一方、ホウボウはこのところ頻繁に食卓に登場するため
家人からは「また~ホウボウなの」と、ホウボウの如くグー、グーと
罰当たりな言葉を浴びせられる魚に甘ん . . . 本文を読む
ゴールデンウィーク恒例の「鹿島灘カレイ詣で」。
今年は常磐カレイが絶不調、船中でも数匹しか揚がらないとか。
代わりに黒潮の急接近の恩恵を受けカツオ船が大繁盛だという。
初ガツオの食味には大いにそそられるが、ルアー釣りには二の足を踏む。
そこで、波崎地区でも流行の一つテンヤ船をスタートさせると聞き
千葉のご隠居とムラさん、それにノビさんに付き合っていただき、
5月1日に波崎港・信栄丸から出船した。 . . . 本文を読む